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【'19 欧州CL女子】QF① 🇹🇷エジザ vs 🇮🇹イモコ戦

こんにちは。戸隠です。
アカウントを作ってはや1日。早速note書いてみたいと思います!
実はバレーの試合のレビューは今回が初となります。色々とお見苦しい点もあるかと思いますが、どうぞ最後まで読んで頂ければ幸いです。
表示文字サイズを小さくすると読みやすくなるかもです!


さて、今日扱う試合は欧州チャンピオンズリーグ女子、準々決勝第1試合。
それぞれ国内リーグで現在首位につけるチーム同士、🇹🇷
Eczacibasi VitrA ISTANBUL
(エジザ)と🇮🇹Imoco Volley CONEGLIANO(イモコ)の対戦。
言い換えれば🇹🇷トルコリーグのトップ vs 🇮🇹イタリアリーグのトップ。面白い対戦カードです。

※欧州チャンピオンズリーグ......ヨーロッパの各国を代表して選ばれたトップレベルのチーム同士が、クラブシーズンを通して国境を越えて戦うビッグトーナメント。いわゆる欧州大陸のクラブチャンピオンを決める大会で、各国での国内リーグとは別に隙間を縫うような日程で行われる。
ホーム&アウェーの総当たり方式の予選を突破した8チームが抽選で組み合わせられ、それぞれがまたホーム&アウェーで試合をし、トーナメントで優勝を決定する。3-2-1p制で、勝ち点が多い方が勝者。

まずはスタメンから。


🇮🇹Imoco S6スタート (L🇮🇹デジェンナーロ)

🇮🇹シッラ   🇵🇱ヴォウォシュ  🇳🇱デクライフ
🇮🇹フォリエ  🇭🇷ファブリス    🇺🇸ヒル 
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 
🇰🇷ヨンギョン  🇷🇸ボシュコビッチ   🇷🇸クルスマノビッチ
🇺🇸ギブマイヤー  🇹🇷ディリク   🇺🇸ラーソン

🇹🇷Eczacibasi S6スタート (L🇹🇷アコズ)

この時点で既にワールドワイドのオールスターゲームなんじゃないか?というくらいの多国籍軍っぷり(笑)。試合はエジザの🇺🇸ラーソンのサーブから。


《第1set 序盤》

序盤はお互いに緊張の出だしといった感じ。
エジザは、🇺🇸ギブマイヤー🇰🇷ヨンギョンといった良いジャンプフローターを持つ選手がしっかりと選手の間を正確に狙い、S🇵🇱ヴォウォシュに綺麗なパスを返させず。そしてラリー中も前衛の高い選手がきちっとワンタッチかけたボールを後衛のリベロがつなぎ、ハイセットを🇷🇸ボシュコビッチまたは🇰🇷ヨンギョンへ。
一方のImocoの方もホームゲームということもあり、🇮🇹シッラがレフトからスパイクを決めると会場は大盛り上がり。🇵🇱ヴォウォシュのサーブがこれまた相手の嫌なところに落ちたりと、連続得点の奪い合いの幕開けとなりました。

★このセットの序盤に印象に残ったプレーは🇮🇹シッラのバックレフト攻撃&🇺🇸ヒルの21クイック助走!

ImocoのS5。レセプションアタックがワンタッチかけられて拾われてしまい、エジザのトランジション。相手Sが2段トスを前衛レフトの🇰🇷ヨンギョンに上げますが彼女はこれをフェイントしてきます。
ここからです。
エジザのレフト側(Imoco自陣ライト側)からのフェイント攻撃に対してImocoはオフブロッカーマンアップフォーメーションを発動。自陣でレフト側のブロック役を買っていた🇺🇸ヒルがオフブロッカーとなって前に詰め、🇰🇷ヨンギョンのフェイントを拾います。拾った位置は2枚ブロックの脇=フロントゾーンのスロット0あたり。ほぼ真上かつやや高めに上がった1stに対して自陣後衛ライトを守っていたS🇵🇱ヴォウォシュがススっと前に出てきて上げたのはなんと🇮🇹シッラの41Bick!
エジザ側は完全に虚を衝かれ、ブロッカー(🇷🇸ボシュコビッチと🇺🇸ギブマイヤー)はセットが上がってボールが頂点に差し掛かろうとするまで🇮🇹シッラの存在に気づけませんでした。結果🦀カニステップ&遅れたブロックの上を抜かれて空いていたゾーン(以下Z)5の角に叩き込まれたのでした。
🇮🇹シッラはこのラリーの🇰🇷ヨンギョンのフェイントの場面で🇺🇸ヒルが1stを拾いに行った時点で既にバックレフトへの移動を開始し、その1stタッチボールが頂点に差し掛かる頃にはもうZ5で助走調整のステップに入っています。1st Tempoのレフトからのバックアタックの動きが完全に染み付いていると言えるのかな。すごい...。

さらにこの場面でもう1つ、オフブロッカーとしてマンアップした🇺🇸ヒルは1stを触ったスロット0あたりのフロントゾーンから一旦アタックラインまで下がり、そこから21クイックの助走に入ってます! 🇺🇸ヒル本人は最後はクイックには跳ばずに🇮🇹シッラのBickのブロックフォローをする形になりましたが、この場面、エジザ側のMB🇺🇸ギブマイヤーは最終的に🇮🇹シッラのバックアタックに跳びはしますが🇺🇸ヒルに意識を引きつけられて遅れてしまい、十分に高さを出せずにヘルプとの隙間を空けてしまっていました。
そうするとこの🇺🇸ヒルの行動は結果的に、自らイレギュラーな行動をとることで、相手ブロッカーの意識を「え?ヒルがクイック打ってくる?」という意外性に確実に引きつけ、自身よりもさらにイレギュラーな行動をとる🇮🇹シッラから"より相手の意識を遠ざけた" =「 🇮🇹シッラのレフトからのバックアタック」というイレギュラーだがアタッカーには少々難易度の高い攻撃の成功率をより上げるべく、相手ブロッカー惑わす(こっちのやろうとしてることにたどりつかないようにする)ための"ノイズ"の役割をきちんと果たしていたと言えるかなと。OHの🇺🇸ヒルがほんとにクイック打つところも見たかったですけど(笑)。

この時🇷🇸ボシュコビッチも自陣ライト側にはステイしていたので、僅かながらに「Imocoがレフトから何かしてくるかも?」という意識があったのかもしれません。ただ私はそれを予想していたというよりは、"自陣のライト側ゾーンをブロックガラ空きにするのはいけない"という、システムに従ったゆえの行動だったんじゃないかと思うのですね。もう少し言うと、たとえ何かやられたとしてもライト側にブロッカーがいればなんらかの対処はできるよな、という一種の"安全策"をとったのではないかなと。結果的にこの🇷🇸ボシュコビッチの判断は当たってました(当たってたと言っても最後は失点してるわけですが、裏目に出ることはありませんでした)。もしも相手のレフトはないと決めかかっていたのならば、彼女はもっとMB側に寄せていたはずでしょうから。そこはバンチリードのシステム通り動くことを徹底しているんだなと。
その🇷🇸ボシュコビッチですが、(映像で見る限りは)彼女も🇺🇸ギブマイヤーも、少なくともトスが上がった直後までは🇮🇹シッラのことは全く見ていません。🇺🇸ギブマイヤーが🇮🇹シッラを視界にいれたのは🇵🇱ヴォウォシュがレフト側を向いてそっちにトスを放ったあと=🇮🇹シッラがもう踏切動作を完了した時点、🇷🇸ボシュコビッチが🇮🇹シッラに気付いたのはそのトスが自分の目の前でクイック助走に入ってきた🇺🇸ヒルの頭上を通過した時点です。おそらく🇷🇸ボシュコビッチは🇵🇱ヴォウォシュのレフト側へのセットを見て、"ボールが自分のブロック担当ゾーンにやってきた"というところまでしか認識できてなかった or 目の前で動いてる🇺🇸ヒルが何かやってくると予想はついたが、バックアタックを仕掛けてくるとまでは思っていなかったのでしょう。バンチリードの基本ポジションに戻ってから一歩だけ相手レフト側に動いているあたり、🇷🇸ボシュコビッチは🇺🇸ヒルを警戒してたんだと思いますが、トスはその走ってきた🇺🇸ヒルの上を通過していく...。その時点で一瞬戸惑ったのではないかと。

🇷🇸ボシュコビッチ「(お?レフトに上がったな...。...え?🇺🇸ヒル打たない...? でもトスはこっちに...。......!!バックアタックか!!)」みたいな。

しかしギリギリで気付いてからなんとかスタンディングで跳ぶも、もう既に全力助走で跳んできてる🇮🇹シッラに叶うはずもなく。あれには🇷🇸ボシュコビッチも「やられた...!」と思ったことでしょう。相手ブロッカーを後手に回すことになったImocoのレフトBick作戦、大成功ですね〜🎉

🇯🇵V.LEAGUEだったらまず↑こんなプレーは出ないですよね。たとえ咄嗟の判断でレフトに上げたとしてもZ5を守る選手がとてててて〜と詰めてきてアンダーでポーンと高く返すか前衛ライトの選手を狙ってチャンスボール返球でしょう。
アウトオブシステムになろうとも攻撃の手が尽きない。他の選手のために攻撃面で手を抜かない選手がいる。常に4枚攻撃を極力揃えるコンセプトが存在する。こういう臨機応変なプレーほんと好きです!これを平然とやってのけるからImocoは面白いんですよね〜。

あ、あとついでに1つ気づいたのですが。
アタックラインより前でリベロがオーバーハンドで1st触ったボールをSがツーする『バックプレーヤーの反則』。あれはリベロがたとえフロントゾーンの地面に足をついていなかろうとも(バックゾーンの空中で触っても)フロントゾーンで踏切をしてオーバーで上げた(そしてSがツーした)時点で反則に含まれちゃうんですね。S🇹🇷ディリクは、リベロが地面から足を離して(跳んで)オーバーで1st触ったのを見てからツーに踏み切ってたように見えたのですが、彼女は正しいルールを履き違えていたのかな?
まあこの場面、主審のハンドシグナルは『バックプレーヤーの反則』でしたが、ツーアタックが直接アウトになってしまったためにS本人には反則の記憶は残ってないのかもしれませんが。逆セルジオで失点するとはなかなかアh......レアなシーンでした。

《第1set 中盤〜終盤》

1stTTO前の時点ではフロアディフェンスが拮抗している印象でしたが(ワンハンドレシーブ多発とか!)、中盤以降はエジザのサーブがまた勢いを増しきてましたね。Imocoの🇮🇹ティロッツィや🇭🇷ファブリスの強力なジャンサー陣も崩しはしてましたがブレイクにはあまり繋がらず。一方のエジザはジャンプフローターながらネットを越えてから変化して落ちる、レシーバーが触れた瞬間にあらぬ方向へ低い軌道で飛んでいくエースサーブを連発してました。

1set目の後半の勝負を分けたのは、サーブの他には攻撃層の差だったと思います。🇮🇹シッラが前衛にいるうちに点を稼いでおきたかったImocoでしたが、🇷🇸ボシュコビッチが前衛でいる時にはガンガン使い、バックアタックで🇰🇷ヨンギョン・前衛でも🇺🇸ラーソンが決めてくるエジザには叶わず。要所で🇭🇷ファブリスがミスって相手を乗らせてしまい、最後も🇭🇷ファブリスの11Bickがネットを超えずにsetを取られてしまいました。🇺🇸ヒルがもっとボコボコ打ってたら結果違ったのかもだけど。


《第2set》

このセットはサイドアウトの応酬って色が強かったかな〜。
ブレイクになったのは大体相手のスパイクミス。🇭🇷ファブリスが吹かしたり🇰🇷ヨンギョンが吹かしたり🇷🇸ボシュコビッチがアタックライン踏んだり...。
第1setに比べるとあんまりトリッキーなところとかはなく、しかしつなぎが半端ねぇ〜!っていうほどでもなく。お互いのインシステムでのサイドアウト力勝負って感じだったかな。

★ただ面白かったシーンはありました。OP🇭🇷ファブリスのダブルクイックです。

Imoco、S1でよくこれやるんですよね。🇭🇷ファブリスがどこからでも打てるOPだというのが大きいのでしょうが、🇹🇭タイなんかがよくやるコンビネーションを欧州のトップチームで見られるってね。なんか面白いですよね。笑。

話を戻してWクイック。
ImocoのS1で相手サーブが3枚レシーブの真ん中で構えてたリベロ(位置的にはZ1とZ6の境界あたり)に行き、これがAパスに。と、ここでスロット1に入ってきたMB🇮🇹フォリエとスロット3に入ってきたOP🇭🇷ファブリスによるWクイック発動!そしてS🇵🇱ヴォウォシュは🇭🇷ファブリスにあげる!
しかしトスは低めのダイレクトデリバリーに!
強打はできそうにないと判断した🇭🇷ファブリスはなんとかプッシュしようとするーーーー。


はい。🇷🇸ボシュコビッチに捕まる〜〜笑


いや、Imocoが、🇭🇷ファブリスがすごい!みたいな書き方をしてちょっと煽りましたが、このシーンは🇷🇸ボシュコビッチがナイスだったと個人的には思ってます。

🇭🇷ファブリスはこのクイック助走開始時にはサイドラインに立ってますから、そこからスロット3までスライドアシストをやってのけてるんですね。しかも実はこの場面、リベロが1stタッチをした瞬間に、サーブレシーブで自陣レフト側の広範囲を守っていた🇺🇸ヒルがすかさずZ5に移動して51Bickの助走に入ってきており、🇮🇹シッラのC1と合わせて4枚攻撃が実現されています。
すなわちImoco4枚 vs エジザ3枚。🇺🇸ラーソンが🇮🇹フォリエにつられて、🇹🇷ビシュラが全然反応遅れてることを考えれば、エジザ側としては🇷🇸ボシュコビッチ1枚 vs 31クイック🇭🇷ファブリス&51Bick🇺🇸ヒルの2枚という数的不利な状況だったわけで。そこを慌てずにきちんと🇭🇷ファブリスの入ってくる前の位置にステイし、トスの軌道から上がる先を確信して落ち着いてプッシュを抑えに行っている🇷🇸ボシュコビッチ。第1setではレフトからのバックアタックにしてやられる場面がありましたが、きちんとトス/トス軌道を見ることは徹底していた。冷静でしたね。お見事👏

もしここで🇺🇸ヒルが打ってきたとしても🇷🇸ボシュコビッチはたぶん大して気にしなかったでしょうね。奇襲は奇襲、と。そういう"割り切り"が見て取れました。(まあ51Bick打たれたとしても彼女は一歩大きいので🦀カニステップでもワンタッチかけられたかもしれないですが)

このセットは他にも、
・🇺🇸ラーソンがなぜか相手がフェイントしようとしてきてるわけでもないのにオフブロッカーマンアップした結果🇮🇹シッラにクロス強打打たれて失点したのとか
・代わって入ったエジザのMB🇹🇷ビシュラ、オーバーハンドのレセプション上手いなとか
・Imocoは🇳🇱デクライフが31の囮に入った時はかなりレフト平行の決定率高いんだなとか
・ImocoもS4, S3で🇹🇷ワクフがやるような台形シンクロ4枚位置差攻撃/2枚バックアタックやってきてるなとか
・🇰🇷ヨンギョンのジャンフロはやっぱりいいなとか
・🇹🇷ディリクがSet序盤短いトス連発してOHが決まらなかったのに、終盤2枚替えで🇹🇷ガムゼ入れたらちゃんと伸ばすトスになって🇺🇸ラーソンがえらく決まるようになったんだから最初からそれで行けよ!とか

いろいろありましたが、まあ.......割愛で。笑


《第3set》

さあ第2セットも接戦で落として2set先取されたぞ。ということで気合いを入れ直したいImocoでしたが...。

序盤に連続得点して先にエジザにTOを取らせたものの、TO明けからまたエジザのサーブが火を吹いてきましたね。
エジザは前衛OH狙いを徹底。特に🇮🇹シッラに対してはImocoS1での🇺🇸ラーソンのサーブが光りました。前後に揺さぶるサーブで本人を攻撃参加させず、かつBパス以下になるので🇵🇱ヴォウォシュのセットも丁寧ではなくなり、Imocoにスパイクミス・コンビミスが連続。さらに直後にトドメのエースを1本、ついに🇮🇹シッラを下げさせることに成功します。

一方のImocoはSのトスが精細さを欠きトランジションでのミスが連発。しかも相手は🇷🇸ボシュコビッチが前衛なのでじゃんじゃんブロックを利用されてラリーを取られる。
Imocoは🇮🇹シッラ→🇮🇹ティロッツィの交代に続いて、MB🇮🇹フォリエ→🇮🇹ダネージ、OP🇭🇷ファブリス→🇺🇸ロウと大幅にメンバーを変えてきましたが、残念ながら大勢に影響することはなく。逆にドタバタした攻撃をエジザに見切られて、自分たちもミスを蓄積していってしまい、気づいたらマッチポイントに。
1度は🇺🇸ロウの前衛C1でサイドアウトを取り、厄介なことで定評のある🇮🇹ダネージのサーブまで回すことができましたが、これを🇺🇸ラーソンがしっかりと返してSは前衛ライトの🇷🇸ボシュコビッチに。しっかりとレシーバーの間のクロスに打ち込んでゲームセットとなりました。

このセット、Imocoに取れるチャンスがなかったなんてことはないと思います。サーブで2点、アタックで5点の計7失点しながら、点差は22-25の3点差。むしろ前半の流れを引き継いで行けば普通に取れたセットだったかと。

ならばなぜ取れなかったか。個人的には要因は2つ。
・🇺🇸ラーソンのサーブが非常に効果的で対応に苦しんだ
・🇳🇱デクライフと🇮🇹フォリエのブロードが通用しなかった(完全に対応されていた=突破口にできなかった)
だと思います。

今季Imocoを見ててずっと思ってることなんですが、🇵🇱ヴォウォシュはブロードが一度失敗するとなかなか次ブロードに上げるのを躊躇う、もしくはきちんと打てるブロードのトスを上げられなくなりやすい気がします。決まる時はガンガン決まるんですが、1度止められたり続けて引っ掛けられたりするともう、再びブロードを通用させることができなくなるような。そうするとサイド(おもに🇭🇷ファブリス)頼みになってしまって包囲網を敷かれて負ける。このパターンが多い気がします。

今日はなぜか🇮🇹ダネージがベンチスタートでしたが彼女に前衛時に11を打たせまくってたらまた違った展開になってたんじゃないかなと。いろいろと考えてしまいました。


《総じて》

ということで、試合結果はエジザのストレート勝ちとなりました。

🇹🇷Eczacibasi VitrA ISTANBUL  3 - 0 🇮🇹Imoco Volley CONEGLIANO

女子バレー世界トップリーグ国中のトップ同士の対決だったのでもうちょっと縺れるかな?と思いましたが、勝負所でのミスの少なさ・チームの質としてはやはりエジザが上回ってましたね。(主軸にベテランが多めなのもあるかもですが)

試合を通すと、エジザの勝因はやはりサーブの質が落ちなかったことかなと。
強いて言うのならば、相手が仕掛けてきたことに動じない、即対応してみせるベンチと選手の組織力の高さもあるかも...。

この2つ。個人的には🇹🇷トルコ勢と🇮🇹イタリア勢の差をそのまま表してると思うんですよね...。サーブにしてもディフェンスシステムの完成度もそう。勝負所でのメンタル/チームメイトによるフォロー(カバー)力......etc
🇮🇹イタリア勢だってもちろん素晴らしいチームたちだらけなんですが、それでも🇹🇷トルコ勢はさらにその上を行ってるなという印象でした。

ただエジザもこの試合はMBをろくに活かせておらずラリーをほぼ全てレフトかOPに依存という形になっていました。MB勢の使い方が次戦までの課題になりそうかなと。バックアタックは積極的に使えていたのでそれは良かったのですが、サイドにしか上げられなくなってしまうと準決勝あたりで食べられちゃうかもよ?っと心配しておいてあげます。にひひ(*´罒`*)←


この両者による次戦は日本時間で3月19日(火)23:00〜
エジザが2set取った時点で準決勝進出が確定します。次戦はエジザのホーム戦ですが、Imocoはどれほどエジザの組織力に対抗できるのか?注目してみたいと思います。

そうそう。最後までわからなかったのですが、第3setにエジザはローテを1つ回してS5スタート、MB🇹🇷ビシュラのサーブから始まるようにしていました。これは何の意図だったんだろう? どなたかわかる方、ご教授願います...(^-人-^)



と、こんな感じでまずは1試合分、まるまる振り返ってみました!
何だかとりとめもなくなってダラダラと書き連ねただけみたいになってしまった気もしますが...こういう形式で不定期更新を続けていこうと思います。
よろしければコメント等でフィードバックを頂けると嬉しいです!
また近いうちに更新できると思いますので、その時はよろしくお願いいたします。

それでは。
最後まで長々と駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました!(*ᴗˬᴗ)⁾⁾


〜 とがくしメモ Vol.1  〜
(ここでは小さな気づいたこと/疑問に思ったこと/豆知識などを適当に書きます)

🇺🇸ヒルってサーブをいつもど真ん中から打ちますね。
打って狙う先は選手だったりコートの角だったりするけど、必ずサーブ助走の開始はZ6の後ろ、両サイドラインから等距離くらいの真ん中のスロット位置から。
何かゲンを担いでいるのかな?それとも癖なのか?真ん中だと集中力が増すのか?気になってしまいます笑。

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