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短編 : 【'19 欧州CL男子】準決勝 🇷🇺Zenit vs 🇮🇹Perugia


Title: 現代男子バレーの象徴対決。 連携力のわずかな差で明暗。


しゅーかつや卒論が本格化してバレーをしっかり観る時間が取れなくなりそう......(泣)😢、ということでいつものようながっつり系ではなく、しばらくは軽く感想をまとめていく短編編をやってみようと思います。
量縮小を第一に短時間で済む記録文のような方式になるので、ボリュームや考察要素はだいぶ割引になりますが、どうぞご容赦くださいませ😣


さあ、そんな短編編の第1弾は欧州CL男子の準決勝。(初めての男子レビュー!)
本来短編なんかに留めるべきではない試合内容だったのですが、あいにく時間が取れず...。そこはどうかお許しを...🙇‍♀️

※🇷🇺Zenitチーム公式HP ⇨ https://zenit-kazan.com/eng/team/zenit/players/
※🇮🇹Perugiaチーム公式HP ⇨ https://www.sirsafetyperugia.it


【試合記録】

🇷🇺VC Zenit-Kazan 3 - 1 🇮🇹SIR Safety Perugia Volley

・スタメンローテ

🇮🇹Perugia S4スタート (L 🇮🇹コラーチ)

 🇷🇸アタナシエビッチ      🇮🇹リッチ      🇮🇹ランザ       
🇵🇱レオン      🇷🇸ポドラシュチャニン     🇦🇷デセッコ   
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 
🇷🇺サモイレンコ    🇺🇸アンダーソン      🇷🇺ブティコ    
🇷🇺ミハイロフ      🇫🇷ヌガペト     🇷🇺ボルビッチ  

🇷🇺Zenit S6スタート (L 🇷🇺ヴェルボフ)

▼公式スタッツ
https://www.cev.eu/Competition-Area/MatchStatistics.aspx?ID=32632

Perugiaサーブから始まった試合、この試合Perugiaは第2Set以外は第1戦での効果率が高かったと思われる🇷🇸アタナシエビッチが1stサーバーになるようにしていました。第3setについては、ローテ2つ戻して第2setを取られたから、取った第1setと同じに戻そうとなったのでしょうけど。Perugiaが第2setでローテを2つ戻した理由がよくわからなかったんですよね...。サイド勝負になると踏んで🇵🇱レオンを長く前衛に置こうとしたのかなと想像していますが...。

Zenitは(私が知る限り)いつもの🇷🇺ブティコのサーブから始まるパターン。ただ第3setは1つローテを回して🇺🇸アンダーソンのサーブから始まるように。第2setを取ったことで、勝ち点の関係で第3setを落とすと非常にまずい🇮🇹Perugiaが何か動いてくる=最初と同じローテにしてくると踏んで、あえてズラすことを仕掛けたのかな。この第3setのローテはS1スタートで、Zenitの中ではブロックで一番穴になる🇫🇷ヌガペトが前衛になる回数が多くなるのですが、それでも仕掛けたのは彼の突破力に懸けてのことだったのでしょうか? あるいは🇷🇺ミハイロフにいっぱい前衛で打たせようとしたのかも? ひょっとすると、Zenitは🇷🇺ミハイロフと🇺🇸アンダーソンというOPもOHも平気でこなす選手が2人INしているので"S1=OPがレフト攻撃OHがライト攻撃になるというのが大して弱点にならない"、むしろ強みとしてることからその状態で始めることにしたのか? などなど想像が色々膨らみますが、真意の方はいかに??


【試合感想】

いや〜〜痺れる試合でした!
🇵🇱レオンの古巣との対決、それだけでもとっても胸熱なのに内容まで濃密!第1戦もそうだったんですが、本当に一瞬も気が抜けない。ちょっとでも隙を見せるとすぐさまサーブでリードをチャラにされたりひっくり返されるという極限の勝負という感じ。1試合観戦しただけで集中力を使い過ぎて疲労感さえ溜まるようなタフな試合。サイドアウト力が双方高いので、その上の段階=采配、サーブ1本、ブロック1本、ラリーに持ち込まれることが命取りになるという、欧州の最高レベルらしい試合です。

全体的な印象として、現代男子バレーを象徴する2人🇵🇱レオン vs 🇫🇷ヌガペト合戦感はあったものの、そればかりが目立った試合ではなかったです。🇷🇸アタナシエビッチと🇷🇺ミハイロフのOP対決も面白かった。そして大事な場面でことごとくクイックを決めてくる🇷🇸ポドラシュチャニンと、おいしいところを持っていく🇺🇸アンダーソン(笑)。
個人的には第1戦の方が濃密な内容満載=両チームの大砲がかっこよかったので楽しかったのですが、この試合もまたいろいろと面白いポイントがありました。


まずすごいと思ったのがS🇷🇺ブティコです。
第1set、🇷🇺ブティコは全くと言っていいほどクイックを使っていません。打数自体も🇷🇺ボルビッチが決めた2本だけ。圧倒的有利なトランジションでさえクイックを使わずにレフト攻撃に。それを拾われて切り返されてるのをみて「何してんの?!」って画面の前で声に出してしまった私がいたのですが、後々これは彼のあえてMB使わないという戦略だったのではないかなと思うように。
事実、第2setではバコバコと両MBがクイックを決め出していますし、第3Setも同様に。第1setをサイド勝負で乗り切ろうとしたら負けたので、MB使うかという気になった説もまああるんですが、五輪金メダルをとっている選手がそんな後手の組立てで欧州CLの準決勝を戦うとはどうも思えないんですよね。思い込みかな?
4set目の最後はラリーが丁寧にならず、なかなかMBを使えるパスが返らなかったこともあって使えなくなっていましたが、それでも安定のサイド陣へのラインが大崩れしなかったのは良かった。なかなか決まらない🇺🇸アンダーソンを使うのを一旦やめて、🇷🇺ミハイロフと🇫🇷ヌガペトで稼ぐだけ稼いでから相手の意識が逸れた(と思われた)ところで🇺🇸アンダーソンに決めさせるという使い方もなかなか観ていて面白かったです。
🇷🇺ブティコは第1set終盤に、ブロック後の着地で🇷🇺ボルビッチの足に乗ってしまい、そのあとの着地で足を捻ってしまってたんですね。正直私はあの瞬間に「Zenit終わった」と思ったんです。それでも(多分)痛み止め打つか何かしてコートに立ち続け、🇦🇷デセッコにツーで得点された直後にツーでお返ししたり、🇵🇱レオンを止めたり、アクシデントなんてなかったかのようなパフォーマンスを見せてくれました。
拍手です👏。決勝までしっかりと治してほしい。


次に印象的だったのがL🇷🇺ヴェルボフ
彼もまた🇷🇺ロシア男子最高のリベロと名高い選手なんですが、私がこの選手が特徴的だと思うのは1stタッチとパス(セット)なんですね。
まずAL付近に返ってきたチャンスボールは必ずジャンプのオーバーハンドでSに返します。たま〜にS🇷🇺ブティコがそれをツーしてバックプレーヤーの反則取られる笑えるミスが出るんですが、それくらい必ず徹底してオーバーで1stを返しています。ちょっと考えてみればすごく合理的ですよね。セットプレーにおいては1stタッチをする位置が高いほど1stタッチからSのセットまでの時間が短縮できるわけで、いわゆる早い攻撃に転じやすい。アタッカー4人が打つ準備をしないなんてことはこのレベルではありえないわけですから、1stタッチボールの(到達する)高さを、触るLの方が調整するだけで4枚同時位置差攻撃のタイミングを自由に変えられる=ある程度の融通が利くようにできるのではないかと。
🇯🇵日本含め諸外国のリベロはなぜかこの前衛へのフリー返球をアンダーで触って、時に変なとこにあげてSを動かしてしまってチャンスボールを無駄にしてしまうんですよね。もっとオーバー流行らないものでしょうか。
フリー返球が返って来る間にアタッカーはもう準備しているはずなんだから、早い攻撃を目的とするならまず1stタッチ=Lからってならないものなんでしょうか?

🇷🇺ヴェルボフのプレーで印象的だったのがもう1つ。大きく乱れた2ndタッチでレフト側サイドライン上からレフトアタッカー側に上げる際に、前衛の🇺🇸アンダーソンではなく後衛の🇫🇷ヌガペトを選択した点です。結果これはレフトからのバックアタックになって決まったのですが、すごい選択ですよねこれ。普通なら前衛レフトがすぐ近くにいるのだからそっちの方になんとなく上げちゃうところですが、そこでその後ろに入ってきてた後衛レフトのバックアタックを選択する。🇷🇺ヴェルボフの中では🇺🇸アンダーソンに難しい2段上げるよりも🇫🇷ヌガペトのBAが当たってる/決められると思っていたということでしょうか。🇫🇷ヌガペトへの信頼、厚いですな。

そして忘れてはならないのが5番OH🇫🇷ヌガペト
もはや言うまでもない世界的OHですが、あのPerugiaでさえ彼を攻略するには至りませんでしたね。(聞くところによるとこの5年で彼と🇮🇹Perugiaの対戦成績は15勝0敗の負けナシとか......👀)
ストレート側の狭い隙間に叩き込むスパイク、2枚ブロックの内側に叩き落とす3rd Meterスパイク。🇺🇸アンダーソンが諦めても自分が打ちに入ってくるような積極的な攻撃参加意識。 安定した後衛での守備/ワンタッチボールに対する位置どりの正確さ...。
ほんとかっこよかった。もともとそこまで好きな選手ではなかったのですが、このCL準決勝の2試合のプレーには素直に「凄い!」ってなりましたよ!←

Zenitで他に印象的だったのは、🇷🇺サモイレンコのMBに対するリードブロック。
さらには🇺🇸アンダーソンのエンドライン後方のアウトゾーンからの後ろ向き超高アンダー2段トスを🇫🇷ヌガペトが3枚ブロックぶち抜いて決めたシーン。しかも2回👀。🇫🇷ヌガペトから🇺🇸アンダーソンというパターンもありましてこれがまたすごかった。欧州のトップレベルともなると、もうCパスなんて日常茶飯事。なんとかディグしたボールをトランジションでインシステムに持ち込めることなんてほとんどないわけで、やはりそうすると🇫🇷ヌガペトのようなクリエイティブプレイヤーというか、どんなプレーでもできてしまう機転/器用さを持っている選手は有利になるのかな〜と思いました。🇵🇱クビアクなんかも同じような"頭脳プレーヤー"タイプとして扱われることがありますが、私はちょっとこの2人は違うと思うんですよね。🇵🇱クビアクなら同じような場面になったら持ち前のテクニックを生かして正確にリバウンドを取って立て直そうとしたと思うんです。その辺のある意味の"いい加減さ"というか"野生っぽさ"が違うのかなという気がしています。


一方のPerugia。
一番光っていたのはディフェンスだと思いました。試合前半は🇺🇸アンダーソンがなかなか決定力に欠いてましたが、それもPerugiaの彼のレフト攻撃に対する後衛のディガーが冴えていたから。ストレートをブロックでがっちり固めて狙ってきたクロスにはしっかりディガー配置。ワンタッチを取った後の拾う率もかなり高かった。🇺🇸アンダーソンはブロックの先端に当てて遥か遠くに吹っ飛ばすプレーが得意ですが、それを封じた/しっかり対策ができていた。強打になるクロスも🇮🇹コラーチ中心にしっかり上げて🇵🇱レオンが決める。このブレイクパターンで数点離されてもすぐ追いついてきました。

🇵🇱レオンはやっぱりすごいですね...ほんとに。パワー・ジャンプ・技術...欠点らしい欠点がない選手だと思います。
印象的だったのがブロックアウト。彼の能力があれば決してブロックに当てなくても跳んで上からインナーに打ち込むとかはできるはず。しかし、彼はサイドに寄ってきたMBの指先に当てて相手側のサイドのアウトゾーン=誰も拾えないところに吹っ飛んでいくようなブロックアウトを多く取っていました。これは想像なのですが、彼もまたZenitの強みがブロックであることをわかって敢えてブロックアウトを狙っていた=相手の強みであるブロックを利用し続けることで、"強みが通用しないという状況をつくって"Zenitに揺さぶりをかけようとしたのではないかと思います(そもそも相手がかなり高いからその上を行くために毎回毎回フルジャンするのが疲れるというのもあるかもしれませんが)。ただ、前衛レフトからのクロススパイクで3枚つかれた時、Zenitでは最も穴になる🇫🇷ヌガペトのブロックを敢えて狙って当てて吹っ飛ばしていたり、🇺🇸アンダーソンに急いで寄せてきた🇷🇺サモイレンコの完成前の動いた腕に当てて吹っ飛ばしたりといったシーンをよく見たので前者が濃厚なのではないかなと。勝手に思っております。
男子バレーでも屈指の跳躍と打ち分け角度の広さは元より、どれだけ厳しくマークしていても突破してくる技術と身体能力はチームが変わっても十分に生かされていますね。

じゃあなんで負けたんだ?って話なんですが、これはもう凡ミスアクシデントに尽きるのではないかなと。
ブロックに跳ばずにフロアのディフェンスに託すところを繋げないとか、フロアのゾーンの境目辺りに落ちるボールでお見合ってしまったりとか。選手やゾーンの間に落ちるボールというのはどうしても守備が混乱してしまうものですが、そこを上げる/繋げるかが強いチームかそうでないかを分ける要素。フェイントなどに対して飛び込んだ選手が1stを上げることはできていましたが、非強打に対しては次の2ndが上がらなかった/繋げるボールにならなかった。これが1つかな。
もう1つはやはり🇵🇱レオンのアクシデントですね。試合後半に🇷🇺ブティコにドシャットされたあたりで指のテーピングをし直す場面がありましたが、あのあたりから明らかにプレーの精度が落ちてしまっていました(先のつなぎの話にも関わりますが)。🇦🇷デセッコがMBのクイック大連発作戦をやりだしたのも極力サイド(🇵🇱レオン)に打数を集中させないための1つの対策だったのだと思います。そのMBもよくは決めていたのですが、🇫🇷ヌガペト🇺🇸アンダーソン🇷🇺ミハイロフのサイド3枚が元気なZenitと、大砲🇵🇱レオンが十分に機能しなくなったPerugiaではやはり対抗しきれなかったかな。🇷🇸アタナシエビッチも、Zenitの前に落とすサーブをカバーすべく🇷🇸ポドラシュチャニンがレセプをしたのにずっこけてクイック&レオンのBAが封じられてしまった中でどインナーに叩き込むシーンとかあってすごいカッコよかったんですが、リードを広げられるチャンスのラリーで吹かしてしまったり、序盤でドシャットされてしまったりと「やっぱり波があるな〜」って感じでした。彼らしいと言えば彼らしいんですが(笑)、ミスってしまう場面のヤバさで言えば🇷🇺ミハイロフよりも深刻だったのではないか。そこが差になったのかなと思います。
敢えてもう1つ挙げるなら、この試合🇵🇱レオンや🇷🇸ポドラシュチャニンなどの強力サーバーのサーブが振るわなかったこともあるかなと。あとのない第4set🇺🇸アンダーソンと🇷🇺ヴェルボフからの連続エースで一気にムードアップした場面はありましたが、全体で見ると彼にしてはなかなかエースが取れず、ブレイクにつなげられずでかなりのストレスだったでしょう。Zenit時代からどんな状況に追い込まれてもサーブでひっくり返すという逆転劇を何度も演じてきた🇵🇱レオンですが、この試合に関しては残念ながらサーブの神様は降りては来なかったようです...。


この試合で思いついたことがあるのですが、強豪とそうとは言えないチームの差の1つは、セッターのサーブ力なんじゃないかと思ったんですよね。🇺🇸クリステンソンや🇮🇹ジャネッリ、🇷🇺ブティコなどのワンポイントブロッカーなど必要ない高さのあるSは併せてサーブもいいですよね。逆に日本などの低いセッターはあまりサーブのいい=大きな武器になるようなサーブを持った非大型セッターって希少な気がします。日本だと🇯🇵関田くらいですかね?サーブがいいのは。
その意味で🇧🇷ブルーノや🇦🇷デセッコは、きちんとブロック面では劣っていることを承知の上でサーブを身につけている理想的なセッターだと思うのです。🇧🇷ウィリアムや🇫🇷トニウッティや🇮🇷マルーフのように巧さが並外れているセッターもいますが、そういうセッターがサーブでも武器になるのなら?
Zenitのマッチポイントで🇦🇷デセッコがノータッチエースを取ってジュースに持ち込んだ場面なんかを見ても、セッターが"単に高さで劣っているプレーヤー"扱い止まりになっていない=セッターを、攻撃ができる/突破口にできる選手として計算に含んでいるチームがやはり強いのではないか。そんなことを考えてしまいました。
思い返せば去年のCLでも重要な局面、それもリードされた状況で劣勢をひっくり返したのは🇷🇺ブティコのサーブだったような気がします。彼のサーブで崩してブロックで囲い込み、拾ってレオンが決めるパターンに持ち込んで逆転優勝したように。
セッターのサーブ時はS1ですからそこでブレイクができればチームとしてはすごく有利になる要素多いのではないでしょうか。2枚替えでも同じこと言えるし。


総じて見ると多少Perugiaの敵失があった面もあるかもしれませんが、それでも最後の最後まで接戦、クオリティの高いプレーがいっぱいの素晴らしい試合でした。両者お疲れ様でした🙌

さて。もっと細かくいろいろと考察してみたいところではありますが、流石に疲れたのでこの辺で。


さあ!欧州CL2019男子は、残すところ🇩🇪ベルリン開催のSuper Final=決勝戦1つのみ!!

決勝は🇯🇵日本時間の5月19日 AM2:00〜
🇮🇹Lube Civitanova 🆚 🇷🇺Zenit Kazan

欧州の最高峰、世界最高の男子バレーボール頂上決戦に期待しましょう!!


それでは、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!(*ᴗ ˬ ᴗ)⁾⁾


〜 とがくしメモ Vol.5〜

第4setの中盤で、🇵🇱レオンが指のテーピングをし直すのと同時に🇷🇺ブティコが挫いた足(?)を気にしてかベンチに何かジェスチャーをして試合が中断する場面がありました。実況の言葉の断片で「メディカルタイムアウト」というのが聞こえたので、そういう規定があるのかなと思いましたが、手元のバレーボール6人制ルールブック(JVA出版、2018年度)の中には「正規または例外的な選手交代ができない場合のみ、3分間の試合の中断=選手に回復時間(これがメディカルタイムアウト?)が与えられる」としかありませんでした。
🇵🇱レオンの指の負傷(?)はもしかしたらそのまま試合を続けられないほど深刻だったのかもしれません。しかし、かと言って🇮🇹Perugiaベンチに選手がいないのではない=正規の選手交代ができない状況ではないはず。なのになぜ審判はここで回復時間を🇵🇱レオンに与えたのでしょうか? 別に負傷を理由に選手交代をして、何ラリーかする間に🇵🇱レオンのテーピングを施してまたすぐ戻すというやり方でもいいはずですよね。というかルールブック読む限りはそっちが正規の規定であり先に取るべき手段のはずです。
なので本来この"テーピングを理由に試合を長時間止める"という中断は🇮🇹Perugiaの遅延行為にあたるのではないかと。主審がイエローカードを出していた覚えがありませんが、審判団の試合の運営、ちゃんとしてたんでしょうか??
『選手Aが負傷した → まず正規の選手交代(A⇨B)を行う → それが無理なら例外的な選手交代を行う → それも無理ならば3分間の回復時間を選手Aに与える』という順序のはずなのに、なぜか審判の対処はそれがこんがらがっていたような気がします。このあたりはきちんとすべきところだと思います。(もし私が見逃してたり、CEV特有の知らないルールがあったりしたらすいません。)




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