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江戸城無血開城アンサング10

【GM】
ラウンド2
精神的支柱で意志を3点回復どうぞ!

【サンジェルマン】
〈声よりも疾き言葉〉
目標値:90/タイミング:ラウンド開始時/効果:自身の手番終了後、行動力0として再度手番を迎える。

1D100<=90 > 1 > クリティカル

【レイ】

【マモル】
クリってんじゃねえ!

【カナエ】
1クリかよwww

【GM】
クリティカル効果は無い!

【マモル】
セーフ!

【レイ】
あぶねww

【カナエ】
〈舞い踊る閃きの翅〉
目標値:60/コスト:3/タイミング:ラウンド開始時/効果:使用した戦闘の間、対象の行動力を1D4増加する。この効果は累積する。/クリティカル:対象の次の行使判定の目標値が10増加する。(目標値は最大99)/ファンブル:使用したラウンドの間、自身の行動力を1D4減少する。

梓さんで!

【GM】
判定どうぞ!

【カナエ】
1D100<=60 > 87 > 失敗
というわけで支援!

【マモル】
の前に親愛だ!

【レイ】
《ひと繋ぎの親愛》
目標値:90/コスト:10/タイミング:任意/効果:対象の意志を10回復する。/クリティカル:更に5回復する。

【GM】
親愛の判定どうぞ!

【レイ】
1D100<=90 > 48 > 成功

【GM】
秘術支援での振り直しどうぞ!

【カナエ】
1D100<=60 > 9 > 成功

【GM】
成功! 増加値どうぞ!

【カナエ】
1D4 > 4

【マモル】
最大値ぃ!

【GM】
行動順変動!

【カナエ】
目の前で貫かれる身体に悲鳴が上がりかかるのをすんでのところでこらえる。
あの時と同じ赤。
手の中のお守りを痛いほどに握りしめる。
ガンガンと頭が痛む。目がかすむ。
けれど、目の前の二人は決して逃げない。
そして、鼎がこの場所から逃げないと、信じてくれている。
――だから。
これ以上、あの人を傷付けるな。
何も、奪わせるな。
誰一人、忘れさせるな。
サンジェルマンの動きが目の端に見える。
それよりも早く、速く、――疾く!
「――梓さん!!!」
光は届く。声は届く。
梓だけでない。大野にも。そう信じて。
光があふれる。まっすぐに、仲間たちを包み込む。
全てを守るために!

【サンジェルマン】
「惜しい、惜しいな抵抗者。はやく煩悩を捨ててこちら側に来るといい」

〈遙か高みを目指す者〉
自動成功/タイミング:任意/効果:即座に手番を行う。1シナリオ1回。

【レイ】
次から次にインチキを!

【GM】
サンジェルマンの手番

【サンジェルマン】
〈すべてを切り裂く暴風の刃〉
目標値:90/タイミング:キャスト/効果:抵抗者全員に5D6+10点のダメージを与える。

1D100<=90 > 43 > 成功
5D6+10 > 13[4,3,2,2,2]+10 > 23

【マモル】
〈無量無尽光〉
目標値:40/コスト:4/タイミング:ダメージを受ける時/効果:味方全員の受けるダメージを6D4点軽減する。/クリティカル:更に4点軽減する。/ファンブル:意志を4点失う。

【GM】
判定をどうぞ!

【マモル】
1D100<=40 > 81 > 失敗

【カナエ】
支援!

【マモル】
いや、要らん! 鼎ちゃんをカヴァーする

【GM】
カヴァー承認!

【マモル】
〈秘術の守り〉
自動成功/コスト:20/タイミング:任意/効果:障壁を最大値まで回復する。

【GM】
承認!
意志がマイナスになったので護さんはクレシャスをひとつ失います。
喪失するのは「Ⅶ:お茶」
意志と障壁を全回復してください。

【マモル】
迫る大量の風の刃を前にした俺は、血を流しながらも走っていた。この刃の範囲は広すぎる。俺たちの勝利を願っている、あの子も巻き込まれる。
「させるか」
なんのために、ここに居る。何故、戦っている。何故、この戦う意志を握っている!
それは――!
「――もう、誰かが悲しむところなんて、見たくねえからだ!」
振るった刃は迫る風の刃を切り裂き、霧散させた。
――その時
俺の中の大切な何かが……消えた。

【GM】
レイの手番。

【レイ】
身体が光に包まれる。
(あったけぇな、神薙)
死にたがりの背中がよく見える。ったく、世話が焼ける。
「お前もやりたいだろう、”名も無き英雄”」
手を刃に晒す。血は滴り落ちず、刃が血を吸っていく。
「獄炎」
刃が赤熱し、やがて赤き炎を纏う。
「奥義ッ!!」
大野の背中目がけ、トップスピードで突っ走り、肩を蹴って、サンジェルマンの前に躍り出た!
宙で大きく振りかぶり、大上段から振りおろす。
「大車輪!! 貴様の思い通りにはさせねぇよ!!!」

切り札〈千の刃〉目標値:99/コスト:0/タイミング:キャスト/効果:10D6+6点のダメージを与える。/クリティカル:更に6点のダメージを与える。/※2回以上使用する場合はクレシャスを代償とする。

【GM】
判定どうぞ!

【レイ】
1D100<=99 > 96 > 成功

【GM】
成功!

【カナエ】
危なw

【レイ】
あ ぶ な

【GM】
ダメージどうぞ! +1D10乗ってます!

【レイ】
10D6+6+1d10 > 42[5,5,4,3,1,3,5,5,6,5]+6+8[8] > 56

【サンジェルマン】
玲の動きを見たサンジェルマンの顔から余裕の笑みが消え、ほうと呟いたように見えた。

【GM】
灼き斬られるリベレーターの障壁。空気までもが燃えるような熱量。それでも――
人を超えた者、リベレーターは立っていた。

【レイ】
見えない障壁によって、刃の勢いが止まる。
「言ったろ。その面 血で汚すってな」
素早く息を吸いこむ。
「神薙ィ!! 続けェ!!」
見えない障壁に刃を押し当てつつ、叫んだ。

【サンジェルマン】
「無駄な抵抗をするものだね」

【GM】
言葉とは裏腹に、玲の刃を見つめる目は真剣だ。
それは、科学者が実験の様子を注意深く見守る視線だった。

【カナエ】
(ああ、まただ)
ひどくゆっくりとしたスピードで、世界は流れてゆく。
目前に立ちふさがるどこまでもどこまでも強大な敵。
恐れることなく果敢に、まっすぐに立ち向かうひと。
誰かを、鼎を守るために、眼前で傷付いていくひと。
鼎はただ、それを見ている。
あの時と同じように。
あの時も、“あの時”も。
鼎はただ守られて、その分あの人が、“あの子”が傷ついて。
(このままで、いいはずがない)
弱いなんて言い訳をして、守られているばかりで。
涙でにじむ視界で、それでも敵をにらみつける。
(戦え)
ガンガンと痛む頭を無視して、心が叫ぶ。
あの時とは違う。
今の自分には、それができる力がある。
その力をどうすればいいかは、その技と術は。
(あなたが知っている)
鼎の中で、誰かが楽し気に笑ったような気がした。
手の中のビー玉からあふれた光は、細く鋭く束ねられそれは一振りの刀になる。
『いいぜ、とっておきだ』
声に、記憶に従い、手は、体は動く。
視えぬ鞘から、蒼い光があふれ出す。
「――級長津 瓢風」
光は走る。常人にはとらえられない速度で。
それは、世界を、己が敵を切り裂く刃。

〈空断つ蒼き波動〉
目標値:80/コスト:5/タイミング:キャスト/効果:8D4点のダメージを与える。地に足の着いていない対象には更に5点のダメージ。/クリティカル:飛行している対象は飛行能力を失う。/ファンブル:障壁を6点失う。

1D100<=80 > 81 > 失敗

【カナエ】
イチタリナイ!

【レイ】
オノレ! 妖怪イチタリナイ!

【カナエ】
意志の追加消費を宣言、判定を成功にします!

【GM】
承認!
鼎さんは意志-1となったのでクレシャスを喪失します。
喪失するのは「Ⅶ:デメレのザッハトルテ」
意志を最大値まで回復どうぞ。

【サンジェルマン】
「キミたちはいつもそうだね。個の力を団結して切り拓いてくる」

【GM】
サンジェルマンは意外なほど優しげな笑みを浮かべた。
玲の灼熱の刃が通り、障壁が弾け飛ぶ。
そして、鼎の蒼い刃がリベレーターの体に届きかける。

【カナエ】
あと一歩。髪一筋。鼎の中の記憶が不足を伝える。
いかに記憶の技と術が優れていようと、それを振るう鼎の体が、神経がそれを完全に再現するには足りない。
――それなら。
今の鼎で足りないというのなら。
「持って行って! カロン!」
言葉は無意識だ。何かが鼎の真後ろで割れ……それが鼎の背を押す。
そのわずかな推進力でその切っ先は、ようやく彼に届く。

8D4+1D10 > 22[3,4,2,4,1,2,2,4]+6[6] > 28

【サンジェルマン】
〈勝利を嘲笑う幻影〉目標値:100-[超過したダメージ]/タイミング:霊力が0になった瞬間。/効果:霊力が10点回復する。1シナリオ1回。

1D100<=95 > 4

【レイ】
うわ!!!w

【カナエ】
いい出目出しやがって!w
効果も出目もインチキすぐる!w

【マモル】
しぶてえ!

【GM】
確かに切り裂いた。風よりも疾い刃がサンジェルマンの体を。
だが、その像は掻き消え、少し後ろに彼は立っていた。腹部から少量の血を垂らしながら。

【サンジェルマン】
「おめでとう。私でなければ倒せていたね。素直に賞賛の言葉を送ろうじゃないか」

【GM】
乾いた拍手の音が耳障りだ。

【カナエ】
こういう敵、正直嫌いじゃない……!

【レイ】
まじでかっこいいな!!

【GM】
サンジェルマンの手番。

【サンジェルマン】
〈すべてを切り裂く暴風の刃〉
目標値:90/タイミング:キャスト/効果:抵抗者全員に5D6+10点のダメージを与える。

1D100<=90 > 57
5D6+10 > 14[1,5,4,3,1]+10 > 24

【マモル】
カヴァー宣言、鼎ちゃんをカヴァーする

【GM】
承認!

【マモル】
切り札〈鬼の腕〉自動成功/コスト:0/タイミング:ダメージを受けた直後/効果:実際に受けたダメージと同値のダメージを攻撃者に与える。この時、自身の障壁が0になった場合、与えるダメージは2倍になる。/※2回以上使用する場合はクレシャスを代償とする。

【GM】
承認! クレシャスを失います。
喪失するのは「Ⅵ:グルメ情報誌」

【マモル】
再び迫る、数多の風の刃。それは周囲のすべてを切り裂き、砕き、塵へと変えてゆく。
もう、限界が近い。これ以上戦いを続ければ、己を己足らしめる楔であるモノをすべて失い、記憶の奴隷と成り果てるだろう。
あの日、崩壊していく街の中で俺が守った少女が、共に肩を並べこれまで戦い続けてきた先輩が、知らぬ誰かへと成り果ててしまう。
ならば、俺がやるべき事は決まっている。
その手に握る刀に、己の意志を注ぎ込み、万物を切り裂く、金剛の刃と成さん。
もはや、言葉は要らぬ。
ただ、この身体を刃を振るう為の道具と化し、奴を斬る。
そう、念じた時、既に金剛の刃は振り抜かれ、俺の中の楔がひとつ、砕け散っていた。

【GM】
その金剛の如き意志の刃はリベレーターに届くだろう。
致命傷を与えた。リベレーターとて秘術の守りが無ければその体は脆弱な人間のそれだ。大きく血飛沫が上がる。

【サンジェルマン】
「ここまでのようだね。キミたちは面白い。また会えることを楽しみにしていよう。と、言いたいところだけど……せっかくだ、餞別をいただいていこう」

〈妄執の紅き風刃〉
自動成功/タイミング:死亡時/全員に3D10+6点のダメージを与える。

対象に勝海舟も含める。

3D10+6 > 15[4,10,1]+6 > 21

【GM】
ほとばしる鮮血が刃と化し、キミたちと海舟を襲う。

【マモル】
「……ッ」
カウンターで致命傷を与えたが、最後の置き土産までは止められない。
「……二人共、何とか耐えてくれ!」
海舟をカヴァー!

【GM】
承認!

【カナエ】
〈堅忍不抜の氷盾〉目標値:60/コスト:4/タイミング:ダメージを受ける時/効果:1人が受けるダメージを1D6+8点軽減する。/クリティカル:更に8点軽減する。/ファンブル:意志を3点失う。

目標は梓さん!

【GM】
クリティカルしないと足りませんが判定どうぞ!

【カナエ】
1D100<=60 > 76 > 失敗

【レイ】
うわぁぁ?!?
ここでもかああ!

【GM】
6点消費で振り直せますがどうしますか?

【カナエ】
振りなおします!

【GM】
どうぞ!

【カナエ】
1D100<=60 > 79 > 失敗
あ、はい!

【GM】
9点消費で振り直せますがどうしますか?

【カナエ】
9点消費して振り直し!

【GM】
どうぞ!

【カナエ】
1D100<=60 > 74 > 失敗
出目何????

【GM】
12点消費で振り直せますがどうしますか?

【カナエ】
意志尽きるまで降りなおしたらあ!

【GM】
了解! どうぞ!

【マモル】
覚悟決まり過ぎぃ!

【カナエ】
1D100<=60 > 79 > 失敗

【レイ】
ま じ か w!!!!!!

【GM】
15点消費でいけます
行くのか……
どうぞ!

【カナエ】
1D100<=60 > 61 > 失敗
ダイスボットおかしいと思います!!!

【GM】
さすがにクリティカル狙いでクレシャスまで消費するのはどうかと思うのでここまでですかね。

【カナエ】
せめて成功したかった……追加消費していいです?

【GM】
OKです

【カナエ】
あざす!

【GM】
成功! では軽減量どうぞ!

【カナエ】
1D6+8 > 2[2]+8 > 10

【GM】
届かず、ということでレイさんは〈秘術の守り〉をこのタイミングで使用しなければ死亡します。

【カナエ】
「梓さん!」
悲鳴じみた、否、悲鳴そのものの声が漏れる。
視界の端で大野が走るのをとらえながら、青ざめる。
彼女の障壁は、先ほど割れていなかったか。
自身の障壁もまた、血風に削られていくのを感じなながら、恐怖のままに力を発動させる。
がたがたと震える体で、思考で、氷の盾を編む。ともすれば霧散しかかるそれをどうにか彼女の前に作り上げ――
けれどそれでは、足りない。
見る間に削れていく盾を目にして恐怖に顔がゆがむ。
どうか、どうか――必死に支える盾が、とうとう割れ、崩れ。その刃が、彼女に……

【GM】
氷盾を切り裂いて玲に迫る血風刃。

【レイ】
薙刀を握るその手が焼けただれ、体力を消耗し、身体が思うように動かなかった。
そして、次の瞬間、恐怖を湛えた神薙の表情が目に映った。
後輩にだけ格好いいことさせられるかってんだよ。
神薙の手を掴み、自分の身体を前に押しやる。
「その手を下ろすな! 私を!! 信じろ!!」
握られた手に力がこもる。

【カナエ】
「そんなの」
力のある言葉に、涙が抑え込まれる。
腕に力を籠める。わずかに再生される氷の盾。
「とっくに信じてます!」
幾度目か、手のひらからあふれる光が、もう一度、もう一度と盾を支える!

【レイ】
その光景を目にしニヤリと笑った。
氷の盾は多くの刃を弾くも、斬撃は止まらない。
彼女はその風刃に敢えて手を差し出す。血が飛び散る。

〈秘術の守り〉
自動成功/コスト:20/タイミング:任意/効果:障壁を最大値まで回復する。

【GM】
意志が-6になりました、クレシャスを失います。
喪失するのは「Ⅶ:好きな煙草の銘柄」

【レイ】
飛び散る血は、その全てが刃へと吸収され、彼女の刃に纏う焔が一層勢いを増す。
血塗れの拳で薙刀を掴み! 振りかぶる!!
もってけ!! 私を私たらしめる証を!! 力を!! 寄越せ!! 名も無き英雄よ!!!!
「歯ぁ、食いしばれ! サンジェルマン!! 炎波ァァ!!!」
一直線にサンジェルマンの元に赤熱した遺物が投擲された!

【GM】
赤く燃える薙刀はサンジェルマンの胸を貫く。
リベレーターは血に染まった顔でにこりと微笑むと倒れ伏し、動かなくなった。
懐から水晶玉がごとりと落ちて転がる。
背後でも決着がついたようだ。
鉄蔵の遺物武器である小太刀が坂本龍馬の障壁を削りきり、その生身を切り裂いた。

【坂本 龍馬】
「今回は失敗か……まぁいいさ。次の機会に持ち越しだ」
坂本龍馬と呼ばれたリベレーターは無感動にそう言うと、血を吹き出しながら倒れ、絶命した。

戦闘終了です。

【マモル】
いよっしゃあ!

【レイ】
勝利!!

【カナエ】
勝ったー-!!!

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