Web3.0時代、GameFiで稼ぐ。

何かいきなり難しい事言い始めてわかんないよって方、多いと思います。
まず、一番最初の『Web3.0』っていう言葉について知りましょう。
これは、パソコンなどを使ったネットワーク社会を、段階的に表した区分の事です。
以下の図を見てください。

Web時代の変遷

このように時代は進化してきました。

Web1.0というのは、皆がインターネットに接続し始めた時代です。
各々が提供されたサイトにアクセスして、情報を得ていました。

Web2.0というのは、情報を得るだけではなく、人と人が繋がってやり取りが活発になり、ブログやツイッター、YouTube等、個としての発信の場がどんどん増えていきました。
そして、インターネットを介した購買も進み、現物や情報の金銭を介したやり取りが活発化。
そして、それらのやり取りを統括し、情報社会をコントロールするプラットフォーマー、いわゆるグーグルやフェイスブックという企業がインターネットの世界を牛耳っていたのも特徴的です。

そして時代はWeb3.0へ。
この時代は、何と言っても基幹技術である『ブロックチェーン』の登場です。
専門的な話をするとさっぱり分からなくなると思うので、大雑把に説明します。

【ブロックチェーン】とは、一つのデジタルデータの存在を、分散して監視・記録する技術の事です。
それにより、一つのデジタルデータに『独自性』が生まれました。
これまでコピーし放題だった単なるデータだったものが、そのデータが移動すれば履歴が残り、改ざんされたり複製されると監視機能が働いてそれを許さなくなりました。
つまり、『悪いことができなくなり』『安定して存在』するようになったんです。

そこから生まれたのが『NFT』です。
NFTとは、Non-Fungible Token(ノン-ファンジブル トークン)の頭文字で、
日本語で言えば「非代替性トークン」という意味です。

なんか難しいですね。

では、絵画で考えてみましょう。
例えばゴッホのひまわり。
この、ゴッホ本人が書いた原画が『非代替性』を持っています。
これを写真に撮ったもの、これが『代替性』を持っています。
なんぼでも複製できます。
要するにコピーかオリジナルかって事です。

【トークン】というのは、要するに暗号資産、つまりデジタルデータの事です。

まとめると、ブロックチェーンによって、オリジナルって保証されるから、単なるデジタルデータに価値が生まれる。そういう話です。

これは現実社会で考えるとどんな感じなのか。
その前に貨幣経済の歴史をおさらいしましょう。

貨幣経済以前は、人々は物々交換をしていました。
「オラの大根とその魚、取り替えてくれ~」と。
但し、それでは腐りやすいものを持っている人が不利だったり、重たいものを運ばなくてはならないので不便だったりしました。
そこで考え出されたものが、『何か代わりに価値を持たせよう』という事です。
【物々交換】が【物品交換】に進化したんです。
腐りにくく軽いものを、『価値がある』として取引に使い始めました。
特に中国では貝が多く使われ、漢字にその名残を見ることができますよね。
貝殻に価値があるよって決めて、それを元に色々交換し始めたんです。

そう、何かに『価値がある』って決めたことにより、それによって新しい経済圏が誕生したんです!

あれ、それって今言った【Web3.0】そのものじゃありませんか?

そう、暗号資産とは正にそれ。
価値があるってなったので、そこに経済が発生したんです。

ただ、きっと昔にもいたはず。
『ワカラナイから関わりたくない』
という人。
「ばかやろう、その貝が何だってんだ!俺の野菜は肉としか交換しねぇぞ!」
絶対いたはずです。

さて、そんな人が新しい経済圏でお金持ちになれたでしょうか?

いいえ、間違いなく最底辺に落ちぶれていったでしょう。


話を戻します。
こうして生まれた新しいNFT経済圏ですが、今はまだとても不安定です。
何故なら、『何に』『どんな価値があるのか』みんなわかっていないからです。
大量の資金がある人たちが『これに価値があるよ』って事にすれば、それが暴騰したりします。

土地で考えてみましょう。
今は馬鹿みたいに高騰している東京の土地。
江戸幕府が開かれる前は二束三文の何もない田舎の土地でした。
そこに江戸の町が生まれ、価値が生まれ、東京に進化する事で爆発的に価値が高まった。
それは、現実的に価値がある事がわかりやすくなったからです。
何もない草原に、人は価値を見出さないんです。

なので、暗号資産と呼ばれる仮想通貨、なかでもアルトコインと呼ばれる大多数は、正直ゴミばかりです。
ビットコインなど、有名なものは『価値があるんじゃないか』『買っておけば儲けられた』などと思う人が増えてきた、認知する人が増えてきたことにより、高騰していますよね。

さて、いよいよ【GameFi】についてざーっと学んでみましょう。
GameFi(ゲームファイ)とは、ゲームとDeFi(Decentralized Finance:分散型金融)の組み合わさった造語です。

専門的な仕組みはともかく、どういうものかというと、

・ゲームをプレイする事でトークンを入手できます。
それは、ゲーム内のアイテムだったり、通貨だったりします。
それらは全てNFTで、オリジナルと保証されています。
そのやり取り、特に売却して現金化する事によって、ユーザーは利益を得ることができるんです。

何故そんなものが成り立つのか。
そこに存在する経済圏は現実世界と同じです。
皆が「欲しい!」と思うものなら価値が高く、「そんなの要らない」というものは価値が低いです。

例えば、もしポケモンがNFTゲームだったら、で考えてみましょう。
『コイキング』は高値で売れるでしょうか?
どう考えても売れませんよね。二束三文どころかゼロ円でしょう。
しかし、特別イベントで世界限定10体の『ミュウ』だったら高く売れるでしょうか?
ええ、そりゃあもう、ものすごい値段で取引されるでしょうね。
実際にそんなゲームがあれば億は余裕でしょう。

ゲーム内通貨はどうでしょうか。
例えばゲーム内通貨でポケモンを成長させるアイテムが買える、町の移動が楽になる、特別なポケモンを買う事ができる・・・
ゲームの提供者は様々な工夫を凝らしてユーザーにゲーム内のお金を使わせようとしてきます。
そうなれば、ゲーム内で稼ぐだけじゃなく、現実でお金の余っている人は、その現実のお金でゲーム内通貨を買おうと思いますよね。
ええ。
だからゲーム内通貨も売って現金化できるんです。
なお、そのゲームの提供者は、都度手数料を徴収して利益としているケースが多いです。

また、稼ぐ方法は直接的なやり取りだけではありません。
多くのゲームで『リース』や『レンタル』といった手法が取り入れられています。
ポケモンだったら、自分の育てたキャラを他人に貸してあげるって感じですね。
そして、それを使ってその人が得た稼ぎを定められた取り分で頂けるわけです。

あれ・・・?
それってもはや不労所得なのでは・・・・・・?
そう思った人、大正解です。
早期に初めてキャラを育てたりレアキャラをゲットし、後から来た人に貸し付ける。
そうなれば何もしなくてもお金が入ってくる生活です。
もちろん、ポケモンのように人気がいつまでも続くようなタイトルなんてそうそうないので、現実的には次から次へと流行りそうなゲームを探す必要がありますが。

そう、大事なのは『そこに価値があると思ってる人が多いかどうか』
それと、『価値があると思う人が増えていくかどうか』です。

誰もやらないゲームでは稼げません。
だって、誰も欲しがらないのですから。

多くの人が何かを欲しがる、そんなゲームでは爆発的に稼ぐことができます。

今どんなNFTゲームがあるのか、
どんなNFTゲームが流行っているのか、
どんなNFTゲームがリリース予定なのか。

アンテナを高くしその辺りを見極め、効率よくしっかり稼ぎたいものですね!
新しい時代だからこそ、チャンスはそこら中に転がっていますよ!

昔、今の銀座の土地をたくさん買ってた人はウハウハだろうな・・・

そう思った事がある人、行動しましょう。
今がチャンスです。
行動しなきゃ何も起こりません。

もしも、ポケモンの様な有名タイトルがNFTゲームで登場するとしたら・・・?
それに使われる予定の暗号資産を早めに買えておけたら・・・?

それでも『儲かるわけがない』とか『詐欺と変わらん』とか『興味が無い』とか『労働の対価で得た金以外認めん』とか思ってる人。
残念ながら厳しい未来が待っていると思います。

GameFiだけじゃありません。
様々な新しいNFTによる経済圏ができてきています。
それに乗っからないと、これからの時代はとても厳しいものになるでしょうね。


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