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大そうじより、スプリングクリーニング 4月−6

 日本では大掃除といえば12月ですが、ヨーロッパなどでは長い冬が終わる春に、スプリングクリーニングというおそうじの習慣があります。冬は水も冷たく、洗濯や油汚れのお掃除には向きません。気温がゆるみだす春、家中の窓をあけて冬の間にたまった汚れをすっきり落としてしまいましょう。

 花粉や砂埃の少ない日を選んで、家中の床を拭きそうじ。新年度ですから、着ない服やタオル類を整理して、ぞうきん代わりに利用して、終わったら廃棄する方法も一石二鳥かも。

■ 家にあるものを活用しましょう 

 大そうじだからといって、新たに洗剤や道具類を買い足す必要はありません。家にあるものを活用すれば、十分に汚れは落とせます。
 頑固なキッチンの油汚れは、浴用の固形石鹸でよく落ちます。濡れタオルに石鹸をこすりつけて、拭きます。これだけだと石けん成分が残り、普通に拭き取るだけではなかなかさっぱりしません。そこで、仕上げにタオルに酢水を含ませたもので拭きあげます。酸性成分で拭くことで、アルカリ成分の石けんが中和されて、ぬめりが残ることなくさっぱりと仕上がります。
 やってみると簡単で効果が大きく、最後に酢水でさっぱりするあたりは、ちょっとくせになる楽しさ。炊飯器などの家電製品汚れも、よく落ちますよ。
 水洗いができない場所は、こんな方法ですっきりときれいになります。

 家具や鏡は、200mlの水に洗濯用の柔軟仕上げ剤を小さじ1溶かしたものを、スプレー容器に入れて使ってみてください。
 静電気を防ぎ、その後に埃がつくのも防いでくれます。また、カーペットには粉末タイプの浴用剤を少量撒いてから掃除機をかけると、排気がさわやかな香りになり、気持ちよくおそうじできます。

 春は家にあるものを活用して、さくっとおそうじを済ませてしまいましょう。

izoomimomose 2020


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