見出し画像

「換気力」で暮らしも元気 4月−1

 窓を閉め切って暖房をつけていた冬が終わり、いよいよ春の到来。気分も新たに、新しい季節を始めるためにも、冬の間こもりがちだったお部屋の空気を入れ替えましょう。換気は健康な暮らしを維持するためにも、とても大切な習慣です。

朝と帰宅後の窓開け習慣を

 
 中にはほとんど窓を開けずに一日を過ごしてしまう人もいます。締め切った部屋には、埃やウィルス、調理中に出た油などが細かい粒子となって滞留しています。換気でこうした空気を入れ替えることで、健康を守るだけでなく、お部屋に油や埃汚れが蓄積することも防ぐことができるんです。

 花粉の季節の記事でもご紹介しましたが、ポイントは風の入り口と出口、2箇所を確保すること。5センチほど窓を開けるだけで十分です。この状態で5分もあれば、10畳ほどの部屋なら部屋全体の空気が入れ替わるとされています。

 毎日の暮らしの中に、換気の習慣を組み入れていきましょう。基本は、1日に二回。
 朝、起きたらまず窓を開けて空気を入れ替えます。この時、おひさまの光をしっかり浴びて、深呼吸もしておきましょう。起床後は、新鮮な空気と、太陽の光を浴びることでしっかりと目がさめるという効果もあります。
 特に寝室は、空気がこもっているだけでなく、寝具の埃なども部屋に舞っているので、空気を入れ替えることはとても大切です。

 もう一回は、外出から戻った時。締め切っていた部屋を換気します。仕事や用事から戻った時は、気持ちもあわただしく、疲れていることが多いもの。まずはざっと家を回りながら、家の中に変わったことがないか、夜に向けてやっておかなくてはいけない家事は何か、などシミュレーションしながら換気をしていきましょう。
 換気が終わったら、着替えてゆっくりとソファにでも座って休憩を。家を回ってこれからの仕事をシミュレーションしていますから、休んだあとでもサッと動けます。帰宅後すぐにあわただしく動くより、効率よく動けるものです。

 換気も大事な家事のひとつ。ぜひ忘れずに。

izoomimomose 2020


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?