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夏より臭う? 寒い季節の汗と賢く付き合う 11月−7

 夏に比べて寒い季節は汗をかかないと思ってしまいがちですが、実はコートの中や、暖房の効いた部屋、寝具の中で、意外と多くの汗をかいています。一方で、寒くなってくると汗腺の機能が衰えるため、夏よりも体臭がきつくなる傾向も。寒い季節の汗と賢くつきあうコツをお伝えします。

■ 冬の体臭対策は、衣類ケアから

 夏は洗濯しやすく風通しのよい衣類を選びますが、冬は厚手の衣類を重ね着するため、一度汗をかくと蒸発せずに服の中が高温多湿となり、臭いの元になる菌が繁殖しやすい状態になります。

 吸湿性や速乾性の高い下着を選び、こまめな洗濯を心がけるほか、脱ぎ着がしやすいカーディガンなどを活用して、体温調節の工夫をするように心がけて。
 汗をかきやすく、体臭が気になる人は、冬でも脇汗パッドを利用したり、汗をかいたらボディシートなどでこまめに拭きとる気配りも必要です。

 スーツや制服など、頻繁に洗濯できない衣類に汗がついた場合は、まずは帰宅後すぐにクロゼットやたんすにしまいこまないことが大事。風通しのよい場所で、きちんと汗を乾燥させることが大事です。
 よく乾いたら、まずブラッシングをしてからアイロンのスチームを当てます。これだけでも効果があるので、ぜひやってみて。アイロンが面倒な人は、軽く霧吹きをしてからドライヤーの温風を当てるのも効果的です。

 ファブリーズなどの消臭剤を使うこともあると思いますが、この場合もしっかりと乾燥させたあとにスプレーし、その後もしっかりと乾燥させてからクロゼット等にしまうようにして。湿ったままの状態で使うと、逆に悪臭の原因になったり、カビを呼ぶこともありますので注意して。

■ 季節のくらし仕事ー小さくてやさしい家事 秋 by izoomimomose


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