続・介護の限界 介護老人ホーム

介護老人ホームは月々の費用が設定されているが、それに医療費と介護費用がかかる。
要介護が重くなるほどプラスされると思った方がよい。
それに散髪や美容、イベント日、食事やおやつなど積み重なっていく。
飽きさせないように寿司の日やうな重の日、特別なケーキが出る日がある。もちろん別料金。
そんなこんなで月30万円のところならどんなに安く見積もっても月に35万円以上はかかると思った方がよい。
介護老人ホームにお金は持ち込めない。別途請求に乗ってくる。
ウチの場合、使えないのにお金が欲しいとせがむのでひっそりとお守りに1万円だけ入れて渡しておいた。これは違反だけどお守りだからいいでしょ。

年金がいくらかにも寄るけど、とても年金で補えきれる額にはならないと思うべき。
親に蓄えが無ければ負担はそれなりに大きい。
特養という安い施設もあるけど自分のエリアは平均2年半待ち。そんなことろを待っていたら親が死んでしまうし、介護の負担で家族も参ってしまう。
お金はかかるが割り切りが必要。

行ったり来たりでお金も時間もかかるけど、月に1,2回と考えるとある程度近い方がいい。
親の最後の希望をできる限りかなえてやりたいし、花を飾って放置しておいて枯れたら可哀想でしょ。

もう一つ。
介護老人ホームには当然認知症で入っている人も居る。
ただ徘徊するだけではなく、なかには精神病棟のようなところもある。
病気で寝たきりの人とフロアが別れている方が理想。せめて部屋は離して欲しい。その辺は入居前にしっかり確認しておくこと。

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