忍ぶ蜜月に下卑た狂乱の罠
蜜愛セレナーデ文庫から初のヒストリカルを出させていただきました。時代設定は中世、北欧です。北欧と言えばヴァイキング。姫様は自ら運命を切り開く強さを持っている戦う王女。彼女は隣国から派遣されているヴァイキングの騎士に恋していて、彼を虜にするために誘惑します。
ハニーブロンドの髪にエメラルド色の瞳を持つ姫は絶世の美女だと隣国に知れ渡っており、結婚の申し込みが絶えません。姫を奪おうとするのは他国の王子ばかりでなく実兄にも狙われていて。
陰謀と策略そしてエロスです。骨太のエロティックヒストリカルロマンスに仕上がっているかと思います。
じつは私、北欧ファンなのです。ワイルド系筋肉美男子大好き♡
北欧諸国の、金髪青い目の王子さまたちにはヴァイキングの血が流れているとおもうと、何だか血が騒ぎますｗ
２０１６年１２月５日から配信が始まっています。一斉に配信が始まるわけではないようなので、配信報告はTwitterのモーメント☆新刊配信情報☆でご確認ください！
忍ぶ蜜月に下卑た狂乱の罠
「そなたの純潔は俺がもらう。そなたは俺にすべてを託し忠誠を誓うのだ」
１１世紀北欧、バルト海に浮かぶエメラルドに輝くスマラーグド王国の王女エイルは、軍事条約により隣国タンマハルクから派遣されたヴァイキングの騎士オーディンに恋していた。エイルは彼を誘惑し、純潔を捧げることに成功し、そして父、ユリウス三世にオーディンとの結婚を認めさせ、エイルは歓喜の中にいた。しかし、その直後、王は何者かによって毒殺される。時期王はエイルに憎しみを抱き、彼女の純潔を奪おうと狙っていた実兄のヴァロの手に。新王ヴァロによりエイルは他国に嫁ぐことを告げられ、オーディンと離ればなれになることを宣告される。
ヴァロが王になったことで、スマラーグド王国は試練の時となる。
交錯する出生の秘密と策略に放浪されながら、オーディンとエイルは愛とスマラーグドの為に戦うのだが……。権力と執着、それは媚薬のように人を虜にさせ魅了する……。