見出し画像

今週の活動報告#15

①決断することは思考停止すること?

バイクを買いました。
免許を取って1か月半で、購入に踏み切りました。
半年ぐらいレンタルバイクを乗り回すつもりだったので、自分でもあっさり購入しちゃったことに驚いています。

購入の決め手は?と聞かれると、実は返答に困るかもしれません。
そこそこ格好良くて、予算以内で乗り出せて、高速もそこそこ乗れて、下道や細道も行けそうで、自分の体格で取り回ししやすそうで・・・と、ひとことで「コレ!」と言い切ることはできません。
最初は様々な車種を比較しようと近くのバイク屋をまわってみたり、YouTubeで試乗動画をチェックしたりしていました。
ところが、結局「どのバイクもイイ!」という結論になるのがオチで、なかなか決められなかったのです。
結局、「400ccである」「ツアラーかアドベンチャーかネイキッド」「乗り出し価格70万円以内」「店舗に実車があること」という最低限の条件にしぼって、訪れたバイク屋さんにたまたまあったバイクを購入したのでした。

購入を決めたということは、「どのバイクを購入しようか?」と考えるのをやめたということです。
自分に合ったバイク・自分が欲しいバイクについて、知識の乏しい状態でずっと考えていても結論がでない!と思ったのです。だから、とりあえず買ってから考えることにしました。
もし、どうにも買ったバイクが気に入らなかったとしても、またお店に売って別のを探せばいいや、程度の気持ちです。

なにかと決断に迷うことはあります。晩ごはんのメニューから仕事の方針決定まで、選択と決断の日々です。
確かに「どれを選択しようか?」と考えることも大切ですが、立ち止まって考えることで物事が止まってしまうのもまた事実です。
もしかしたら、「最善の選択をするべく考える」のではなく、「失敗しても大丈夫な選択を早くする」ことが大切なのかもしれません。少なくとも、物事を進めることができるのですから。

経営層や管理職に求められるのは「決める事」だそうです。むしろ「決める事」だけが求められると聞きました。
そういうことができる方々は、”仮に失敗してしまっても大丈夫!”な態勢を彼らなりに築いているのかもしれません。

そんなことを、バイクを買ったあとで思いました。

②土日も作業しっぱなし

この土日は、家の駐輪場で原付スーパーカブの整備をしていました。
今回挑戦したのは、クラッチプレートの交換。
それまでにネットで情報を仕入れて、必要なパーツと工具をそろえて、土曜日にいざ実践。
エンジンのクランクケースを開けて、特殊工具も使いながらクラッチを分解して・・・という作業でした。

初めての作業は、なかなか上手くいかないものです。
1日で作業を終わらせるつもりが、まるまる土日の二日間を費やしてしまいました。
途中でネジの頭を潰したり、ボルトを捻じ切って真っ二つにしたりして、そのたびに「やっちまった!」と慌てたものです。
それでも、ネットには解決策が落ちています。メカニックをたしなむ者たちの中では”あるある”のようです。
ネジの頭を潰しそうなら、専用の滑り止め液を垂らしてからドライバーで回す。びっくりする程すぐに回りました。
ボルトを捻じ切って、穴の中にボルトが残ってしまった場合。折れたボルトにタガネドライバーでマイナスの溝を掘って回せば簡単に取れる。
そういう情報を入手しては、動かせないカブの代わりに自転車を駆ってホームセンターに行きました。

確かに大変な作業でした。全ての作業を終えて、駐輪場に広げていた工具を家に片付けたとき、どっと疲れが出ました。
平日に会社でしている作業と同じようなことを、土日にもしていることが不思議でした。
それでも、楽しかったのは事実です。「今後カブのクラッチに異常が起きても、自力で対処できそうだ」「ネジの頭を潰したりボルトを捻じ切っても大丈夫だ」・・・できる事がちょっと増えて、ちょっと自信がついただけでも嬉しく感じるようです。


今週の活動報告は以上です。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?