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始まります。愛媛から鳥取・大山への、旅の記録

たぶん、わたしはこの鳥取・大山への旅を
これから忘れないんだとおもう。
忘れない、というか、ふと思い出す、立ち返りたくなる、そんな旅だった。

旅行じゃなくて、旅っていいたくなる3日間。

いつもなら例えばおいしいもの食べに、とか
絶景を見に、とか
憧れのあのホテルに、とか
そんな感じだけど
今回は、大山にいこう思い立ったのではなく、
いきたくてたまらなくなった空間(宿?おうち)に、インスタで出会ったのがきっかけで。
いつだろう、去年の春と夏の境目くらいかな。

なにかのアルゴリズムで、フォローしてない人の
そのお宿でのことの投稿がわたしに表示されて
写真をみて、文章を読んで、すぐに
いかねば。と使命感に駆られた感じだった。

(その投稿を紹介させていただきたいのだけど、今は空間のネタバレになるので後にさせてほしいなと思います。)

その人と同じく30の節目にいて、これから人生どうしようかって考えてたことが重なったのもあった。
いや、やっぱり三十路を迎えるにあたって構えるよね?なんか、このままじゃだめな気がなんとなくしてしまうっていうか。変わりたい気持ちとは裏腹に、勇気を持った行動をしにくくなってたり。考えるのやめてとりあえずビールのんで明日を迎えて、また週末にはぐるぐる考えて。
答えどこーーーだれかおしえて!っていっても、これは無論わたしが自分で出すべき答えなのだ。ああ苦しい。

そんなときだった。そこにいけばなんだか、自分が大事にしたいものがなにか、確かめられるような気がした。

そう言うと、この間観た「青春18×2」の映画でのセリフを思い出す。
『あーーーー、わたしがした旅も、それだったのか。』
とおもったので
パクりだとしても許されたい。

話を戻して、
調べたらその宿は鳥取の大山で、なかなかさらっといける距離ではなく、去年からずっと温めていて、
今年の1月に愛媛に引っ越すことになりさらに距離ができてしまったが
思い立って、ようやく、いくと決めた。のが今年の2月くらいの話。

愛媛から鳥取まで、海を越えて山を越えての長旅。果たしていけるのか??
まあなんとかなるんだ。たぶん。。

車だとまあいけないこともない?

予約しようと思って検索して、初めてのAirbnb。
思ったより埋まっていて、やっぱり人気なのか~それとも気ままにされてるのか~どっちでも、イイ。
4月くらいしか行けるタイミングがなくて、友を誘って、予約。

ちなみに、ひとりでいくか、誰かを誘うか、でもかなり悩んでいる。
悩んだ結果、わたしはたぶんこの旅で、いろんな些細で大事なことに気づくし、感性にびびっとくる体験をたくさんするだろう。だから、それを共有し合える人が、
それはつまり、「これめっちゃいいな」って言ったら「わかるぅ~」って返す人。
あっちいってみるかってなったら、自然ともうそっちに行ってる、みたいな人。
ただただ浸りたいときには、好きに浸ってる人。
そういう人が、いた方がより、たくさんのものを吸収できるかもしれない。そう思って、すぐ思い浮かんだ友のるいさんを誘った。
快諾してくれてありがとう!

そうして予約が完了した。
せっかくなので2泊3日でいくことにした。
もう一泊は、会社の知り合いがまた偶然関わっていた、グランピングに決めた。
これまた初めてのグランピングにそわそわする。

桜の季節を楽しみきっていたらあっという間に1週間前。
ワクワクがとまらない。
レンタカーでいくことにしたけどわたしのなんとかなるやろ精神は問題で、いつも借りてたレンタカー屋さんに電話したらなんと在庫なし。

ひぃいまずい。

松山までいくことにして、なんとかレンタカー確保。
準備は大切です、と何度言い聞かせてもこれ。

さて、当日がやってきた。
なんとかちゃんと起きれたけどしっかり忘れ物もした。松山で買い物して色々と無事に終えてレンタカー借りて、
愛媛から香川方面へ、レッツゴーです🚙

まずは東へ東へ。まだ山桜が咲いてて、高速を走ってると花びらがピュンピュン、ヒラヒラと自分に向かってくる。日本は美しい。

瀬戸大橋の標識をみたらテンションあがらずにはいられない。
瀬戸内の青はすばらしい!何度みてもサイコー!
基本的にザバーンザブーンの荒れた日本海育ちだと、瀬戸内の穏やかなブルーに感動するのである。
運転してて写真撮れないのがくやしい。けど体は喜びまくっている。

昔の写真だけどこういう青だよって言いたい

岡山まで着いた。るいさんと合流してカレーを食べて、珈琲買って、次は北へ北へ。

途中で立ち寄った「備中鍾乳穴」。

ひんやり、じめじめ
ドゥーーーーーーーーン
ポタポタ
命救うタイプの光

Googleマップで偶然見つけていったけど涼しくて、想像以上に奥が広くて、初めての鍾乳洞は圧巻だった。
体が清まった。

この時点で16時。大山は遠い。
走らせて、18時前に米子について、日本海が見えてきた。

憧れの空間が待ち受けている!
ドキドキが止まらなかった。

ホストのよしこさんは到着前からメッセージで丁寧に案内してくれて
すでにほっこり、早く会いたい!

Airbnbで泊まるのも初めてで
なんて挨拶したらいいのか、めっちゃ喋りたいけど喋りたいってうざいのか 、
はぁーどうしよう。

全然まとまらないまま、
到着した。。?
ん、、なくない?どこだ、、

あ、、これ。。。だ

外観から心奪われた。

つづく。




あとがき

さて、この旅の記録は何本のnoteになるのか。わたしが怖いです。心して少しずつ、つづっていきたいと思っていますが、一本でかなり疲れました。でもあのときの心の高揚がそのまま思い出される!この衝動で次までいっちゃうか、いっちゃえるのか?と問いかけています。一旦散歩かな。

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