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マンガ感想【キングダム3】

 

原泰久:作


 山の民の王「楊端和」の前に連れ出される政。
「力を借りにきた」と単刀直入に言いますがせせら笑われるばかり。
恨みのある山の民に「オレの首を切っても解決にはならない」と言います。
政は「異なる者が交わるとき血が流れなかったことがあろうか」と理路整然と説きます。

 政は国境があるから争いが起こる、だから国境をなくす、と言います「オレは中華を統一する最初の王になると宣言、おお~!
そして、信は「死んだ奴らの思いを実現してやれ」みたいなことを言って説得。
政と信の言葉に心動かされた山の民の王は盟を結ぶことに。
交渉成功!強気でいったのが効きました。
楊端和が面を外すと女性でした、美人さんじゃないですか。

 馬に乗って山を下る信たち。
政は上手に乗りこなしていますが信は馬に引っ張られています。
はじめてじゃ無理もない。
馬にはじめて人を乗せたのは趙の「武霊王」とやらだそう、知らなかった。
スキタイという民族がはじめて馬使ったと聞いたことありますね。

 どうやって咸陽に入るか作戦会議。
こちらの兵力はせいぜい3千、対する敵は8万。
10倍以上か、キツいな・・・。
政が考えがあるようで”あるモノ”を作っておいてくれ、と言います。
それは山の民の面と衣装でした。
全員山の民のカッコして臣従したフリして中に入るという作戦。
うまくいくのか。

 咸陽の近くまで辿り着き早速作戦を決行。
政は「必ず誘いに乗る」と確信しているようです。
丞相の竭氏はまんまと誘いに乗り信たちを王都の中に入れます。
というのも呂不韋に対抗するため兵40万を集めようとしたものの、
玉爾がなくて兵は8万しか集められなかったとのこと。
少しでも兵が欲しい竭氏は誘いに乗ったのでした、アホが!

 進んでいくと、兵の隊長が武装加除を求めます。
それには応じず政が隊長を斬り殺します。
激怒する竭氏、たちまち乱戦になります。
山の民が強いのですが門をなかなか開けられません、高いうえに頑丈にできています。
信が大ジャンプして門の上まで届きました、やった!
敵の兵が信を殺そうとしますが貂の痺れ矢で救われます、ナイス!
山の民が逃げようとする竭氏に追いつきます。コイツの運命もこれまでか!

 ・・・と思ったら山の民が矢を食らいました。
配下の「肆氏」とやらが兵を率いてあらわれたのです。
山の民が甲冑を身につけていたので偽装に気づいたよう、こいつやるな。
肆氏の部隊は屈強、さっきのやつらとはわけが違う。
政がここは食い止めるから信たちが別働隊になり成蟜を討てと言います。

 今回はここまで。
果たして信たちは成蟜と竭氏を討つことができるのでしょうか。

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