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神武という名字について

ふと、大学時代に経済史の本を探していて「神武」という名字の人の本があったなあ、と思い出しました。(その後の調べで神武庸四郎という人だとわかりました)
「神武」という姓が存在する、もしかして神武天皇と関係があるのかも、と思って調べることにしました。

まず、例の名字由来netアプリを使って「神武姓」について調べることに

【読み】こうたけ,かみたけ,こうぶ,じんむ

【全国順位】 11,554位
【全国人数】 およそ570人

全国におよそ570人いるんですね。
「こうたけ」と読む人が多数で、福岡県に集中しているとのこと。

「神武姓」の由来については、

1.神武天皇の子孫説

神武天皇は福岡県糟屋郡宇美町の地で生まれ、その後裔が「蚊田王」と称していたと伝えられており、古墳時代末期から同地の宇美八幡宮の神主となった。発音は神武天皇を憚って「コウタケ」に変更したとも言われています

2.荒木氏の子孫説

福岡県大野城市に住む荒木氏の子孫が、神武(こうたけ)氏を名乗り、宇美八幡宮の神官を務めたとも伝えられています

の2つがあるようです。

また、「宇美八幡宮」に「神武斎宮之助」という神職が存在するそうです。
宇美八幡宮は神武天皇を祀っているわけではないみたいですが。

「じんむ」と読む人も少数ながらいるようなので、本当に神武天皇の末裔なのかもしれませんね。

 今回の調査でわかったことはここまででした。
謎多き姓である「神武姓」でした。



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