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愛新覚羅家の子孫について

愛新覚羅家、といえば清朝を打ち立てた皇帝の一族です。
満州国の皇帝になった、ラストエンペラー「愛新覚羅溥儀」が有名ですね。
その愛新覚羅家の子孫はいるのか、調べてみました。
まあ、戦前まで一族は続いていたのだからいるんだろう、と思っていたら何人かいました。

 最後の皇帝である、溥儀と同母弟の溥傑には子がなかったので、溥傑がなくなった後は、その異母弟の溥任という人が当主の座を引き継いだそうです。
溥任の死後(この人2015年まで生きていた!)はその長子である、金毓嶂という人が当主を継いでいるとか。

 愛新覚羅家は、戦後大半が中国風の金姓に変えたそうです(別に変えなくてもいいのに)
しかし、愛新覚羅の姓を受け継いでいる人もいます。
その一人が「愛新覚羅維」さんです
この方、なんと日本に住んでいる愛新覚羅家の人なのです。
順治帝の子孫の人で、東大を出た眼科医の人だそうですよ。
その他にも、中国やアメリカにまで愛新覚羅家の子孫の人はいるそうです。
台湾の政治家にも愛新覚羅家の人がいる、と聞いたことがあります。
結構、子孫の人残ってるみたいですね。

 ただ・・・現在の満州族は消えつつある民族なんだそうです。
満州族は残っているらしいのですが、そのアイデンティティを失っているとか聞きました。
満州語も危機に瀕しており、中国で満州語を話す学者は限られている、とのこと。

 愛新覚羅家の子孫は各国に残っていましたが、満州族はアイデンティティを失いつつあり、満州語は存続の危機に陥っているそう。
かつて中華を支配した民族として、満州族や満州語には滅んでほしくないですね、なんとか生き残ってほしいものです。

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