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バラカンが見た村上海賊

 「ピーター・バラカン」という人が「村上海賊」について探っていく番組です。
村上海賊については地元の博物館にもいったし、ある程度は知ってはいました。

 村上海賊とは、14~16世紀にかけて、瀬戸内海の島々を支配した海賊集団です。
織田信長と戦って勝利したことが有名ですね。
海賊といっても、住民を襲って金品を略奪する存在ではなく、通行料を徴収して船舶の安全を守る存在だった。
外国の海賊とは大きく異なる存在、それが村上海賊。
アウトローだけど、なにか憎めない存在って感じかな。

 また、村上海賊が意外なことに、優雅な文化人であり、海外との繋がりもあったという。
信仰心に篤く、連歌を嗜んでいたり、陣羽織の赤色は南米産のものだった。
ただのアウトローではなく、文化人で、海外と取引もしていたんだ。
意外な一面のある集団ですね。

 さらに、村上海賊の思いは地元に受け継がれている。
地元の人たちによって村上海賊の舞台が演じられている。
その中には、村上海賊首領の子孫の人もいました。
いや~、なんか感慨深いですね。
今も、村上海賊の思いが受け継がれているんだ。

 今回、この番組で村上海賊のことがさらに深くわかりました。
村上海賊が文化人という一面もあるとは知らなかった。意外です。
和田竜さんの「村上海賊の娘」また読みたくなってきちゃったな~。

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