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僕が漁師だったときの話(更新を終了しました)

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真鯛の養殖・定置網漁、海の上の仕事風景(※漁師を辞めたため、更新は終了しました)。
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#漁業

網洗いと神さまの差し入れ。

12月8日土曜日。 漁師は土日が休みじゃない。 祝日なにそれ、おいしいの。 いやいや、魚の方がおいしいよ。 獲る漁業にしろ育てる漁業にしろ、 毎日海に出るのが基本だ。 社員は順繰りに休みながら、会社は毎日動いている。 僕は週に2日休みをもらっている。 恵みの雨。 この言葉は漁師にとって2つの意味合いがある。 ひとつめ。 雨が降ることによって 山のミネラルが海に注がれ、 栄養豊富な海で魚たちが育つこと。 そしてふたつめ。 雨が降ると作業ができないから、 仕

ありふれた漁村の日常を生きる。

おはようございました。 12月6日木曜日。 曇り時々小雨。 気温14/10度。 小潮。 本日は朝6時出勤。 微妙に明るく、逆に言えばちょっと暗い。 今日は志摩市にある渡鹿野島(わたかのじま)へ配達の日。 真鯛の出荷作業を途中で抜け出して、 ひとり軽トラに乗る。 配達のおっちゃん、通称よっちゃんが今日は休み。 だから僕が、代わりに行く。 道中ではラジオを聞いている。 普段、テレビも新聞もみない。 ラジオを聞いて、たまにとんでもなくビックリする。 ミクロの世界に染