ささやかな身体の感覚の変化と、身体の操作の進化

『ケトルベルアドバンス』(松下タイケイ著)を読んで、ケトルベルトレーニングに取り組むこと数週間。「腹圧」や「腹腔」について、ちょっと感覚が変わったように感じています。

以前は、背骨とその周囲の筋肉が、背中に縦方向にあり、腹部に風船状の腹腔があり、腹腔の前に腹筋が付いている感じ。

いまは、厚みのある筋肉の膜が、前・横・後ろとつながり、円筒状になって、上半身と下半身をつないでいる感じです。

微妙な違いなんですが、腹式呼吸による腹圧の高まりを感じるようになったし、座ったとき・立ったときに、これらの筋肉に頼る・使う感覚が出てきました。

この変化がいいのか悪いのかは分かりません。けれども、ケトルベルを使った動的なトレーニングをしながら、自分の身体の感覚を感じるように注意した結果なので、面白いです。

感覚の変化に気付いたところで、今までスイング一辺倒だったトレーニングメニューにも変化を付けることが出来ました。ミリタリープレスを始め、一度は諦めていたスナッチにも取り組み始めました。

重量も回数も全然大したことはなく、体重や体型の変化もまだ全然ありませんが、こういうささやかな変化と進化が起きたことは、本当に興味深いですし、トレーニングを続けるモチベーションになっています。

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