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MECEな思考の必要性

日ある組織開発コンサル講座でMECE(ミーシー)と当たり前のように言ったところ、「??」の顔をしたメンバーがいたのでここで簡単に整理しておきたいと思います。ビジネス用語として論理的思考に代表される技術は、社内でもよく使われるケースがあります。私も長く営業拠点で仕事をしたのち、研究所で院卒の上司からMECEで考えて・・・・(つまりもれなく)そして大分類、中分類、小分類で整理して資料化して下さいと言われたのを覚えています。 その後、人材育成の仕事をや、自ら会社の研修を受ける際に学ぶ機会が何度かありました。 MECEについてまとめておきます。 MECEとはMutually Exclusive and Collectively Exhaustiveの略で、「相互に排他的な項目」による「完全な全体集合」を意味します。 これだと何のことかわかりませんよね。要するに「ダブリなく・漏れなく」という意味です。 考えてみてください。会社で様々な議論や企画、組織的な問題事象、いろんな選択を出すことやイシューはいくつかの事象から特定ができたりいます。ボトルネックはなんだろうか?とか 組織や人を動かす時に何が必要か?若い時は情熱!パッションとよく言っていましたが何度も同じことを繰り返し話している時が 多かったと記憶しています。 重要な企画や会議、また限られた時間での判断を求められる状況においては、自分が知っていることを中心に、あるいは先入先出で判断されていては正確な意思決定につながりません。 物事の全体像を押さえ、そこから適切な判断や行動を起こすために必要な発想がこのMECEなのです。MECEって要は「ダブリなく・漏れなく」ってことでしょう・・・ この鍵を握るのがフレームワーク志向 というものです。コーチングは、クライアントの行動促進をしていきますが、クライアントにない視点で新たな選択、行動促進をさせることも重要です。日々の思考にMECEをぜひ取り入れていきましょう。
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