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抽出スランプを抜けて

一番酷かったのは今年の3月4月辺りでしょうか、おそらくハンドドリップに手が慣れて注湯量もスピードも上がって来たからかと。
後から気づいたんですが、そもそもレシオも間違えてまして、豆15gで300ml取ってました。何故、コレが成立していたかと省みるに、恐る恐る注ぐ分時間をかけた結果、過抽出を丁度良く感じていたからだと思います。スピードが上がって適切な時間内に落とせるようになって硝子のバランスが一気に崩壊。どうやっても加減が合わない!と豆やドリッパーに懐疑的な目を向けたりもしたんですが、そんなぶれぶれな私の頬を「舐めとんのか」と張り倒してくれたブ◯イトさんのような器具がクリスタルドリッパー(キーコーヒー)とDEEP27(CAFEC)です。名物が多い中で、私はこの二つから珈琲に対する物差し・基準を授かった気がします。器具の方から匙を投げられる事が無かったのが救いです本当。
原因究明が進んだ今、最難関に再び挑んでどうか…一杯を無駄にしたくない上に豆の損失を考えると、どうしても手の遠ざかる器具が、あります。

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