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買い戦略をそのまま売り戦略化しても成績が反転しない理由|イザナミ豆知識

買い戦略でキレイにマイナスの期待値になったので、売り戦略化しようとするとおもったような成績にならないことがあります。その原因を解説します。

取引回数が一致しない理由

STOP高/STOP安によって手仕舞いできない取引があり、仕掛けシグナルに差が出る

STOP高になった場合、買いでは手仕舞いできても売りでは手仕舞いできなくなって保有期間が変わり、次の仕掛けシグナルに影響がでるケースがあります。

指値と逆指値の仕様の違い

例えば買いで逆指値を利用していたルールを売り化するときに指値を利用しますが、指値と逆指値では同値だった場合に約定するしないの差があります。
買いの逆指値=高値は約定した検証になりますが、売りの場合"指値=高値"では約定しなかったことになります。

執行パレットのルール詳細はマニュアルをご覧ください。

取引回数が一致しない理由の対策方法

基本設定の特別条件を以下のようにすることで対策可能です。

以下をOFFにします。
・Stop髙/Stop安で取引ができない場合を考慮に入れる
・保有中や待機中の場合は、次の仕掛けはしない

以下をONにします(2023/6/26現在 拡張ライセンスが必要です)
・指値=安値(高値)でも約定扱いとする(高売買代金用:上級者向け)

平均利益や平均損失などの概要レポートの数値が綺麗に反転しない理由

平均利益や平均損失などの概要レポートの数値についてですが、現状
損益±0は勝ち取引として計算しています。

そのため買い戦略/売り戦略どちらでも±0が勝ち取引に含まれて各種成績を計算するために 勝率、平均利益や平均損失などが綺麗に逆にならない状況です。

お問合せ先

有限会社 ツクヨミ
URL https://www.izanami.jp
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