Step5 勝率をコントロール!厳しく緩くで成績を自由自在に管理せよ!|株システムトレードの始め方講座
こんにちは、株システムトレードの伝道師 大内です。
今回は戦略のカスタマイズのお話です。
だれでも負けはイヤなもの…なのでつい気にしてしまう勝率。
「この勝率をいかにコントロールするか?」
早速、本題に入りましょう(≧∇≦)/
【 1 】 売買ルールのカスタマイズの極意
成績を上げようと戦略をカスタマイズするとき
闇雲にパラメーターをいじっても、
「時間ばかりかかって、さっぱり成果が上がらない…」
ということになりがちです。
「勝率を上げる!」という目的なら、
実は条件を厳しくしたり、緩くしたりすることで思い通りの結果が得られますよ!
【 2 】 仕掛け条件を「厳しく」すると勝率アップ!
勝率を上げる方法ですが、売買ルールによって具体的なやり方は変わってきます。
ただ厳しくする意識を持って条件を調節すると、狙った成績に近付きます。
仕掛ける銘柄をより厳選し、取引機会を絞り込むと考えれば分かりやすいかもしれませんね。
例えば、
イザナミHPで掲載している売買ルール の勝率を上げてみることにしましょう。
仕掛け条件は、
「終値が、15日移動平均-10%以下になったら翌日成行で買い」
です。
これを厳しくするには、
この-10%という数字をより小さくし、より深く落ち込んだ銘柄のみを狙うようにすると良いのです。
< 仕掛け条件を15日移動平均「-15%」以下に変更したら >
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取引回数 43,308回 ---> 17,376回
勝率 55.64% ---> 58.53%
期待値 1.29% ---> 2.24%
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※最新の成績は、 トライアル版 で簡単に確認できます!
取引回数は半分以下になったものの、勝率と期待値が大幅アップです!
では、さらに厳しくしたらどうでしょう?
< 仕掛け条件を15日移動平均「-20%」以下に変更したら >
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取引回数 43,308回 ---> 7,547回
勝率 55.64% ---> 59.72%
期待値 1.29% ---> 3.09%
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勝率と期待値はさらに上昇しました。
もっと急落し、リバウンドの可能性が高い銘柄のみに絞り込んだことが、結果に繋がっているのです。
【 3 】 利益確定ライン「緩く」すると勝率アップ!
今度は手仕舞い条件のカスタマイズ。
さっきとは逆に緩くするパターンです。
利益確定ラインを緩くするということは、
より早めにさっと手仕舞ってしまうということです。
例えば、
イザナミHPで掲載している売買ルール は、
「終値が建値+5%を超えたら翌日成行」で利益確定としていました。
この「+5%」を小さくしてみましょう。
< 手仕舞い条件の利確ラインを建値+2.5%にしたら >
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取引回数 43,308回 ---> 48,793回
勝率 55.64% ---> 61.37%
期待値 1.29% ---> 1.11%
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※最新の成績は、 トライアル版 で簡単に確認できます!
勝率はあっさり60%を超えてきました。
期待値は下がりましたが、代わりに取引回数が増えています。
早く手仕舞うことで資金が自由になり、仕掛けチャンスが増大しているのです。
では、さらに緩くしてみましょう。
< 手仕舞い条件の利確ラインを建値+1.0%にしたら >
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取引回数 43,308回 ---> 53,944回
勝率 55.64% ---> 63.94%
期待値 1.29% ---> 0.98%
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すばやい利確を試みることで、1回あたりの利益は減ります。
ですが、その代わりに取引回数と勝率を大きく伸ばすことができるのです!
【 4 】 損切りライン「緩く」すると勝率アップ!
さらに手仕舞いラインのカスタマイズです。
こちらも緩くすることで勝率アップ!
イザナミHPで掲載している売買ルール は、
「終値が建て値-5%を下回ったら翌日成行で損切り」としていました。
この「-5%」をもっと小さくして、さらに損失にのんびり付き合う鈍感な条件に変えてみましょう。
< 手仕舞い条件の損切りラインを建値-10.0%にしたら >
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取引回数 43,308回 ---> 33,682回
勝率 55.64% ---> 63.42%
期待値 1.29% ---> 1.61%
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勝率は一気に60%超えです!
期待値も上昇してますね♪
「-10%」まで損失に耐えることで、勝ちを逃さない戦略に生まれ変わったのです。
では、条件をもっと緩くしてしまいましょう。
< 手仕舞い条件の損切りラインを建値-20%にしたら >
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取引回数 43,308回 ---> 27,577回
勝率 55.64% ---> 66.37%
期待値 1.29% ---> 1.88%
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【 5 】 基本性能を良くしたらバランス調整に時間をかけよう!
このように成績を調節することは比較的簡単です。
上記のような方法を組み合わせることで、勝率や期待値をさらに伸ばすことも可能なのです。
ただ勝率を求めるがゆえに取引回数を絞りすぎて、
普段シグナルが出ない超ヒマな戦略になったり、
実際には耐え切れないほどの含み損を許容する戦略になってしまうことがあります。
「戦略はバランスが大事!」
コアとなる基本条件が完成したら、
バランス調整を行ってより良い戦略に仕上げていきましょう!
いかがでしたか?
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さて次回はNYダウを利用した戦略の解説です。
多くのトレーダーが意識する指標の1つであるNYダウ。
これをどのように使用して成績を上げるのか?
どうぞお楽しみに!
お問合せ先
有限会社 ツクヨミ
URL https://www.izanami.jp
Mail support@izanami.jp
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