車いすバスケットボールが面白い

結論から申し上げましょう。

男子の車いすバスケットボールが面白い!

私自身もバスケをやっていますし、日頃から学生バスケ、Bリーグや3x3などなどを見ているので、車いすバスケも見たらハマるんだろうなーとは薄々感じていました。

はい。見事にハマりました。笑

私がハマった原因(?)として考えられる3つの要素を挙げていきたいと思います。

①選手がみんなかっこいい

バスケットボールに限らず、どのスポーツでもアスリート・選手の方々は皆さんかっこいいのですが…特にバスケ選手は一段とかっこよく感じる方です(恐らく自分がバスケ好きなせい)。

個人的に好きな選手が背番号2の鳥海連志(ちょうかい れんし)選手。アンダーカテゴリーでも活躍されている次世代を担うエースの一人。今回のパラリンピックにおける初戦・コロンビア戦ではトリプルダブルを成し遂げるという超人的な選手でもあります。予選リーグ最終戦のトルコ戦でもリバウンドやディフェンスで勝利に貢献。シュートチェックにタイトなディフェンス、スティール…見ていて本当に凄かったです(語彙力)。パスセンスも見事で見ていてとても好きな選手です。能力の他に外見も含めですが、個人的には馬場雄大選手に似ている感じがしてとても好きです。

②5人制のバスケと似た部分が多く初心者でも見やすい(気がする)

車いすバスケのルールは5人制のバスケと同じコート、同じ高さのリング…と5人制バスケと似た部分も多いため、今回ほぼ初めて車いすバスケを見た私でも見やすく、むしろ夢中になって見ているくらいです。バスケが好きな方、何度かバスケを観戦したことがある方は車いすバスケも「面白い!」と感じられると思います。車いすバスケならではの持ち点制度(障害の程度によって分けられた持ち点を踏まえて出場選手5人を合計14点以内にしなくてはならない)やダブルドリブルがないこと、車いす同士の激しい攻防、巧みなチェアワークといった”ならでは”の部分も見どころです。

③若手とベテランが融合したチームワークと個性が光るプレーの数々

ここ数年、車いすバスケ界は若手選手の育成と強化に力を入れてきたらしく、その成果が顕著に表れているのではないかとにわかなりにも感じています。鳥海選手、古澤選手といった20代の若い選手たちと香西選手や藤本選手といった車いすバスケを長く牽引してきたベテラン選手のプレーが上手く噛み合っていて非常にバランスがとれたチーム構成のように思っています(素人目線)。個人的には鳥海選手と秋田選手の合わせプレーが好きです。

立った状態でもスリーポイントシュートは難しいというのに上手く力を使ってスリーを決める選手の姿は見ていて本当に圧巻です。パスが上手い選手、ディフェンスを得意とする選手、当たり前ですがいろんな選手がいます。また、車いすバスケという特性からかバンクシュートも多く見られます。個性を活かした得意とするプレーが随所で出て来ると見ていてより面白さを感じられます。

車いすバスケは5人制バスケほどポジションに固執していない感じ、はっきりとは分けられていない感じがします。もちろんある程度のポジション・役割が振られているのかもしれませんが、5人制以上にオールラウンダー型の選手であることが求められているのかもしれません。だからこそ、より”チーム力””全員バスケ”が試されるスポーツなのだと私は感じています。

今夜、男子は大事な決勝トーナメント一試合目。強豪・オーストラリアが相手。画面の前から応援してます。頑張れ日本!

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