2022/06/07(09/11着) Mac Studio

届くまでがマジで長かった

記録的円安に伴うApple製品一斉値上げ


WWDC直後に発生した円安に伴う製品一斉値上げ。Mac Studioも例に漏れず、CTOモデルによっては10万円も価格上昇が発生する大幅値上げが発生しました。発表は日本時間深夜だったため、値上げ反映が間に合わず一部の店舗の在庫は旧価格のままでした。いわゆるパニック買いが一部では発生したようですが、僕もその波に乗って注文可能なMac Studioを購入しました

Mac Studio (M1 Ultra 48コアGPU、RAM128GB、1TBストレージ)


注文可能だったM1 Ultraモデルは上記のみだったため、こちらを注文。RAM以外は吊るしのM1 Ultraモデルです。RAMを盛るぐらいならGPU盛った方がいいのでは?と思うかもしれませんが、64コアモデルの性能上昇はしょっぱい上にNVIDIAと比べてしまうと悲しい性能なので、熱くならなくてIntelオンボードより良くなれば正直なんでもよかったです。反面ストレージは1TBじゃどう考えても足りないので、こちらは本当は盛りたかったです。CTOオプションがなかったため敢えなくというところですね。
元々使っていたMac miniをファイルサーバーとして運用していくので、とりあえず保存しておくだけのファイル類とかバックアップはこちらに、他音楽系ライブラリは一旦は旧環境で使っていた外付けのSATA SSDに入れて運用します。

気になるところ


性能自体は特にまだしっかりぶん回せていないのでノーコメントですが、巷で言われているファンノイズについては静かな部屋だとしっかりと聞こえます。コイル鳴きのような高周波ノイズもあり、レコーディングで使いたいマシンではないですね。アイドル時のMac miniのような無音を期待すると大変厳しい気持ちになると思います。
発熱についてはアイドル・ブラウジング時に28度(室温+3度程度)と、基本的にすごく低発熱なのですが、言われていたスリープ時に発熱する問題はやはりありました。しかしこれについてはそれほど気にするべきほどの発熱ではないのではと思います。Mac miniなどはスリープ時に温度が下がっていましたが、40度ちょいぐらいの熱でした。Mac Studioはエアコン消した暑い部屋でも35度程度でした。長い間放置するともっと熱くなりそうですが、50度を超えることは多分ないでしょう。よほど起動時のファンが冷却しているようです。
しかしこれほど冷えているのでファンをもう少し絞ってしまっても全然問題ないのではと思うのですが、動かしていると問題が出てくるのでしょうか。
ソフトウェアに関しては概ね使っていたソフト類は動いています。DTM関連はまだ本当に触っていないのでわかりませんが、半分ぐらいはもうネイティブで動かないことがわかっているのでそれほどまだ期待していません。それでもMac miniと違って立ち上げただけで唸り出すことはないと思うので、Wavesをアップデートするまでは水冷マシンと合わせて半々ぐらいで運用していく予定です(WUP未課金)。一番問題がありそうなのはVEP6で、現状まともに動かなそうな情報を見たのですが、AppleSilicon移行の過渡期での使用を見据えて導入したのになんだか本末転倒な感じです。Appleジェノサイドがおさまるまでは旧環境も捨てずに残しておかないといけないのが歯痒いところですね。

まとめ

まだ使い始めて一月ぐらいでそれほどヘビーな用途では動かせていないので真価は見えていません。がPhotshopの挙動が既にかなり軽いのは確認したのでMac miniで感じた不満は当面大丈夫そうです。最低4年は使うつもりですが、できれば6年はそのままで行きたい。またMac miniをファイル鯖にするにあたってローカルネットの10GbE化を本格的に検討し始めているのですが、これについては一つ案があるので別で記事書きたいなと思っています。


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