第一章 完
もうまもなく30歳という年を終えようとしていまして、早くも人生のエンディング迎えた感が最近すごいんですよ。
結婚して、子供を授かって、独立して法人化して、そこそこの売り上げ目標を達成することができて、笑顔に囲まれています。
これもう漫画だったら最終巻やで!
地味で貧乏な家庭に育った冴えない男の子にしては充分すぎるハッピーエンドやで!ってなっています。
「彼は幸せな人生を送っていくのでした。 THE END」って見開きで最終回のやつやで!
でも字面だけみると順風満帆すぎるんだけど、世に言われる「幸せ」を手にした本人としては思った以上に「物足りない感」があったりします。
まだなにも成し遂げていない自覚があるっていうのが大きくて、むしろこのまま世代交代の波にのまれてしまう恐怖すらあったりします。
ハッピーエンドにはたどり着いたけどトゥルーエンドには全くたどり着いていない思いを胸に、この瞬間に区切りとして第二章の人生を考えるとします。
天空の装備を息子に残してやりたいが、俺だってまだまだ主人公として活躍したいんだぜ。
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