嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 掌編 桜の落差 感想

絶対に読んでから読んでください…(って言ってもみーまーわかるオタクは3人くらいしかいないはずですが…)

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まーちゃん視点なのやばくない???????????????????????

14年前に1巻が出て10年前に一度完結してその間にweb短編とかもあって4年前に10周年記念作品として11巻が出てとやってきましたが令和になってからまーちゃん視点でのお話ですよ…、分かりますかこのやばさを…やばいんです…やばい……。

今までのお話を読んでいたときはまーちゃんの思考って言葉や態度ででているものがすべてだと思っていました。いやならいやって言うしダイエットしなきゃとなったら肉を削ぐし…。だからこそこうやってまーちゃんの頭のなかというか語り部という形で文章が綴ってあること自体めちゃくちゃびっくりなのですよ…。

お話自体も良くて、あっきゅんがみーくんを名乗り出る前のお話で、叶わない夢を曖昧な記憶のままずっと待ち続けているのが…ほんと……、ね……。でもここでぼんやりだからこそのみーくんが成り立つわけで、ぼんやりだからこそ10巻であの選択がされるのだと思います。これ読んでくれている方はみーまー全巻読んでる方しかいないと思うのでこれ以上深くは言いませんが…。

すっかりまーちゃんといえばこういう行動や思考というものに囚われがちだったと思います。こうも描写されてしまうと本当に人並みの幸せを掴んでほしいという気持ちになります。ただただ記憶の薄れた約束を叶えることが幸せで、他の人と同じように考えて生活をしているだけなのに本人の意志とは関係なく症状が現れてというのを本人描写されるととてもきますね…。つらい…。11巻も踏まえると更に辛いけど幸せのかたちなんだよなぁと感じます…。みーくんと幸せになってよかったね…。

左さんのイラストもやばいですね…。コメントにもありましたが満開のピンクだけど爽やかだけじゃない感じがこれがみたかったんだよ!感がすごいのです…。このイラストもですが電撃文庫マガジンに載っていたイラストも全部画集にのせてほしいしA0ポスターでだしてほしいのです…。

アイカツ!とTaNaBaTaに関する感情は人に話したり同人誌だしたりして消化していますが、みーまーは話せる人も少ない(話せるだけありがたいのです)同人誌もつくっていなくてこじらせ気味なのでまたまとめてクソデカ感情ポエムとか書きたいですね。ええ、本当に。