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愚行録2

勘違い

Fursuitのイベントなるものに参加し、それで心底面白いと思ってしまった
そこで本物を見たので新たなる目標も出来た
上手い事良い人として立ち回れてしまったのだ
twitterのフォロワーというのもいきなり3桁に突入
写真を人に撮られるという事が七五三くらいぶりで
しかも好意的に流れてくる
自分としては出来はまだ足りないが、好意的に観られて調子に乗った
人脈を作ろうとし、奔走していた

メサイア・シンドローム

時系列からは離れるが、
今思えば自分は自力救済を行った狂人であり
本来は持たざるモノなので、そのまま飢えて乾かないといけない人種だった
自己肯定感が最底辺になったところに、救いの光景を見てしまったのが
今に至る間違いの連鎖
モノを作るという手段だけで強引に自力救済を行い、それしか救いは無いと思ってしまったのだ
何にも想いがない、手段によってその界隈に対する参加チケットを得ただけ
表現者でも無ければ何でもない、模倣しただけのガワを運ぶだけの人

ただその手段が自分を救済したのは確かで
多分ただ興味あっただけで
「自分も自作してみたいです」
って人を製造マシンにするべく取り扱ってしまった
おそらく彼らも何も持たざるモノで困っているのだろう
だから自分を餌とし、手段を提示して入り口に放り込んで
すり潰して恨みを買うようになった

おそらく本質は

「みんなと同じように着ぐるみが自分も欲しい」

おそらくこの行動原理の違いにより
現在は敵対関係状態になっているのだろう
それを見抜けなかったのが自分の取った最も愚かな選択肢だった

思い込み

本来コスプレジャンルは自分がやりたければやればよい
そんなものだろう
しかし自分はアニメキャラのコスプレは女の子の特権であり
男性には人権がないと思い込んでいる
本当にここは個人の性癖の問題であるので多少なれど偏見はあるだろう
そのように定義しているものに、自分の身体を使ってガワを纏い
禁忌をぶち破って突入して面白いと思ってしまった
超えてはならない一線を越えてしまった
有象無象のweb観測者のままでいなければならないのに
そういった危険な領域に入った以上はルールに則り立ち回る
つまみ出されない為にイベント等でもおりこうさんにしておく
過剰な意識付が仇になり、関係が深い人に対して、
ルールを逸脱する行為を発見し、注意で済まない場合のエスカレートが酷い
他人事で放置してればいいモノを、巻き添えにしてしまう悪い癖が出た

一人の限界を超える為に

単騎でやれることは非常に限られている
そして得られるものもたかがしれてる
人と繋がりを持つことでキャパシティを超えたことが出来る
集団の中で役割を果たすことで成せる事は大きい
自分は「少しはマシな着ぐるみを作れた人」としての役割しか持ってない
その1枚の手札を見せて使う事で実力以上のハッタリをかませる
その手札は案外強くて、こちらのアクション以上にリアクションが大きい
なので有効活用すれば、かなり有利に立ち回れた

最近もまた聞かれて過去のデータを適当に放り込んだSSDを漁って、
当時の記憶を呼び起こしていたら、良い事も悪い事も思い出してしまって
こんな誰も見る必要のない文章へ起こしている
実際に具体的に写真や解説混じりで文章を起こしたり、
イベントを有利に立ち回る戦術を仕込んだり、余計なお世話
ありがた迷惑な事をして、これはまずいと、だんだん自覚が出てきて
全部また吹き飛ばしてリセットしようとしはじめたので
今回のような媒体で文章化してまだ生きてたら
数年後に記憶を呼び起こす際の副読本くらいにする為に書いてる

何も持たざるモノがまた愚行を起こさないように


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