見出し画像

2021年7月25日日曜日 夫妻変わらず顔がてかてかニコニコ

昨日酒を飲んだのに体調は悪くない。
飲酒は多くても一週間に一度でいい。

アトリエに出勤して、アトリエでやりたくない仕事ナンバーワンのキャンバス張りをする。
地味な作業ながら、時間がかかるし意外と力を使う。
キャンバス布を木枠に打ち付けていく時に、キャンバス張り器というハンマーヘッドシャーク様の器具で布を掴み、引っ張り上げてから、ガンタッカーで裏打ちする。
あまり引っ張りすぎるとキャンバス、木枠が痛むし、ピンと張ってないキャンバスは描きづらいから、適度な張力で布を張り付けていく必要がある。

真夏は断熱材のない屋根から、岩盤浴のようにじんわり体の芯からあたたまる熱気が降り注いでいるようで、仕事場に置いてあるものたち全てがじんわり暖かい。
ついにこの季節が来たなと思ったけれど、昨日から体が夏モードに切り替わっていて、今日は暑さが平気だ。
作業しながら水を飲み、塩をなめる。
体のコンディションも正確に把握できていて、調子がいい。

休憩しながらInstagramを見ていたら、別府に行ってたまるさんが今日は福岡にいると書いてる。
まるさんと連絡を取り、キャンバス張りを終わらせてNeu! Albumに集合する。
まるさんのりさん夫妻変わらず顔がてかてかニコニコで、思わずこちらも笑顔になる。
タイミング悪く、ほぼ満腹の状態で来てしまい、Neuの最高ご飯をあまり食べれない。
あまり飯を食べていない私を見て、生島くんはヴィーガンなの?とまるさんに聞かれそうではないと答える、ご懐妊のさきえ嬢に最近見たオススメ映画を教えてもらう等。

帰り際、まるさんがNeuのお二人と握手ハグしようとにじり寄ると、そういうことなら二人でサンドイッチするシステムになっていると言われ、おじさん三人が真夏の夜に暗いビルの廊下で抱き合ってる姿をみんなで撮影大会。

二次会はシロッコ。
行くとなぜかクラブ仕様になっていて、何のイベント?と聞いても、自然にそうなったとの回答しか得られず。

私は今日、酒は2杯まで飲んでいいとパートナーに言われたが、メンツ的に一度酒を摂取したら果てまで行く雰囲気だったので、終始ジンジャーエールで乗り切り、自分を褒めたい。

地下はそれなりの音量でDJされており、少し音が遠い所に行きたいと思ったので地上のテラスに出て、いのくちくんとこの一年を語る会。
日本は特殊な文化だから、ちゃんと尖れば、西洋東洋問わず諸外国から異質であり、オリジナリティを発揮できるものがあり、それは価値のあるものだと言われる。
ぬるい風が吹いていて店先の植物たちがさわさわ揺れ、その向こうを連休最終日の夜をそれなりに楽しく過ごしたであろう人たちが薬院一丁目の交差点から各々の方向に歩いて通りすぎていく。
階下から漏れ聞こえるダンスミュージック。

まるさん夫妻始め、何とか宣言で直に会えてなかった友達と会えて嬉しかったけど、音でかい場所はすっかり苦手になってしまった。
友達と店の隅で、ちびちびやるのはまだ好きな気がする。
そんなことを思ったか思わなかったか、まるさんから買った「HARD CHILL」Tシャツを片手にぷらぷら歩いて帰った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?