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つながり

人と繋がりをもつこと。
それ自体が目的になると、概ね離散する。
離散しなくても、軽薄なものになる。

他人に興味を持つこと。その結果、繋がった。というあとからの結果で充分だと思う。
他人が繋がりたいと思うから、あなたの行動を見に来たり、あなたの作品を追いかけたりするわけで。
自分というコンテンツをどこまで広く見せるかを考えればいいと思う。

映画監督は、世界で勝負したいと思うだろうし、
ミュージシャンは、日本のJ-POPチャートを席巻したいと思うだろう。
YouTuberは、ファンの数を注目するのだろう。
ビジネスマンは顧客を増やしたいだろう。売り上げを上げるために。

それ以外のひとは?
ひとつのアプリの中で、知人ができる。
Xで呟けば、反響がある。
自分がどこまで広く届ける必要があるか?
井の中の蛙でいいという判断も正しい。
だって、それ以外を求めていないから。

なにもかもが、でっかく広くある必要はない。
ゲームを遊ぶ時にひとりじゃいやだな。だから、配信画面をつけておこう。あ、友だちが一緒にできるって。
そんな文脈でいいし、その時は、逆に、ともだちになりそうな人がいるアプリのせまい世界で、時間をかけたほうがいい場合もある。
何個も何個も渡り歩くより、大勢の配信者に埋もれる大きいサービスより、小さいアプリのほうがいい時もある。

ひとと繋がりたいと思う時、自分自身から他人を見ても、「何かの魅力」が判定基準になると思う。
好み。
話題。
テクニック。
営業での獲得規模。

じゃあ、自分はどうだろう?
自分の欲しい繋がりに、相手から見て魅力的な何かを提供できるだろうか?
特別なものでなくても、話しやすかったり。
自由になる時間帯が合う。とか。
相手の技術を向上させるエッセンスとか。
相手の困ったを救う商材力だったり。

ここまで考えて、相手軸になりやすい人もいるので、あえて、ここで、しっかりと自分を振り返る。
自分も善い状態をキープすることができるように、すこしわがままに、わりと図太く、自分の心が欲求を求めている。を大切にしよう。

売上額が大きくても、割引して、何度も足繁く通っても、赤字なら意味がないし。
アバターや声が好きでも、話題がいつも耳を塞ぎたくなるような不快なものなら、聴きたくないだろう。

だからこそ、難しいのだけど、
要点は、
私の「のれん」と、相手の「のれん」で、繋がりをつくっていくほうが、安定しやすいのだ。
だから、1つだけ、
自分の心地良いもので、「のれん」を出そう。

という、お話。

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