【情報】テキスト生成AI（ChatGPTなど）を安全に使用するための注意点（シナリオ）

2023年9月15日 01:08

挨拶

美香：こんにちは、美香です。
浩：こんにちは、浩です。
美香: 最近、テレビのホラー映画の予告にびっくりしていませんか？
夏はやっぱり怖い話の季節ですね。
浩: 本当にそうですね。ちょっとした予告で背筋が寒くなります。
特に夜中に突然流れてくると、驚いてしまいますよね。
美香: その通り。ホラー映画のように突然現れるセキュリティの脅威。
事前に知っておくことで、驚きを少なくできますよ。
浩: 美香さん、その比喩はピッタリ。
美香: 知識を武器に、セキュリティの「怖い話」に負けないようにしましょう！
浩:はいわかりました。
ところで美香さん、今「テキスト生成AI」っていうのを使ってると聞いたんですが。
美香:そうなんですよ、浩さん。
テキスト生成AIを使って、考えをまとめたり、疑問を解決したりしています。

テキスト生成AI（ChatGPTなど）とは

美香:テキスト生成AIとは、ChatGPTに代表とされる、文字を使って会話することができる
人工知能を使ったコンピュータプログラムなんですよ。
浩:なるほど。だから、賢いコンピュータの友達とおしゃべりしているような感じ？
美香:まさにその通り！質問を打ち込むだけで答えてくれるんです。
例えば「日本の首都は？」って聞けば、「東京」と答えてくれる。
浩:それって、もしかして美香さんが私より頼りにしているのかな？
私も「東京」って答えられるよ！
美香:浩さんも頼りにしていますよ。でも、AIは長文の説明や意見も答えられるんですよ！

テキスト生成AI（ChatGPTなど）を安全に使用するための注意点

【1. 情報の正確性】

美香:気をつけてほしいことがあるんです。
テキスト生成AIからの情報が常に正確であるとは限らないんです。
浩:え？じゃあ、さっきの「日本の首都は？」って質問も間違って答えることがあるの？
美香:そういう簡単な質問では大丈夫ですが、情報の古さやデータの収集したデータの偏りで、不正確な答えをすることがあるんですよ。
浩:じゃあ、テキスト生成AIが言ったことを鵜呑みにしてはいけないってこと？
美香:その通り。生成した文章を確認することなく発信したり、大切な判断をする際には、他の情報源での確認も必要です。
浩:情報はしっかりと確認する！それが一番大切ですね。

【2.情報の流出】

美香: 浩さん、テキスト生成AIに個人情報や機密情報を入力したりする？
浩: 秘密…？あ、あれは一回だけで、それからは…
美香: そう、重要情報を入力すると、保存や第三者にアクセスされるリスクがあるの。
いくら「入力データは保存しない」とか「入力データは教師データにしない」って言われても、バグやミスで漏れることだってゼロじゃない。
浩: それじゃ、入力する内容には注意しなけりゃならないですね。
美香: そのとおり。気を付けましょう。

浩: でも、仕事で効率化したい時とか、個人情報入れたい時ってあるよね？
美香: それなら、インターネットにつながらないローカル環境でAIを使う方法があるよ。
でも、その場合は自分のところにAI環境を作って、自分でデータの更新とかしなきゃだめだけどね。
浩: それ、大変じゃん…。他に方法ないの？
美香: 手間はかかるけど、重要な部分を手作業で、マスクしてから入力する方法もあるよ！
そうすれば、AIを使って品質向上のために文章全体をチェックすることは可能になります。
浩: なるほど、それなら簡単で、安心だね。
美香: そう。そして忘れてほしくないのは、使用後に対話履歴やログをクリアすること。
それで、もし間違って重要な情報を入れても、後からその情報が漏れるリスクを減らせるの。

浩: ちなみに、美香さん、外でテキスト生成AIを使うことはありますか？
美香: 公式のプラットフォームを使っているよ。
最近では色々なプラットフォームでテキスト生成AIが使えるようになったけど、信頼できる超有名なところしか使わないようにしているよ。
怪しいサイトだと、入力したデータが説明通り扱われるかどうかも怪しいし、セキュリティリスクが高まるからね。
そして、気を付けたいのは、ネットカフェとか空港とかにある共有のPCを使う場合、何が仕掛けられているかわからないし、入力したデータがそこのPCに残る場合があるので、共有のPCは使わないようにしています。
浩: ああ、ネットカフェに行ったときにそこのPC使うかも。気をつけなきゃ。

【3.著作権違反】

浩: テキスト生成AIを使って詩を書くこちもできるんですよね？
美香: ああ、そうですよ。でも浩さん、その詩、たまたま他の有名な詩と似ていたらどうします？
浩: え？まさか、著作権違反？
美香: ある種のAIは、ネット上のコンテンツを読むけれど、ただの切り貼りじゃなく、大量のテキストで言語の構造を学んで、そこから文章を生成する。
この種のAIは、基本的には著作権違反にならないはずなんです。
浩: はぅ。そうしたら別の種類のAIもあるということ？
美香: そう、こちらのインターネット上から必要な情報を切り出して、情報を生成するタイプのAIは、引用元を明らかにしているので、これ自体は著作権違反にならないけど、生成した文章のみをそのまま公開したら著作権違反になる可能性がある。
浩: その場合は、引用元の情報を明らかにすれば公開していいんですね。
美香: 一概にそうとも言えない。
公開する前にはちゃんと引用元の文章を見て、参照や引用のルールを確認してください。
作品によっては、引用元の記載ルールや事前連絡が必要であったり、そもそも引用を禁止しているケースもありますので注意してくださいね。
浩: わかりました。
浩: では、言語の構造を学んで文章を生成するAIの方を使用しようかな？
美香: そうですね。知識を得るための調査と文章を創作する場合など用途に応じて使い分けてください。
でも、こちらのAIの方も注意が必要です。たまたま生成された文章が著作権のある作品と似ていることも考えられます。
浩: へぇ、そういうこともあるんですね。それも困るなぁ。じゃあ、どうしたらいいの？

美香: 可能性として非常に低いので通常は、著作権違反が明確になってから対応を検討すれば良いけど、著作権違反となることで実業務に致命的な影響が出る場合は、著作権違反があった時を想定して対応する体制を用意することが必要になります。
たとえば、著作権違反の連絡窓口を設置や著作者への対応、違反箇所の特定、違反箇所の改定、公開中止などの体制を整えるなどです。
浩: なるほど。出版社とかアーチストとか著作権侵害が直に影響するときは要注意なんですね。
著作権侵害に備えて、損害保険に入っておく方法もありそうですね。
美香：そのとおり、でもなかなかそこまでお金をかけるケースは少なそうですけどね。
美香: その他にもAIを使って作品やコンテンツを作った際、その作品のクレジットに、使ったAIやツールの名前を明記することで、著作権違反があったとしても意図的じゃないことが伝わるから、問題が起きたときの対応がスムーズに行えると思います。
浩: そう考えると、人間もたまに似たような作品を作ることあるもんね。AIだって完璧じゃない。
美香: そうです。AIも人も、創作するものには似たものが出ることがあるから、その時は人間と同じように対応すれば良いのです。
浩: じゃあ、次はAIで歌詞を作って、バンド活動始めるか！
美香: あまり期待せずに待ってます。

テキスト生成AIの便利な使い方

美香: 以上を踏まえて、コンテンツ生成AIの便利な使い方をご紹介します。
美香:まず１つ目、「ブレインストーミング」です。
新しいプロジェクトや取り組みに必要なアイディアを求める際、キーワードや短いフレーズを入力してAIにアイディアを生成させることができます。
例えば、新しい商品開発やイベントの企画など、さまざまな場面でのアイディア出しに役立てることができます。
浩:それは便利だね。特にアイディアが出ない時に、なけなしのネタをAIに入力してAIに話を膨らませてもらい、良いアイディアに発展しないか試してみる価値があるかも。
美香:そうなんです。私もアイディアが出ない時に、悩んでいるところをAIに相談し、帰ってきた返事の中でよさそうな内容を元にして、再度AIに問いかけるなど繰り返して、良いアイディアに発展できるように、壁打ちを行っています。
浩:なるほど、壁打ちですか。AI相手にアイディアのキャッチポールをして、ブラッシュアップしていく方法ですね。
美香:そうです。なかなか良いアイディアが出ないこともしょっちゅうですが、AIからの返事はいまいちな時でも、自分の頭の中がだんだんと整理されてきて、良いアイディアが生まれることもあります。
逆に思いもしなかったことがAIから提案されて目から鱗といったケースもままあります。
浩:そうなんですね。今度、壁打ち試してみます。

美香:便利な使い方の２つ目は、文章の推敲です。
一度書いた自分の文章を読み直して、文章の品質を向上させるのは苦痛ですよね。
浩:他の人の書いた文章を推敲するのも知っている分野ならば読む楽しみもありますが、まったく興味のない分野の文章の推敲は苦痛以外の何物でもありません。
美香:そう、そういう、非人間的な作業こそ、AIに任せるべきなんです。
普通の議事脱字はもちろん、文法や言い回しの改善もできるし、指示すれば、文章の要約や説明の追加などもやってくれるので、とても便利です。
でも、最後に忘れずに作者として人間がチェックを行ってくださいね。
浩:なるほど、時間の節約や品質向上に繋がるので、多くのコンテンツクリエイターにとっては非常に魅力的ですね。
美香:はい。その通りです。

まとめ

美香:まとめると、テキスト生成AIは非常に便利なツールですが、その利用に当たっては注意点もあるということです。
私たち利用者自身の意識と行動で、安全にAIを利用することが可能です。
安全第一で、便利にテキスト生成AIを使いこなしましょう。
浩:詳しい説明、ありがとうございました。これからはもっと有効にテキスト生成AIが利用できそうです。
早速、これから作るブログの文章のチェックに使ってみたいと思います。
美香：頑張ってくださいね。
美香：最後に、皆さんにお願いがあります。私たちのこの情報が役立ったと感じたら、
チャンネル登録や高評価、コメントなど、よろしくお願いします！
浩：それでは、また次回の動画でお会いしましょう！
美香：さようなら！
浩：さようなら！

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