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東京支部キックオフまでの自分

我々東京支部は、7月12日にキックオフをした。

でも、3月中旬ごろから学生スタッフの2年目として活動すると決めてから3か月以上もの代表がいない期間があった。

noteさぼってたし、この期間の自分の心中を書いていきます
(これを読めば今年のスタッフのほとんどが知らないであろう、俺が6月下旬から7月11日まで人に会うだけで泣きまくってた理由を知ることができるかも)


3月から6月までの自分


この期間は、そう簡単には代表が決まらないことは表面上なんとなく理解していたから、その中で自分にできる事を考えたりして、代表がいない状態で活動が始まったとしても自分が代表といえるくらいまでの気持ちへ無理やり持っていこうとしたりもした。
去年度の活動だけではわからないところも多かったから、今年度の他都市の代表や去年のスタッフとかに色んな話を聞いたりもして、その時のメモはいまでもめちゃ残ってる。でも、こういう風な姿勢で周りの意見を聞いたり、自身から行動をしようとするこの気持ちは、6月に入るあたりに完全に気持ちが切れてしまった。


なぜか。


理由はその時は分からなったけど、振り返ってみれば簡単な話で、[孤独]を感じてしまっていたからだということがひとつの結論だった。

何をしても自分1人ですべてやっているような気がしてしまっていて、なんのために、誰のために、こんなに苦しい時間を過ごしているのだろうとストレスしか感じず、夜も寝れないような日々を過ごしていた。(ただメンタル弱いのもあるけどね)

こういう風に感じている自分と並行に、無情にも強いパッションを持った目を輝かせた説明会希望者が当時200人近くいた。
その気持ちをなんとか切らさまいと自分をだまし、見切り発車で仮スタッフとかいうわけわかんないことを始めたり(これをきっかけに仲良くなったスタッフもたくさんいるけど)、失敗したといっても仕方ないような状況になってしまった。


正直、自分なら出来ると思っていた理想と現実のギャップにやられていたのも完全に気持ちが切れてしまった理由のひとつかも。(自意識過剰以前に自分の想像以上の無力さを感じた。)
さらにこれを常に孤独を感じながらやっていたことが本当に苦しかった。仲間が周りにたくさんいるような環境であればこの程度じゃ折れなかったはず。

結果として、この時期にはもう今年はやめようかなとも思った。

ただ、そう思ってから幸いにもまだ這い上がりたい気持ちはついえていなかったから、去年の代表とかいろんな人と飲みに行ったりして、自分の中で考えなくてもいいことや、今まで無駄なプライドや立場とかを気にしすぎていたことを取っ払ったりで、少しずつ学生支部に対する気持ちが回復していった。

中途半端に回復している途中だったこともあってか、この時期は去年のスタッフに会って顔を見るだけで勝手に「一人じゃないんだ」って考えたりして、涙が出てくるような状態だった。

けど、それが関係していたかはわからないけど、結局表面上だけの回復でとどまって、組織を運営しようとはしていたけど、深く根の方にあった[孤独]は取り除けないままで7月を迎えていた。。。

7月に遂に現れた人見知り野郎

深く根底にある[孤独]を取り除けないまま、キックオフまで約1週間になったころ、ある男に出会った。

なんか東京支部の代表をするらしい。
なんか世界一周をしてたらしい。
そのくせに全然目合わせてくんないけど。

ただ、この男が代表に決まってからキックオフまでの約1週間で分かったことは、「旅の楽しさを1番に伝えられる人間が今年の東京支部の代表なんだ。」ってことだった。まったく言語化もしていなかったけど、ふわふわしていた中でも自分が求めていた代表はこういう人間であるということだった。

彼が来てから僕にとって孤独ばかり感じていた東京支部は姿を変えた。

彼が現れてからの自分

自分にとっての東京支部の姿を変わった理由としては、本当に大事な大切にすべきことがなんだったのかを思い出したからだと思う。

去年まで振り返ることになるけど、20スタッフの活動中の12月にやっとパスポートを取って、活動の最後に満を持して初海外タイをかまそうと思っていた。まあ、案の定欠航になっていかない選択肢を選んだんだけど。

今は割と周知の事実という感じだけど、自分は海外に行ったことがない。
旅といえば18切符ぐらいかな。
本当に旅といえばそれくらいで、自分は旅の経験が今いちばんこの組織に所属しているうえで不足していると思う。

ここが余計に強く作用したのか、なんとか組織をうまいこと動かそうということばかり考えて、本来意識すべき「旅」という1番大事な要素を3か月の間、忘れていた。

個人的に、ありきたりな考えではあるけど、「旅」といものは山あり谷あり、良いことだけじゃないけど経験してよかったと思える出来事が詰まったものだと思ってる。

そしてこれは組織で動くうえでも同じではないのかということに気づいた。

これに関しては抽象的すぎるかもだけど、この気づきに腹落ちしている理由の一つは、目の前のことがうまくいかないことをいちいち気にしてはいけないんだろうなってことだと思えたからかも。

ふわふわはしているけど、これを思い出した、気づくことが出来たときには、うまくいかないことばかり考えていた6月までとは全く違う視点を持てるようになっていた。

うまくいかないことは当たり前。楽しいこともうれしいこともあるんだから、それを感じるための要素だと思えば、なんてことない。

もっと気楽に行こうぜ。俺。


こんな感じに思えるようになってから迎えたキックオフ前日の飲み会。
細かい理由はもう覚えてないけど、みんなが楽しそうに酒飲んでる姿とか真面目な話したりしてるのを見たり、「周りにはこんなにも仲間がいるじゃないか」「学生スタッフってこれだよなあ...」というのを感じがら噛みしめながら泣いていたような記憶がある。

6月終わりの涙の理由と大きく変わってはいないかもだけど、自分にとっては全く違う、21スタッフとして頑張れると確信することが出来た日だった。

最後に

キックオフしてから早いことにもう約2か月。

最近はちょっとしんどくなってくることも正直あったし、久しぶりに[孤独]を感じたりもした。

でも、まあそんなもんなんてことないね。楽しいことたくさんあるぞこれから。

やると決めたんだから、最後まで走り切るよ。

そして、一緒に走り切りたいって思ってくれた人はこれからもよろしくね。





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