性犯罪の三次被害を受けたこと。
表題は、自分の中のもやもやが完了するに至った自覚についてのこと。
父親に性的暴行を受け続けた少女に感情移入して、その件に関わった人に腹を立てていたことについてゆっくり振り返ってみたら出てきたこと。
そこに至るまでの心境を書いてみた。
ワークショップの内容は、場の安全のため外部へはその話をしない。
自分に起きた部分についてだけ記していく。
心斎橋で行われるゲシュタルトネットワーク関西(GNK)の自主トレーニングに参加した。GNKの代表かずりんに「今日から大阪に行く」と伝えたら自主練があるというのでその日に参加を決めた。
心斎橋の会議室を使い、zoomと対面で自主練の場が開かれていた。
午前はフォーカシングの勉強会だった。
フォーカシングとは、まだ言葉にならないような、からだで感じられる微妙な感覚に注意を向け、そこから言葉を出していく作業。
フォーカシングによって、自分自身の気持ちをよりよく理解できるようになったり、何か決断をしないといけないときに納得のいく決断が容易になったりする。カウンセリングや心理療法を学ぶ際に、カウンセラー自身の訓練にもなる。文章を書いたり、芸術的な作品を生み出す際に、自分の実感がうまく表現できているか確認することに使うこともできる。
会議室に入って、まずは自分の漢字を一文字で表わすよう質問された。
自分が動物になりきるアニマルクロッシングと、漢字一文字で自分を表わす漢字フォーカシングというワークをしていたようだ。
漢字を使うって漢字文化圏限定で貴重!
自分のこの日この時の漢字は「俄」。
にわか雨のにわか。ニンベンに我。
突然に徒然に、他者比較でもなく、自分が変化していく様を思っていたらその漢字が思い浮かんだ。
物事が急に起こるさま。突然。一時的でかりそめであるさま。
ウィキペディアには
俄(にわか)とは、江戸時代から明治時代にかけて、宴席や路上などで行われた即興の芝居。仁輪加、仁和歌、二和加などとも書く。またの名を茶番(ちゃばん)。
俄狂言(にわかきょうげん)の略で[1]、俄、つまり素人が演じたことからこう呼ばれる。あるいは一説に、路上で突然始まり衆目を集めたため、「にわかに始まる」という意味から「俄」と呼ばれるようになったと伝えられる。
内容は歌舞伎の演目の内容を再現したものや、滑稽な話を演じるものがあったようである。遊廓などで、多くは職業的芸人でない素人によって演じられた。
とある。
なるほど、面白い。自分が表した漢字が多角的に見て何を表わすか、そのリフレクションが気づきにつながる。
自主トレの板書(メモ書き)はうさぎのイラスト付き。
CFOとあるのは、参加者がクライアント、ファシリテーター、オブザーバーに分かれてワークをするゲシュタルトのトレーニング。
自分は自律神経を落ち着かせるワークをしたいと提案した。
誰もやる人がいなければ言い出しっぺの自分がファシリテートをしなければ(汗)と思っていたが、
他の参加者の誘導で、五分ほど片鼻呼吸でヨガをしてリラックスできた。
また、ペアワークではその内容を決めるにあたり、ヒーローインタビューを提案した。
アイスブレイクで使われるけど、今回説明した方法は、インタビュアーがヒーローに成功体験を聞き出すだけのもの。発表の部分の説明は無し。
ヒーロー役とインタビュアー役の2役を選出し、インタビュアーは相手(ヒーロー)の成功体験を聞いていきます。
成功体験は、本人が人生においてやり遂げたと思えたこと。
その人自身にとってのことなので、自分にとってのやり遂げたことでよい。
例示として自分が話したのは、自動車運転免許を自動車学校に行かずに取得したこと。普通車の練習代は一〇万円以上かかったけど、免許試験場の試験で直接免許が取れてその苦労が報われたのはとても嬉しかった。
少人数(二名)でオンライン参加の人はブレイクアウトルームに分かれて話し合い、会場の人も二人ペアで話をした。
その後のワークをして出てきたことは、
知り合いのカウンセラーに対してもやもやするという思い。
カウンセラーには、クライアントの過去のカウンセラーが間違っている、劣っているといい、自分の地位を相対的に高めようとする。
昔読んだ小説に、「ほとんどの歯医者はヤブ医者だ」という弁論があった。
歯の治療に行くと、これまでの治療形跡を見て、だめな医者にかかっていたと断定する歯科医がいる。
新しい歯科医に行くたびにその歯科医は過去の治療がひどいことを伝える。
よって、今通っている歯科医以外は、酷い歯科医となる。
カウンセラーの業界も同じでズブズブと否定しあい、沈んでいないかと心配になる。
ここからは有料とさせていただきます。
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