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#こども基本法 22日目 附則第二条”検討” と 入らなかったもの

4月1日~4月22日までの勝手に こども基本法リレー も今日が最後です。
なぜこの日か?というと、4月22日が子どもの権利条約の批准記念日だからなのでした。4月1日からすぐみなさんに伝えたかったけれど、キャンペーンで用意していたことがこの日からスタートのことが多く、それまでのつなぎとして行っていたのでした。(それについては別途また書きます!)

そんな背景をもとに、最後にお伝えするのは、本文ではなくて「附則」の第二条と、「こども基本法に入らなかったもの」についてです。

こども基本法附則
(検討)
第二条
国は、この法律の施行後五年を目途として、この法律の施行の状況及びこども施策の実施の状況を勘案し、こども施策が基本理念にのっとって実施されているかどうか等の観点からその実態を把握し及び公正かつ適切に評価する仕組みの整備その他の基本理念にのっとったこども施策の一層の推進のために必要な方策について検討を加え、その結果に基づき、法制上の 措置その他の必要な措置を講ずるものとする。

もしこの法律を改定するとしたら、5年後に見直しましょう、ということなのですが、それに加えて、「実態を把握し及び公正かつ適切に評価する仕組みの整備」というのがあります。

実は、今回こども基本法に関して提言をしていく中で、早々に実現困難になった部分がありました。それが、「子どもコミッショナー」についてです。
子どもオンブスパーソンとかともいうのですが、国からは独立した機関として、子どもたちの権利が守られているかを調査したり、子どもに寄り添って発信したり、政府へ提言したりする、そうした機関のことです。

広げよう!子どもの権利条約キャンペーンでは以下のように提言していました。

これが「入らなかったもの」になります。

今後、このような仕組みについて理解を深めながら、実現に向けて、次の機会を待ちたいと思っています。

そんなわけで、22日間に及ぶ #こども基本法  リレー は今日で終わりとします。

わたしのつたない解説や独特の見解を温かく見守ってくださった関係者のみなさん、ありがとうございました!こうしてここに書き残しておくことが、いつか誰かの役にたつことを願って!

以上 こども基本法 リレー 22日目 附則第二条”検討” と 入らなかったもの をお送りしました!



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