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子育ての基本は『心知体』。できてますか?

子育ての基本は『心・知・体』の3種類。『心』は心の子育て。『知』は知能(賢さ)の子育て。そして『体』は体の子育てです。

これら3種類の子育ては、どれも子供本人にはもちろん、家族全体が将来にわたって良好な関係を続けていくためにも欠かせない、大切な親の務めです。

3つの子育て。その目的と難易度

まず心の子育ての目的は、強く優しくしなやかな心を育ててあげること。子供の心(精神面)は、親子で過ごす日々の生活を利用して養ってあげましょう。実行にあたっては、親が『自分を通して子供と大人の世界をつなげてあげる』その意思を持っていることが大事で、だたそれさえ持っていれば、難易度的には3つの子育ての中で一番容易です。

次に知の子育ての目的は、自分で考え正しく判断できる賢さを育ててあげること。これには学校の勉強を利用します。成績や学歴も否定はしませんが、学校教育はもともと『学習』というアプローチから、子供の『賢さ』を伸ばすためのプログラムなので、それを利用します。親としては、賢いから勉強ができるのではなく、勉強が子供を賢くしてくれる。このことをしっかり理解しておくことが大事です。難易度は、とくに子供が低学年までは、親が支えてあげる割合が大きく、それまでは少し大変かもしれません。

最後に体の子育ての目的は、病気やけがに負けない、丈夫で健康な体を作ってあげること。授乳から始まって、離乳食から徐々に普通の食事へ。もちろん好き嫌いなく栄養のバランスも考えてあげなくてはいけません。さらに各種予防接種や健康診断などなど。子供の体が安定期に入るまでは、他の2つの子育てが霞んでしまうほど親は大変です。でもやるべきこと(目的と方法)は、はっきりしているので、がんばって進んで行きましょう。


子育てはバランスが大事

子育て『心・知・体』は重なるところも多く、たとえば心が育てば、それは子供の勉強に対する姿勢に大きく影響します。また逆に、勉強から得た知識で心が成長する場合も多々あります。そしてそもそも、すべては健康な体があってこそですね。

このように『心・知・体』のバランスを考えて育ててあげれば、相乗効果も相まって、子供を効果的に正しく導いてあげることができます。


現在ほとんどの家庭で『体の子育て』は、しっかり行われています。同じように、他の2つの子育てにも取り組んであげてください。それは必ず子供の未来を広げ、また、子供の成長過程で懸念される様々なトラブルも、きっと防いでくれるはずですから。

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子供の心を育てるサイトを運営しています。ご興味あればぜひどうぞ。子供の心と知能(賢さ)を育てる取り組み方についてもご紹介しています。

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