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読み聞かせは必要か?

集中力や想像力の向上、親子のコミュニケーションなど『読み聞かせ』の有用性については色々と言われてますが、ここでは『子供と学習』という点に絞って、私の経験も交えながら少し話をしてみようと思います。


みなさんはなんとなく『本好きな人は勉強もできる』といったイメージはないでしょうか。

私は数人ですが子供たちに勉強を教えていた経験があります。そのときも本が好きだと言っていた子は例外なく、順調に勉強を進めて行くことができました。実感としては『私の説明やアドバイスをちゃんと理解してくれるので、さくさく進んで行ける』そんな感じです。

ご存じのように、子供の学習では『理解力』がとても重要な要素となります。『先生の解説や教科書の内容を正しく理解できる』それは間違いなく強力なアドバンテージです。


私は『子供の学習においての理解力』とは『会話や文章の理解力』と、ほぼイコールではないかと思っています。と言うのも、当たり前ですが日本では授業は日本語です。私が勉強を教える場合も学校も、教科に関係なく授業はすべて日本語で行われます。『会話や文章の理解力』、つまり『日本語力』が高ければ、先生の説明や教科書の内容をより早く正確に理解できるので『日本語力の高さ』がそのまま『学習能力の高さ』となって表れるわけです。


『日本語力』は『質の高い日本語に触れていた時間』が長いほど育ちます。そのてん本の文章は、何度も校正され、より適切で正しい日本語によって書かれているので、日本語の経験値を上げるにはぴったりです。なので『読書』という行為が、子供の『日本語力』が育ててくれるのも容易に想像できると思います。


小さい頃から本好きだった友人に本が好きになったきっかけを聞いてみると、やはり親の『読み聞かせ』が多かったようです。
もちろん読み聞かせをやってあげたからといって、すべての子が本好きになるとは限りませんが、それでも子供と本との出会いを演出してあげることはできます。

最初にも書いた通り、読み聞かせには学習以外にもたくさんのメリットがあります。あまりジャンルなどにこだわらず、ぜひ子育てのお供に色々な本を用意してあげてくださいね。

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