定義森林鉄道跡
定義森林鉄道跡(宮城県仙台市)
友人と登山する予定だったが、ひょんなことから、大倉川を遡り遺構を見に行くことに。
車を止めたところから20~30分ほど軌道跡を歩くと、橋脚および橋台がコンクリート製、主桁が木製(既に崩れ落ちている)の橋梁遺構があった。
定義森林鉄道は昭和13年度~18年度にかけて作られ、昭和38年に全線廃止となった。延長約11km、定義貯木場(定義如来西方寺がある付近)から大倉川沿を遡り、一部インクラインで高度を稼ぐ。開設時は森林鉄道2級であったが、昭和27年に全線森林鉄道1級に格上げされた。
今回は最初の遺構で終わったが、今度はさらに奥に進んで、インクラインの跡など探してみたい。
大倉川は上流に行くほど大変きれいで、幾つかの滝が流れ込むのも見える。川は適度な流量、流速で淵が多く、魚影も濃いようだ。川原は一部広々として快適。楽しむ要素がたくさんある。水は冷たくて、泳ぐには少し早かった。
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