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「ギブして取り分急ぐな」が横行(笑)こんなギバーが今後死ぬ

「とにかく人にはギブして、取り分を急ぐな」の類の話が、横行しています。(笑)

多分もう心あたりあると思うのですが
この辺りの偏差値の高いコミュニティにいると何が起こるかって、「いかにギブを先にさせないか」「いかに相手に先にテイカーにさせるか」みたいな奇妙な魂胆のぶつかり合いがしばしば起こります。

この解消法が見えないかなと思い
今回の大阪遠征を振り返って文を綴ってみたいと思います。
結論、こんなギバーは今後死んでく。って話になります。

今回の大阪遠征は
関西夢フェスという学生交流イベントにて、プレゼン。
梅田のうめしば緑の文化祭というマルシェに2日間出店。
スナックひなちゃんりんちゃんでチームくにたけを応援するため参加。

一言で言うと
「たくさん貰った」です。
リアルな数字の話もします。

夢フェスでは、たくさんの学生が興味を持ってくれて
一気に20人以上SNSのフォローが増えて、メッセージもたくさん交わしました。

梅田のマルシェでは
絵本や紙芝居、かくし絵探しのコンテンツを通して
出店者さんとの方とのつながりだけでなく
2万円の売り上げを出すことができました。

スナックひなちゃんりんちゃんでは
優しいみんなから、広島に帰る分の交通費のカンパをもらいました。
新しく出会ったくみこさんが一冊紙芝居を買ってくださいました。


大大大前提、超おありがてえお話で、
素敵なご縁がめちゃめちゃもらえた帰省でした。今年一番な濃い帰省でした。

しかしなかなか赤裸々に語る記事だなあ。笑


腑に落ちるテイクかどうか

まず、いただいたテイクを、分類してみましょう。
こちらが与えられたから貰えたと感じるもの
・純粋に善意だと感じるもの
・支援されたい魂胆を感じるもの

だいぶアグレッシブな書き方をしてみましたが
こんな感じでしょうか笑

”与えたからTake”は、
「プレゼンでいい学びを与えられたであろうから、興味を持ってくれた」とか、「いい人だと思ってもらえたから、絵本を買ってくれた」とか
「シンプルに絵本に価値を感じてくれたから、買ってくれた」とか。

”純粋な善意Take”は
「恋人を看病する」とか
「街で倒れた人を助ける」とか。その辺でしょうな。

”支援求むTake”は、
「こいつを抱きたいから、ここは奢ろう」とか
「気に入ってもらうために、人当たり良くする」とか。

支援求むTakeの圧倒的な違い

こう思ってみると
支援求むテイクに感じるのって
・こちらからお願いしていないのに
・そこは支援されなくていいと思ってるのに
支援されることだと思うんですね。

いわゆる「ありがた迷惑」
あるいは、迷惑ではないけど、そこはええよ!?という
「恩の押し売り」
のどちらかかなと。

それは確実に違和感を生みますし、特に後者は、押し売られた方はなかなか顔には出しません。

「いずれテイクしたいんだろうな」と思われるギブは
今後、「ギブしろ取り分は後で」の文化がもっと広まったとき
確実に逆効果になっていくでしょう。


これから死ぬギバー

どんどん、ギブの解像度が高くなってくることで
こういった打算的で見えすいたギブに多くの人が気づき出します。

すると、今まではなんとなく付き合ってくれていた人が
「こいつ、やってるわ」と、あなたの打算ギブに気づいて
しれっと離れていくことになります。

打算ギブする人は、今後、みんなが気づいて人が離れます。

そうなる前に
自分のギブが
・お願いされたものか
・お願いはされていないが、確実に相手が支援してほしい部分か
を見極めること

あるいは、
気に入ってもらうためにする「人当たりの良さ系」は
「こいつ、やってんな」と思われないくらい練度を上げて、板についているか。

ここに関しては、早めにスタートを切っておかないとどんどん
周りの「やってんな」の感度は上がってきます。

喩えるなら、街中で声かけてくるケータイショップの人って、もうみんな”こいつは買わせてくる”って警戒するようになったでしょ。そんなかんじ。

今後勝つギバー

そういった点で、純粋な好奇心を持つ人は、今後強いでしょう。
人当たりの良さ系ギブでよく言われるのが
「相手に興味をもて」「相手の関心に監視を持て」です。
つまり、打算ギバーはこれを実践しようとします。

そこにみんなが気づき出すと、淘汰されるのは
「興味ないのに興味持ってるフリして聞いてくるやつ」で
純粋な好奇心のあるやつだけが生き残ります。

また、それ以外のギブでは
ギバーの気持ちが分かるギバーが勝つでしょう。

ここでこんなもらい方しちゃうとギブしづらいだろうな、と、
相手が上手にギブできるように気遣って、ギブする人が好かれると思います。


つまり、鍛えるべきは好奇心と、己のギブの精度。
後者に関しては経験を積むしかないですが
前者に関しては鍛えることができます。

SNSであなたにリコメンドされた興味持ちうる情報じゃなくて
何それ!?を積極的に体験していくことです。

先日、コンビニで雑誌買ったことねえなと思い、
日経トレンディ「魚」特集を買いました。
黄金の血抜きというページがあって、意味わからなすぎて買いました。

先日、おばちゃんたちが運営する
60年続く料理教室に、男一人で乗り込みました。
料理なんてたいしてしません。

そうった「リコメンド逃れ」は
一部界隈では、プチトレンドになりそうな気がしてます!

どうか、これから挑戦を続けていきたいあなたとシェアしたい内容でした。感想、意見が欲しいです。是非議論しませんか!^ ^



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