擬態20230416

天気:どうやら夏っぽい天気だったらしい

 久々の何もない2日間の休みの初日だったので、滋賀の新しい実家に帰る約束をしていたけど、行けなかった。3回連続くらい帰省チャレンジ失敗しているので今度こそは辿り着きたい所存。

なぜか昔から家族にもあんまり興味が持てなくて、その自分に心底びっくりしたり(そのくせ家族ものの映画とかは泣く)もしたけど、あんまり気にしないようにしている。

映画でも小説でも、一つの話に出てくる登場人物には何らかの意味や関係を持っていると思ってしまうのは人間のなにか根源的な欲求に関係している気がする。

最近はもっぱら自然系(ロギアではない)YouTuberを観ている。うごめ紀から知った野食ハンター茸本朗が最近のブームだが、関連動画などを観ているとなかなか層が厚く、未来の食文化を担う人材なのかもしれないと、膝の上にスマホを乗せて納豆を混ぜながら考える。

その人の動画の中で出てきた木の枝に擬態するトゲナナフシは、どことなく風に揺れる木の枝のように歩くらしい。

それを見て自然ってすごいなぁと思う画面越しの自分達を、画面越しに見て「まるで自分たちみたいな行動を、どこで覚えたんだろう」と人間を超えた生物が、納豆を超えた納豆を混ぜながら暇つぶししていたりするのかなと、思ったりもする。

物語に擬態した人間に擬態する生き物も、基本的に油で揚げたらエビみたいな味がするらしい。

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