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備えろ!!!!!!!(2023/02/23の日記)

・今日もコンサートに行った。チェロの音を採り、その場でエコーをかけてスピーカーから流すといったようなことをしていた。70年代の邦人作曲家の作品らしく、そんな時代に日本でそんなことをしていた人がいたんだ、と思った(浅い感想)。

・最近コンサートに通いづめの毎日だが、今日ので一旦落ち着くはずだ。


・コンサートが終わったあと、会場の近くの中華料理屋に入った。

・いわゆる町中華とは雰囲気を異にした小ぎれいな店で、中国のベンチャー企業でエリートが使っている社内食堂のようなイメージを受けた。実際は値段もそこそこリーズナブルで、何より美味しかったのがいい。

・メニューの量も膨大で迷ったのだが、結局のところ麻婆茄子を注文。冒険心のかけらもないチョイスである。

・しかし私は麻婆茄子の辛さを「大辛」で注文したのだが、どう考えてもあの辛さは大辛じゃなかった気がする。なんならマックのスパイシーチキンバーガーの方がよっぽど辛い。

・もしかしたら店員が「大辛」を「O(オー)辛」とメモっていたのを他の店員が目にし、「0(ゼロ)辛」だと勘違いして作ってしまったのかもしれない。そんなことある????

・とはいえ、辛くなくても美味しかったので、やはり辛さは味覚じゃないということを再認識できてとてもいい食体験だった。辛い麻婆茄子は自分で作ろ〜っと。


・赤城乳業から「かじるピスタチオバターアイス」が出た。

うまい

・「かじるバターアイス」が衝撃的な味だったので、新作であるピスタチオ味にも期待を寄せていた。食べてみると、かじるバターアイスの系譜を引き継ぐもったりとした味わいに、ピスタチオの食感がちょうどいいアクセントになっていて楽しい。ただ、オリジナルのかじるバターアイスが、脳の「美味しい」と感じる部位を直接刺激するような破滅的な味だったのに対し、これは程よくまとまっており、記憶の中の衝撃を超えてこなかったのも事実だ。

・そういえば高校の頃の先生が「体に悪いものは脳(精神)にいい」ということを言っていて、金言だな、と思った。脂肪と糖は脳にいいのだ。それでいったら「かじるバターアイス」は、最高に体に悪くて最高に脳にいいアイスということになる。

・今でこそかじるバターアイスは期間限定然としていて、アイス界のメインストリームにはいない気がするが、いずれ「ガリガリ君」とか「スーパーカップ」とかの地位に上り詰める日が来るのだろうか。もしそうなったら、我々がガリガリくんやスーパーカップを食べて育ったように、いずれ「かじるバターアイスを食べて育った世代」が進出することになる。

・あのカロリーの塊を毎日食らって育った恐れを知らない世代。最高に脳にいいものを毎日食らって育った最高に頭がおかしい世代。我々は、来るべきそんな世代にどう対抗していけばいいのだろうか。

・くるぞ、きっとくるぞ、遠からぬ日に、そういうバケモンみてえな世代が頭角をメキメキ表して、我々「ガリガリ君世代」を駆逐し、蹂躙するぞ。そういう「かじバタ世代」が跋扈する世界が、ああ、きっと、くるぞ。くるのだ。

・こうしてはいられない、備えなければ。その日に、いつか来る、突然くるその日に備えなければ。おお、備えろ、備えねば、その日に、その世界に。備えろ、我々のその安寧のために、我々のその尊厳のために。備えろ、備えろ、備えろ、備えろ、備えろ、

・備えろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!


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