見出し画像

夏の思い出が秋を彩る🍁G1シリーズへ向けて🏇〜Q的コンピ指数からの提言〜

 みなさんこんにちは、Qです🙇🏻‍♂️このブログを目にした時は、ここ北海道ではもう秋の訪れをひしひしと感じる時期に入っていると思います。とはいえ本州方面はまだまだ暑い日も多く場所によっては30℃を超える真夏日の所も多いと思います。本来ならこれを残暑という季節なのですが、この10年くらいのこの時期はいつになったら夏は終わるのか?💦という高い気温が何日も続いたりします。
 気象庁のホームページにある過去1875年から2022年現在に至る各月の平均気温が一覧できるようになっています。この中で夏が終わってひと段落と思われる9月の平均気温を見てみると、真夏にある7〜8月の28℃前後から一気に25℃前後になるのが見てとれます。しかし60〜70年代までにあった21℃という「秋らしい」数字がそれ以降一度も有りません💧
 70年代の9月の平均気温が23.2℃という数字が90年代で23.9℃、2000年〜09年で一気に24.5℃へ!2010年〜09年ではついに25℃を超え26.7℃となっています🌡💦70年代と今を比較するとその差は実にプラス3.5℃です!また60年代から2009年までの49年間に記録した夏日に匹敵する25℃以上の年が6回あったのに対し、2010年以降では何と既に5回もあり、これは確実に温暖化は進んでいると言えます。気温もさることながら、昨今の水害や海外で観測される大型ハリケーンなどによる自然災害が数十年に一度と言われていた発生頻度が数年〜ほぼ毎年のように発生していることに注視しなくてはなりません。
 地震大国ニッポンですが、我が国の自然災害は今や地震のみならず毎日の天気にまで気を遣う国なんだという認識を持たなくてはならないのです。
 日本は本当に気が抜けない列島です🗾

 [馬券も秋競馬仕様へ様変わりする]
夏競馬もほぼ終わり9月2週目からいよいよ秋競馬の開催です🐴開催場所は中山と中京の2つの競馬場。本来なら阪神競馬場が開催される時期ですがご存知のように京都競馬場がまだ改修工事期間にあるため所謂代替となる中京で開催されるという年になります。これは翌月の10月第2週までの開催で、その中で牡・牝馬秋クラシックへ向けてのステップレースとなる重賞競走も施行される予定で本当に楽しみです🏇
 今回夏競馬で各競馬場でのレース結果をみているといろいろなことに気づきました。それは今まで何となく気づいていたけれど特に反芻することなく頭の片隅の置いてきた「枠的」事象の一つでした。枠の並び云々については散々私Qは取り上げてきた競馬のテーマでしたが、これをいままで取り溜めてきた日刊スポーツコンピ指数のデータに落とし込むと様々な偏った傾向を読み取ることが出来き、それを今後の競馬予想に役立てれるのではと思い今回ブログに記すことにしました✍️
 拙い内容ではありますが、お時間があればお付き合い願います。

表1(JRAホームページより抜粋)

 上の表1は今年8/28(日)に行われた第42回新潟2歳ステークス(G3)のレース結果の上位5着までの成績です。6枠と7枠に入った単勝人気上位馬(2〜4番人気)三頭が独占した結果となりました🐴1番人気にあった10番アイスグリーンも馬券対象とはなりませんでしたが優勝馬からコンマ5/s差の5着に入り面目を保ったと言えるでしょうか。5着敗退は様々な理由はあると思いますが1・2着馬以外の3頭は全て今回初めて新潟コースを走るという未経験での出走だったという点は大きいかもしれません。それ故今回一番人気に推されたのは、2歳という若駒の現段階で秘められた可能性が他馬に比べて大きかった証であると言えるのではないでしょうか。着差こそ約3馬身の差ですが決して悲観するレース内容では無いと思います。
 またこの日、新潟コースでこのレースと同じ芝1600mで施行されたレースが2鞍あり、共に馬番5、8番が掲示板に載るという結果でした。これは新潟2歳ステークスでも同じこの馬番の二頭が上位に入着していることから枠順(または馬番順)がレース結果に何らかの作用を起こしているのではないか?という点に注視してみる、ということを思い立ちました。

[脱却という馬券のヒントとは]
  
以前Qは同じ競馬が好きな北海道道南地方出身の元ガソリンスタンド店員で現在札幌で役者を目指している知人と競馬談義を交わしている中、やはり枠順の話しになった時『それはさ、Qさん、人気でつまりそのメンバーではチカラが上だから上位に来てるだけなんですって』と簡単に話すんです。私はそれに切り返しました。『じゃさ、なんで断然人気の馬って時々馬券内はおろか掲示板にも載んないコトがあんのさ?』と。
 こう切り返された彼は『そりゃ生きモンだし。調子悪い時だってあるっしょ…。』確かにそうです。ある意味そこが馬券を買う側にしてみれば一番の悩みどころと言えるかもしれません🤔何たって口を聞ける訳では無いですし第一にパドックを観ていても調子の良し悪しはせいぜい発汗がひどく多いとか入れ込んでいるかどうか位なものです。たとえそうだとしても結局その馬を買わないかといえばしっかり買ってハズしたりします😰分かっちゃいるんです。でも買うんです、一応。
 結局2人の競馬談義の中でこれといった意義のある会話はありませんでした。彼とはあれから3年以上会ってもいないんですが…。

 で、そいうことを含めて馬券を買う上で何とかならんかと日々思いを巡らせて暮らしてこの秋を迎えたわけですが、また枠の話に戻ります。

表2(JRAホームページより抜粋)

 上の表2は先の新潟2歳ステークスと同日に行われた小倉競馬メインレース「小倉日経オープン」のレース結果から上位5頭の状況を抜粋したものです。ここでも枠が気になります。それはやはり枠順」の並びに注目したいのです。
 レースの頭数により枠番(色)が変わるのはご理解できると思います。16頭立てのレースであれば各枠に2頭づつゲートインするのですが、14頭や11頭立てなどのレースもありますのでその度に馬番の枠色が変わります。馬番の若い方から一つの枠に一頭が入るという決まりがありますので、例えば表2の小倉日経オープンでは11頭立てだったため1枠〜5枠の各枠に一頭、6〜8枠の三つの枠に各々二頭づつ入ります。そしてレースの結果3・4着に入った6枠の二頭の馬番号は6・7番であるということです。これが16頭立てだった場合、6枠の二頭の馬番は「11・12」となります。
 この小倉メインで1番人気に推されたヴァリアメンテが6番(6枠)に入ったことで結果的に「隣の枠」である7枠の馬、今回であれば7枠9番シュヴァリエローズを、また馬券にこそならなかったけれど僅差4着に同じ枠に入った隣にゲートインしていた馬の7番ナイママを上位に連れて来たのではないか?という仮説を立ててみました🏇🏇そこで他のレース結果を見てみましょう…

[偏見こそ的中の障害になる]

表3(JRAホームページより抜粋)

 上の表3は先の小倉日経オープン終了後に行われた第17回キーンランドカップ(札幌競馬場)のレース結果です。やはりここでも人気上位に推された2番人気3枠に入ったウインマーベルが隣の4枠ヴェントヴォーチェを連れて来ました。ウインマーベルが優勝すればここでの話はわかりやすく進めれるのですが今回は1着に人気薄の方が上位人気を上回る結果となりました🧐これは偏(ひとえ)に鞍上のルメールのおかげと言ってよいのかもしれません。いくらルメールでもこれだけ人気を落としている馬は今回はダメだろう…そう思って切った、または全く眼中に無かったという方は絶対多かったと思います。また、この引き連れの法則を信じていればせめて枠連を的中させていたと思うと、後悔の念は日本海溝より深いのです…。
 とにかく、もしこの上位人気馬の隣の枠の馬がくるという法則に則れば人気に関係なく馬券は的中する可能性は高いと言えるのではないでしょうか?
 なお他の平場を含めた全レースに渡って結果を見ても「5着内」という見解に拡大すれば100%の確率でいずれかの「隣の枠」を引き連れて入着しています。これは8月に入ってからのどのレースに於いても同様の結果でしたので過去の殆どのレースも同じ結果なのかもしれません。また、頭数が少ないレースであればその確率は高くなるのは言うまでもありませんが、16頭以上のフルゲートに於いてでもこの結果が起きている為、この「引き連れ」の現象は確実に起こる、そしてそれを馬券検討に反映させることはかなりの精度を持った有効手段と言えると思います。
※若干ではありますが馬場コンディションが不良など悪い状況では当てはまらない可能性があります。また落馬中止が発生した場合も同様です。
※1枠と8枠は「隣枠」と解釈しての見解です。つまり1枠→2枠…7枠→8枠→1枠というように「ループ」しているということで引き連れの法則に当てはめて考察しています。

[応用する発想が馬券の転機を起こす]
 人気上位馬を軸にしてのこの考察は、レースですので何レース中幾つのレースで馬券内になったかの統計は敢えてとりません。ただ、この1ヶ月に限りますが感覚的に4〜5割といったトコでしょうか。ただ、数値を出さない理由は競馬は必ず「紛れ」がある為です。大谷翔平選手が大変な力量を持った選手であるのは周知のことですが、マウンドに立てば必ず勝利投手になる訳ではなく、またバッターボックスに立てば必ずホームランを放つ訳では無いのと同じく競馬での人気上位馬が必ず3着内に入る訳ではありません⚾️
 ただ大谷選手も単勝人気上位の馬も「勝つ」確率と期待度は他の選手や馬よりも高いという点は揺るぎない事実です。そして、もしそれが賭けの対象であればそこに乗らないと勝てない(当たらない)という絶対条件が存在します。大谷選手がどんなに大きな存在でもベンチにいただけではチームは勝利しないのと同じ訳です。もっとわかりやすく言えばギャンブルとはそう言うことです。許される範囲で言うと、もし野球そのものがギャンブルの対象と認められているのなら、大谷翔平選手が先発投手としてラインナップに入っていた時エンジェルスと大谷選手の単勝と、大谷選手のホームランという複勝を買うと思います。大谷選手軸にフレッチャーのヒットを予想したワイドも買うかもしれません。そんな賭けがあればの話です。
 つまりそういうことです。安定した軸が存在するレースは馬券として大いに買うべきです。それを軸にするかどうかは各人の思惑があるのでしょうが、もし引き連れの法則が確実性を帯びているなら、勝負気配は最高に達するはずです。
 ほぼ確実に人気馬枠軸の引き寄せの法則があるという前提で話をします。まず前述した「人気馬が馬券にならない」という場合の対応として次の2点に分かれる考え方があります。

表4

 この表4は今年1月23日に行われた中山競馬第2レース(13頭立て)の日刊スポーツコンピ指数です。コンピ指数の数値の並びは実際のJRAでの単勝人気オッズ(締め切り後/最終)とほぼ同じ人気順となることが多いのですが、ここでは5-4-3番人気の三頭の順位が実際の人気と違う順位に入れ替わっています。しかし単勝も含めオッズというものは人間が意図して馬券を購入した結果の表れなので人気順通りにレースの結果が決まる訳では無いのはファンの方達は十分にわかっていることです。中には人気順通りの決着をするレースは確かにありますが、年間を通してもそのようないわゆる「堅い決着」は意外とそう多くはありません。
 各馬に与えられるコンピ指数とその順位の抽出方法は門外不出のブラックボックスなので知る由がありませんが、この表4のパターンは過去のデータを見ても往往にして出現するのでここでは詳細は省きます。注目すべき点はやはり6-7枠というように枠番が順番通りに並んでいることを1つ目のポイントとします(場合によっては7-6のように逆に並んでいる場合もあります。とにかく連続した番号が隣り合わせに並んでいるかどうかです)。
 ちなみに数値の赤色が1着、緑が2着で青色が3着というレース結果とします。つまり今回の指数72が1着、88が2着で61が3着となります。
 Qは三着内率の高い1番人気馬(このレースでは6番ネイリッカ)を軸に上位人気にある「隣の枠」を相手(ワイド含)に買うことを基本的に推奨しています。このレースでの隣の枠に当たる4枠の二頭は共に単勝万馬券にある為論外としました。もう一方の隣枠に当たる6枠に入った8番レオミネルバ(もう一頭の同枠馬=9番シンデレラサリサは単勝150倍以上の為論外としました)が単勝が14倍以上の5番人気となっていました。普通に考えてこの人気では?と躊躇するかどうかは馬券購入にあたって個人差があると思いますが、コンピ指数的には堂々の第3位に位置していることから買う要素は大きいと判断できる訳です。
 実際の単勝オッズだけで判断をするのは、刻々と順位が入れ替わるなどして中々判断しづらくなるのですが、こうやってコンピ指数だけに集中すると迷わずして決断出来るというメリットがあります。あえて判断に迷うことになるポイントを挙げるとするとそれは大幅な馬体重の増減や入れ込んだ状況のパドックそして返し馬での不安を見た時です。ここでの馬券の本線は5枠に入った指数88=6番ネイリッカを軸に隣枠の6枠に入った指数61=8番レオミネルバとなりました(結果は13-6-8)。
 更にもう一点、別の角度からの枠順的コンピ指数を考察すると「枠番飛び」の指数構成です。下の表5を参考にして説明します。

表5

 表5は先日の8/28(日)新潟競馬第12レースのコンピ指数を表しています。全15頭出走で稍重の馬場コンディションでした。指数第6位まで実際の枠番の色を添えてます。ここで伝えたいのは指数1位と3位、指数2位と4位がそれぞれ枠番で連続していることです。つまり6-7枠と4-5枠という2つの連続した組み合わせが飛び飛びで存在しています。そして6-7枠で1・2着で4-5枠からは5枠の馬が3着に入るという結果を出しました。
 このパターンの並びをするコンピ指数は1日の中で比較的多く出現するもので注目してほしい指数の組み合わせです。先の表4のレースも同様のパターンにあるのですが決定的に違う点は指数順と最終単勝オッズ人気順が同じであることです。
 前述したように単勝人気順つまり1・2・3番人気の順にレースは決着することはレアケースだと言えることを考えると、ここでは「上位人気いずれから最低一頭は馬券外なる」と判断するべきレースといえます。
 結果的に指数第二位の4枠(左から二番目、青色)のミンナノユメミノルが若干ではありますが、ゲート内で後ろにやや仰け反った瞬間にゲートが開き出遅れました。1200mという短距離戦でしかも脚質的に近4走全て中団より前目でのレース運びをするこの馬にとって致命的だったと言わざるを得ません。もしかして前走の初めての1400mで大敗し、更にそれがその時と今回は同じ左回りだったということも関係しているかもしれません。いずれにせよ「案の定」内一頭の圏外という法則めいたパターンに偶然とは言え当てはまったという事実はしっかりと今後のレース予想に反映させなくてはならないと思います。レース結果=11-12-9(1-3-5番人気)🏇

出遅れた6番ミンナノユメミノル(赤→)は最後方※写真はJRAホームページより

 過去の戦績から見ても、またカイバ食いが落ちて馬体が減りやすい傾向にある牡馬でこの猛暑の夏に馬体を増やし適距離に戻してきたことは十分勝利を意識しての出走だろうであっただけに、この出遅れは陣営にとって非常に悔しかったと思います。この出遅れが無かったら勝っていたかもしれません。しかしこの法則には抗えずたまたまその中の一頭に当てはまってしまったというわけですが、馬券的にもこのミンナノユメミノルを軸に5枠9番=指数57フレーゲルを「枠順的に合致」という理由で買っていても、このフレーゲルがせっかく3着に入ったのに今回の出遅れでご破算となったわけです(6-9ワイド予測配当6.5-7.3倍)。しかし6-7枠の組み合わせから11番ヤマトコウセイ(指数=76)と12番マイネルシトラス(指数=64)を拾ってイーブンに持ってきた可能性があるので馬券的にはぎりぎりセーフだったのかもしれませんが…。いずれにせよこのパターンではどこかで馬券的に穴があく(ハズレる)覚悟は必要です⚠️その点から総取りと儲けを目論むのは厳しいと予想しますので、ここは黙って1番人気を軸にした流し馬券に徹するのが得策と言えると思います。とにかく、他場でも同様のコンピ指数パターンが沢山出ますので注目してほしいと思います。

 まだまだ暑い日が続くと思いますが、せめて馬券購入時の頭の冷やし具合だけは準備して安心安全なコロナ対策を万全にして9月からの競馬に臨んで欲しいと思います。自分だけは感染はしないという人に限って感染していたりするものです😓そしてこの馬は人気だから大丈夫、馬体がしっかりしているから馬券に絡むんだ!という思い込み馬券だけは買わないでほしいと思います。ただでさえ暑くてボーッとするのに、そこで馬券で大きなハズレを食らった時は救急車を呼ぶことにもなりかねません🚑💦
 コンピ指数もそうですが、これまでインスピレーションだけで馬券を買っていたならせっかくの秋のG1シリーズに向けて何かしらの予想アイテムを持つべきです☝️競馬は永くやるにあたっては、ただ勝てばいいというものでは無いと思います。もし負けた時の反芻する自分なりの回顧する基準点を持たないといつまで経っても勝ち負けを繰り返し、当然のごとくいつかは金は絶えます。これは逆に勝った時も同じです。何故あの時、このレースを勝てたのかを見つめ直す時間と見返す鏡のようなアイテムでもって今後の競馬に自身を備える絶対的スタートラインは必須です。一度負けた、勝ったのレースは一度限りなのですから🏇
  猛暑の連続だった昨年2021年の夏が終わってから急速に朝晩の気温を下げていった道北の層雲峡は、今まで観てきた山間の紅葉とは一線を画す色合いでした🍁それはあの映画「シャイニング」のオープニングに出てくる描写の色と同じで、いえそれ以上で、見入っていると恐怖すら感じるほどのまさに赤く血に染まったような山の景観でした。まるでそれまでの夏の楽しかった思い出に決別を迫るような気迫をも感じたのです。本番はこれからだ…そう聴こえたのは気のせいでしょうか。
 月をまたいで10月に入ってすぐ秋のG1シリーズが開幕です🐎それまでの競馬での負けを嘘のように忘れ再度スタートラインに立つ喜びがどこからともなくやって来ます。そして競馬の楽しさをあらためて感じさせる月日を送ることになります。そこにはどんな歴史を残すのだろう馬のことに思いを巡らせる楽しさでもあるのです🐴
 またレースが近くなったら書き込みすると思います。それまで👋ちゃおっ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?