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企画者の心得的な


こんばんみ!
すっかりTVで見かけなくなったビビる大木は今何をしているのか。


前回の記事から少し投稿の間隔が空いてしまいましたが、
本日はイベントを開催するとき、
主催者の立場として“主催はどうするべきか”注意点やアドバイスなどを記載していきたいと思います。

これから企画をしようと考えている方良かったら見てみてください。

下記の3フェーズに分けてざっくり書いていきたいと思います。


A.企画 / 準備
B.当日
C.終了後


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A.企画 / 準備


◆開催日や会場の決定

まずは開催したい日程と会場を決めましょう。

日程に関しては企画者の独断と偏見で決めるのも良し、
「この人たちは絶対に参加してほしい」という人らがいるのであれば、
その人たちが参加できる日程で決めれば良いでしょう。

前回の記事に記載したように、
企画のテーマやコンセプトなどあるとより良い企画になるかと思いますし、
参加する方も「おもしろそう!」って思ってくれると思います。


◆ブッキング

日程と会場が決まれば出演者をブッキングしていきましょう。

声をかけて行くにあたり、
やみくもに声をかけていったらいいという訳ではありません。

自分の中である程度先にイメージしておくことが大事です。

イメージするのは主に2点。

金銭面時間面です。

◎金銭面
必要な経費(主にホールレンタル代)をペイするには何バンド(何人)集めないといけないかを計算し、それを達成できるようにブッキングしていくことが大事です。

◎時間面
各方面に声をかけたら嬉しいことにたくさんバンドが集まってしまったが、
いざタイムテーブル組んでみたら「1日の中に収まらない!」ということにならないようにする必要があります。


そういう意味で金銭面と時間面の両方を考慮して、
一度タイムテーブル枠組みを作ってみると良いです。

ちなみに枠組みに関しては、
自分だけで決定してしまうのではなく、
仮で考えてみたら借りるライブハウスのスタッフに相談してみてください。

そもそも組み方がわからない人は遠慮なく、
借りるライブハウスのスタッフに聞けば良いです。

また過去に自分が出演した誰かの企画のタイムテーブルなんかを参考にしても良いと思います。


自分の中でゴールのイメージを描いた上でブッキングを進めていきましょう。


《ポイント》

生きていく上で“お金”は大事です。
お金にルーズな人は人として信用できません。
お金にきっちりしている人は信頼されます。

ライブに誘った段階で1人あたりの参加費が決まっていないことも多いと思うので、
具体的に伝えられないとは思いますがだいたいいくらくらいになりそうとか、
伝えてあげられると親切かと思います。

 

B.当日

◆入り時

先日の記事にも記載しましたが、
企画者は“ホスト”としてすべての人に楽しんでもらえるように努めましょう。

まずは誰よりも会場に早く来て会場スタッフに挨拶。
そして出演者たちを迎えましょう。

基本的には主催者が仕切る形で、
楽屋の位置や楽器置き場の案内、
セット図やPASSの受け渡しなどしてあげるようにしましょう。

主催の立場を利用して、
できるだけ多くの出演者とコミュニケーションを取れるようにした方が良いと思います。


《ポイント》

挨拶って大事です。

朝一は「おはようございます!」と元気にライブハウスのスタッフや他の演者に挨拶しましょう。

みんな挨拶されて普通不快な気持ちにはならないです。
自分から積極的に声かけていきましょう。


◆顔合わせ

顔合わせって実は重要なポイントなんです。
だいたいの人がなんとくなくで顔合わせしているなという印象があります。

こんな顔合わせの流れにしてみたら良いと思います。


① 自己紹介

最初に自分が誰なのか名乗らない人、多いです。
元から面識ある方も多いのかもしれませんが、
あなたと初めましての人もいるはずです。

そんな方々のためにもまずは自分が誰なのか発信しましょう。

顔合わせの最初は、まず大きな声で「おはようございます!」と挨拶をし、
「○○大学○○部の○○(名前かニックネーム)です。今日は出演頂いてありがとうございます。」と言った方が絶対良いです。

さらに気が利くならば
「今日は絶対よい1日にするので皆さんよろしくお願いします!!!」とか
「はじめましての方とは仲良くなって帰りたいと思ってます!!」とか、
みんなのモチベーションをあげるような言葉を投げかけてあげるとさらに良いと思います。


② バンド紹介

出演者順に1バンドずつ紹介してあげましょう。
バンド名読み上げるだけでも良いですが、
その際ちょっと一言加えれるならベターです。

例えば、
「前に○○のイベントでライブ見て、めちゃくちゃカッコよかったので今回誘わせてもらいました!」とか、
「うちのサークルの推しバンドでみんなに見てもらいたいと思って今回呼んでます!」とか、
「Twitterで演奏動画を見て一目惚れして、声かけたら出てくれることになりました!」とかとか。


あくまで主催者はホストであって、
自分が楽しむことはもちろんですが、
他の出演者・来場者を楽しませる立場でないとダメです。

出演者の中にはライブ経験があまり無く緊張している子や、
知り合いがほとんどいなくていわゆるアウェーな子もいると思います。

そういった緊張感やアウェー感をほぐしてあげるのもホストの大事な役割で、顔合わせはその1つのポイントになると思います。


③ その他連絡事項・注意事項を伝える

「参加費回収のタイミング」「打ち上げに関して」など、
連絡事項をお伝えしましょう。


④ ライブハウススタッフに振る

これはBASS ON TOP系列のライブハウスの話ですが、
ライブハウス側のスタッフから注意事項を言わせて頂くので聞いてください。

他のライブハウスでは顔合わせにライブハウススタッフが立ち会わないところもあるようです。


⑤ 締めの一言

勢いづける言葉を大きな声で!

例えば
「どのバンドも素敵なバンドなので是非見てもらいたいと思ってます!今日は1日よろしくお願いします!!!!!!」
みたいな感じですかね。

顔合わせで良い空気が作れれば、
そのまま良い流れでイベントは進行していけると思います。

この顔合わせを良い感じでできるようになれば、就活もうまくいくと思います。

ということで、
顔合わせは大事です。


◆出演費の回収 / 精算

主催者の大事なお仕事。
各出演者から参加費を集めて、
ライブハウスと精算するという作業です。

事前にバンドごとに封筒を用意しておき、
支払って頂く額を記載して各バンドにお渡しして、
回収する方法をよく見かけますがそれで良いと思います。

ライブハウス側との精算はできるだけ、
主催者が時間ある間に済ましておくのが良いでしょう。

ライブが終わってからだと色々バタバタするので、ライブが終わるまでに済ませておくのが良いでしょう。

出演者もその日お金を支払うのは元からわかっているのですから、
スムーズに渡せるように準備してきてあげてもらえたら主催は助かります。


《ポイント》

各バンドからお金をもらったときに、
きちんと金額が合っているかをその場で確認するようにしましょう。

封筒の中身を確認せず後から全体のお金を合わせたときに金額のズレが発生してしまった場合、どのバンドがズレていたのかがわからなくなってしまい「きちんと払った / 払ってない」とトラブルの原因となってしまいます。


C.イベント終了後

イベントの最後に集合写真を撮ることが多いと思いますが、
撮った写真は早いタイミングで各出演者に展開してあげるのが良いと思います。

イベント終わってすぐに、
TwitterやInstagramなどで拡散したり、
出演者LINEグループに貼付けてあげると良いでしょう。

集合写真とともにその日のライブのことをSNSにアップしたい方は多いと思うので、そんな方のためにも主催が早めにリリースしてあげることが大切です。


打ち上げやるにしても、やらないにしても帰り際は「今日はありがとう!またよろしく!」と皆を送り出しましょう。
最後にライブハウススタッフに挨拶して撤収。

忘れ物がないかまでチェックしてもらえたら最高です。(自分が立ち会うイベントで忘れ物が無かった日が無いような...)

あとは退出後、ライブハウスの外に長々とたまらないように、注意を払ってもらえるとライブハウス的には嬉しいです。


《ポイント》

ビジネス用語でPDCAサイクルというワードがあります。

PDCAとは下記の単語の略です。

Plan(計画)
Do(実行)
Check(評価)
Action(改善)

詳しくはこちら。
https://www.nri.com/jp/knowledge/glossary/lst/alphabet/pdca

(何をするにも?)これを意識してやっていけば良いと思います。

社会人になっていく上で是非覚えておきましょう。



まだまだ書きたいことあるっちゃありますが、
あまり長くなりすぎるのも良くないと思うので、
本日はこの辺で。

企画やってみたいと考えている方いれば是非相談に乗らせて頂きますので私まで連絡頂ければと思います。
会場探されている方いれば私に問い合わせて頂ければBASS ON TOP系列のライブハウスであれば空き状況もすぐ確認させて頂きます。


ではぐっない。

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