見出し画像

軽音シーン“企画ライブ”について【序章】

さて今日からいわゆる大学軽音シーンにおける“企画ライブ”に関して、
つらつらと自分の考えなど記載していこうと思います。

色々伝えたいことありますので何回かにわけて記事投稿します。

3月中旬くらいまでには完結できたらと思ってます。

良かったらすべて読んでもらえたら。


では早速。

いわゆる軽音シーンにおける“企画ライブ”って3パターンあると思います。

① 団体主催(○○大学○○部主催)
② バンド主催(○○というバンド主催)
③ 個人主催(○○くん/○○ちゃん主催)


それぞれ自分の思う注意点など下記します。


① 団体主催

主に団体の部長さんや渉外さん辺りがメインで動くことが多いと思います。

団体の名を背負っているということを自覚して、
他大学や大学そのものに迷惑かけないように努めましょう。
お酒関係で他大学に迷惑かけたや学校から謹慎処分くらったなど聞くこともあります。
マイナスイメージを各所に与えないよう、
責任感を持つことが大切です。


② バンド主催

○○という固定バンドがあって、
そのバンドが主催して行うパターンです。
固定バンド自体そんなに多くはないので、
頻繁にはこういったライブを見かけませんが個人的に好きです。

ただ、バンドでやる以上、
例えばA君が「バンド主催で企画したい」と切り出したとして、
他のメンバーの合意を得た上(メンバー全員の意向を確認した上)でやることをおすすめします。

企画にあたり準備することなどたくさんあると思いますが、
メンバーの意思を確認しておかないと、
B君「俺がやるって言ったんじゃないし、A君が全部準備するのが普通だろう」C君「俺はなんでも良いや」とかなってA君が困ったりモチベーションが下がったりすることがあると思います。

そんなことでバンドメンバーの関係が傷ついたりするのはしょうもないと思います。
なので事前に意思を確認し、「みんなで良い企画にしよう!」と共通目的を持って取り組めると素敵ですし、
企画を大成功に納めることができると思います。

役割分担もしたら良いと思います。

・出演者に連絡を回る係
・ライブハウス側に連絡する係
・タイムテーブル組む係
・当日仕切る係 etc...

色々やることがあるので、
役割をわけてそれぞれが責任感を持って取り組む。

これは社会に出て働く際にも同じことが言え、
こういったライブを通してそんな意識を持っておくと、
就活にも活きてくると思います。


③ 個人主催

完全に個人での主催です。1人だけじゃなく誰か友達と2、3人でやるパターンもありますかね。
僕的には個人で企画しようと決意して実行に移していることはものすごく評価に値すると思っています。
「やってやろう」という想い大切ですし、良いと思います。
ただし、決して自己満にならないように進めることが大切。
やると決めたらきちんと責任を持ってやるようにしてください。
企画内に自分らしい要素とか盛り込むと良いと思います。




ということで、
だいたいこの3パターンの企画が見受けられると思います。


《ポイント》

どの主催パターンにせよ、ただ単に出演バンドを集めるだけでなく、
何かテーマやコンセプトがあるとより楽しいものになると思います。

例えばいろんなカテゴリでイベントを“縛る”ことができると思います。

■ジャンル
・邦ロック縛り
・洋楽縛り
・フェスなどの出演者縛り(例えばサマーソニックや京都大作戦など)  etc...

■出演者
・1回生縛り
・卒業生縛り
・女子 or 男子限定  etc…

■イベント
・クリスマス
・バレンタイン
・年末年始 etc…

■その他
・バンドとアコースティックの混合企画
・オールナイト企画
・サーキット企画(何店舗かライブハウスを同時使用) etc...



自分がやってきたことで言うと例えばこんなのがあります。

■もぎたてFruits Basket
1回生限定ジョイントライブ

画像1


■教育大学ジョイントライブ

“○○教育大学”限定ジョイントライブ

画像2


■卒業企画

卒業生をお祝いする企画

画像3


あとはバレンタインとか正月企画とかもやってきました。
どれも盛り上がってたなと感じます。(自負)

企画者は自分が楽しむことはもちろんですが、
あくまで他の出演者や来場者を楽しませる“ホスト”でないといけません。様々なことに配慮して、全員が「良かった!」「楽しかった!」と思えるように努めてください。


ちなみに・・・・・

我々が主催している“Fruits Basket”というイベントはもう10年以上前から続いている企画で、これまで79回(厳密に言うと80回超えてます)も開催してきてます。

これは交流のなかった団体同士が繋がってくれる場になればという想いで開催してます。

現にこのイベントを通して他大学に友達ができた子は多いですし、なんならカップルも数組誕生してます。これまで様々なストーリーを見てきました。

理想を言えば、
サークルの代表バンド(うまいバンドという意味ではない)がここに出演して、他のサークル員が大勢応援しに来てくれるようなイベントにしたいと思ってます。

僕はこのイベントに関して、“ホスト”として顔合わせで団体を紹介をしたり、しょーもないことを言って緊張感をといてもらうように努めています。部長や渉外など幹部さんがその場にいらっしゃる場合は、
他の団体の幹部さんを紹介するように努めてますし、
逆に「紹介してくださいよ〜」って言ってもらえたら喜んで紹介します。



さて、先日梅田Zeelaで開催された“Kansai University VS University Of Education”というイベントに関して。

画像4

こちらは元々我々が主催している“もぎたてFruits Basket”というイベントで知り合った団体同士で話が盛り上がり実施に至っています。

実は今回が2回目の開催で、
第1回目は昨年2019年に下記4大学で開催しました。

関西大学(千里山キャンパス) MCBB      
関西大学(高槻キャンパス) Banditz                  京都教育大学 フォークソングクラブ   
兵庫教育大学 軽音楽部

2回目の今回が上記団体に加え大阪教育大学 軽音楽部も加わり5団体で開催。

これは、教育大学ジョイントライブという企画を毎年開催している中で、
上記3教育大学同士が仲良くなってくれて今回大阪教育大学 軽音楽部も参加に至ったという経緯です。

いい企画の連鎖だなと思って、僕は密かに感動していました。
Fruits Basketも教育大学ジョイントライブもやって良かったなと。


そんな感じで単発の企画よりかは次に繋がる企画って素敵です。


疲れたので今日はこの辺まで。


みんなで良い企画を作っていきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?