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ソニー生命 変額年金保険 完全攻略note「裏虎の巻」


こんにちは。岩佐と申します。

本noteの閲覧を下さり、誠にありがとうございます。

本noteはソニー生命の「変額年金保険」を完全攻略したnoteです。


これまで「ソニー生命の変額年金はかなり良いらしい」という噂は聞くものの多くの方が実態を掴めない状態でした。


その理由は下記です。

証券(ネット証券)会社ではなく保険会社の商品であり、情報は基本的に営業マンからの口伝
社員はSNSのビジネス利用禁止のためネット上では網羅的な情報が流れない


そして、そもそも変額年金という商品自体の内容が細かすぎて変額年金を体系的に理解している方や、うまく活用できている方はほぼいません。


そんな中、変額年金マニアでソニー生命の元社員であり、自身も家族も変額にがっつり投資している僕が(今はSNSがOKなため)変額年金を徹底解剖します。


まずは簡単に自己紹介だけさせて頂きますね。

【自己紹介】


▶︎ 経歴

・上智大学経済学部卒業
・クレジットカード会社(オリコ)で営業2年
・ソニー生命で3年間ファイナンシャルプランナー(FP)
・現在は、独立系ファイナンシャルプランナー(FP)、金融ライター

▶︎ 発信媒体

Twitter
個人ブログ
大手メディアでiDeCo記事など


古巣の先輩方には大変お世話になりましたが、退職した今、ソニー生命を持ち上げてもなんの得もないので、純粋な投資先という観点から記述しています。


保険と投資は切り分ける」これは確かに基本ですし、正しいのですが、この文言で一律に捨て去ってしまうには惜しいのが、ソニー生命の変額年金です。



コンテンツの紹介


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本noteの大部分は有料ですが、無料部分だけでもかなり有益な内容になっています。ぜひ楽しんで読み進めていただければと思います。


この記事を読んでくださっている方は、おそらく資産運用の必要性は認識されており


実際に何をどうすればいいのか?」「ソニーの変額は投資するに値するのか?という具体的な解決策を求めて、ここまでたどり着いたのではないかと思います。


このnoteはその疑問にお答えできる内容になっています。


変額年金自体の内容も詳しく書いていますが、名著と言われ世界中で読まれている超有益な本の知識も一部紹介していきます。


(本noteで取り扱う内容は、会社としては公開してもOKな内容ですが、最初から知らないと質問すら思い浮かばない、そして本社でも変額年金担当の一部の人しか知らないようなある意味ツウな内容になっています。)


目次 (このノートで得られるもの)

【19のメリット】
・運用時のメリット【5つ】 (うち1つは無料部分で世界株式型の紹介)
・20%課税を抑える税金面のメリット【6つ】
・実は保険機能まで付帯。保障面のメリット【2つ】
・9割の契約者が知らないメリット【6つ】
【4つのデメリット】
・流動性【1つ】
・コスト面【3つ】
留意点
会社破綻時の保護スキームは?徹底解剖します!
【戦略】
人生100年時代を乗り越えながら課税を最小限にする超長期運用戦略


▶︎このnoteはこのような方にオススメです。

✅ 積立の投資を検討している方
✅ 変額年金の加入を検討中の方
✅ 変額年金を解約した方がいいかもと考えている方 (ちょっとストップ!)
✅ 変額年金の契約者で活用法や商品への理解を深めたい方
✅ 積立投資商品を購入する際の選定基準を参考にしたい方
✅ 投資案件としての変額年金の優劣を検証したい方


▶︎このnoteはこのような方にはオススメしないです。

・資産運用超初心者の方
・変額「保険」を知りたい方  (※本記事は変額「年金」)
・税制度をこれから勉強する方 (※簡素な説明はあります)
・監査法人にお勤めの方 
・変額年金の法人での活用方法を知りたい方
・保険で投資は愚かと信じてやまない方

上記の方は読者として想定していません。おそらく内容がご自身に合わないため、購入されない方が良いでしょう。

---------⚠️注意!---------------------------
・今回の取り扱いテーマは「変額保険」ではなく「変額年金」です。
・変額年金22(SOVANI)ではなく旧タイプの変額年金の解説です。22を利用予定の方は参考程度にしてください。
・監査法人にお勤めの方は、監査先が投資先に入る可能性があるため、変額年金は買えません。
・変額年金は法人契約もできますが、今回のnoteでは紹介していません。
・本noteは僕個人としての解釈も含まれており、ソニー生命の公式見解ではありません。
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変額年金に関する基本的な内容を確認したい場合は下記をご参照ください。

https://www.sonylife.co.jp/examine/lineup/list/pdf/OA38.pdf


また、僕のブログでも一部の基礎は簡単に解説しています。

それでは、ソニー生命の変額年金のメリットからいきます。


運用面

▶︎ 驚異のパフォーマンス「世界株式型」の魅力

ソニー生命の変額年金が有名なのは、8つの投資先の1つである【世界株式型】が非常に優秀だからです。

世界株式型の22年間の平均利回り:11.98%

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https://www.sonylife.co.jp/contractor/operation/pdf/full.pdf

この表は世界株式型の過去の運用実績を示しています。

赤線部「騰落率→設定来+1211.05%」は

例えば、21年前の1999年の5月に100万円を世界株式型に投資していた方は、今現在で+1211万円となり、投資した元本の100万円と合わせて総額で約1311万円になっているという意味です。
(実際には後述するコストが差し引かれます。)

そして、2つめの赤線部は21年間を平均すると1年あたり11.98%増えていたねという意味です。

これは恐るべきパフォーマンスです。


グラフで見ていただくとわかりやすいですが、赤線(茶線)部です。

2008年のサププライム危機、2020年2月ごろの感染症の流行による株価の下落も経験していながら、とてつもなく伸びており、資産額は22年間で約13倍以上になりました。

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引用元(https://www.sonylife.co.jp/contractor/operation/pdf/full.pdf)


これは、優良インデックスと言われるアメリカのS&P500を圧倒する実績です。


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(画像引用元:Google検索「S&P500」)

S&P500は平均利回り約9%で1999年の指数から比較すると現在は約3.5倍ほどになっています


アクティブ投資はインデックス投資には勝てない」と言われる中、なぜこれほど長期に渡り、良好なパフォーマンスが出せるのか?


それは、世界株式型の運用の哲学と運用の方針、銘柄の選定にあります。


世界株式型は、厳密に言うとファンドではないです。


モルガン・スタンレーの運用助言を受けて、ソニー生命が個別の株式を買って運用しています


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僕はこのモルガン・スタンレーの運用哲学と運用の方針、実際の銘柄の選定が気に入っているということもあり、投資しています。


では、なぜ世界株式型がこれだけのパフォーマンスを出し続けているのか、その根幹になる運用の哲学と方針から紹介しますね。


✔️運用の哲学

運用の哲学とは、資金を運用をする上で大切にしていることです。

・市場下落時でも元本を毀損しないこと
・長期的に投資家の利益を大幅に増やすこと

世界株式型では、主にこの2つが挙げられます。


✔️運用の方針

運用の方針とは、どういう方向性で資金を運用していくかを示しています。

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モルガン・スタンレーの担当チームが、運用の哲学をベースに運用の助言をしています。


銘柄選定の基準も書かれていますが、わかりやすく一言で言うと「不況に左右されず、長期的に安定した利益を出し続ける会社」です。


これこそが長期投資に適した理由ですが、その中でも今回は3つほど投資先選定の基準を紹介します。


⑴ブランド力(無形資産)のある会社


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【理由】パクることができない優位性があり、利益が長期間持続する


ブランド力やライセンス、コピーライトなどは簡単に真似できないので、利益が長期間持続します。


そして、その中でも世界株式型では、独禁法には違反しないけど市場の占有率が高い企業を選んでいます。


新規参入者への障壁が非常に高く、こちらも利益が長続きする要因ですね。


素晴らしいアイデアや技術があっても残念ながらパクられてしまっては利益は長続きしません。日本の企業はここがちょっと苦手です。


差別化を図るための独自性をUSP(Unique Selling Proposition)と言いますが、数あるUSPの中でも最強のUSPは「世界中で浸透しているブランド力」です。


ブランド価値というのは容易には真似することができません。


⑵価格決定力の高い企業


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価格決定力の高い企業を選ぶ理由は、不況時の立ち上がりが早いからです。


通常、モノの値段は需要と供給によって決まりますよね。


でも、これだと金融危機後などの不況期はモノやサービスは売れず、売り上げは落ち、投資家の期待が下がり、株価はしばらく低迷します。


しかし、価格決定力のある企業は違います


需要と供給の関係に強く依存せずに、ある程度自社で価格を強気に決定できるというのは、需要減退期(不況)でも売上や利益を維持できるということです。


中でも世界株式型は、個人や企業にとっての必需品を世界中に販売している企業に限定しています。


少しイメージしてみてください。

「不景気だから普段使っている医薬品の購入はもう少し後にしよう。」
「不況だからクレジットカードは使わないようにしよう。」
「景気が戻るまで、うちの会社はWebサービスを使うのはやめよう。」

となる方はいないですよね。

不況でも生活必需品や医薬品等は使います。


また、世界中で販売を展開している企業は地理的なリスクも減り、サービスや商品が安定的に使われます。


すると、売上や利益が立ちますので、経営破綻するリスクが減ります。


直近の2020年のコロナ禍では、多くの企業が苦しい状況の中、生活必需品や医薬品、Webサービスは全くストップしてなかったですね。


このことを肌感覚で実感できた方も多いはずです。


売上や利益が見込めるなら、投資家の期待も上がります。そうすると株価の立ち上がりも早いので、安心して長期保有することができます


ここまでの紹介だけでも、すでにかなり有力な投資先になるのですが、3つめの選定基準は「将来の利益を生み出すための源泉」です。


・将来の利益を生み出す源泉とは、どのようなものなのか?
・なぜ日本企業が組み込まれていないのか?


これらを見ていきます。

そしてパフォーマンス面だけではなく

・税金はどうなっているのか?
・コストはどうなっているのか?
・破綻時の保護スキームはどうなっているのか?
・人生100年時代ではどのような戦略を組めば良いのか?


まだまだ検証してないことが山ほどあります。


当然ながらネット上で公開されていない情報、すなわちこのnoteでしか手に入らない情報をふんだんに詰め込んでいます。


これまで、かなり多くの方にご購読頂いており、良い評価もいただいています。感謝申し上げます。


ということで、ここからはソニー生命の変額年金の本当の実力を深掘りしていきます。


ぜひ一緒にその真髄に迫りましょう。

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