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9/8 総評の総評 NORTH編

おはようございます。ただいま西暦2021年9月8日午前10時49分。ワクチン接種からおよそ42時間が経過しました。体温は36.4°、軽い頭痛と肩の痛みが少々といった感じです。本当は昨日寝る前に薬を飲もうと思っていたんだけど忘れてしまって、それでもこの程度だから僕はだいぶ副反応が軽い方なんですね。いやはや無事で良かった。今日は17時からレッスンがあるから体調万全でいたかったんだけど、ほぼ万全なんでセーフ。つーこって吾輩のワクチン2回目レポートでござんした。まああくまで個人的な体験としては、このくらいの思いでコロナに罹患するリスクが減るんだったら絶対に打つべきかと思います。もちろん打ちたくても打てないって状況の人もいるとは思いますが。僕の住んでいるエリアは割と予約が取り易かったのでラッキーでしたね、ありがとう目黒区。とりあえず打てる人はさっさと打つのが吉かと。


こちらのnote、ちょうど昨日書いていたオーディエンスの少ないSNSで私小説的な内容をぶちまけていて良い。良いです。やっぱこういうのがいいんだな。良いと言うか僕は好きだな。誰かの為じゃなく自分の為に作られたもの、僕はそういうエゴまみれのものが好きだ。そう考えるとダブルダッチのショーもそうで、エゴ!エゴ!エゴ!みたいなのが大好きだ。現行のダブルダッチシーンはどうしてもピース!みんなで盛り上げてこ✌️って空気が蔓延していて、見ている人を笑顔に!みたいなスタンスが溢れ切っていて、まあそれは悪くないんだけどもっと別のアプローチがあってもいいよね。これって多分だけどREGSTYLEが2019年に三連覇して天下統一しちゃってシーンが平和になってしまったからだと思う。2013年から2018年くらいまでは戦国時代で、色んなスタイルが台頭しては互いに鎬を削りあっていた。でも今はある種の閉塞感に包まれていて、どう頑張っても一番にはなれないよね......て思いを色んなプレイヤーから感じる。SNSとかもそうで、フォロワーを上手く集めて上がりを決め込んだ奴らとそれを羨ましげに見上げながらおこぼれを待っているやつらってのが今のシーンの実情だと僕は思っています。言い方悪すぎかい。まあでもそういうシーンだからこそ良い!って人もいるとは思うから一概には言えないけどね。でも僕がダブルダッチシーンから刺激を感じられなくなってしまった理由はこの辺にありそうだな。ま、そんなシーンで僕が活動し続ける理由は、足並み揃ってしまった中僕みたいな異分子が空気を読まないでいることが何かの突破口になればと思ってるからです。本来はもうちょっと違う思相の人たちもいたんだんけど、

↑違う思相の人たち

まあ色々事情もあって大会出なくなっちゃったりしてるからさ。せめても自分が頑張ってかなきゃってわけです。なんか衝動的に書いちまった。僕は何に怒っているんだろうか。よく分からんですね。


https://doubledutchdelight.com/north.html

つーこって、NORTHの総評がアップされました。つーこって恒例の総評の総評、行きましょう。まずは表現力のLisa。

どのくらいの人が体験してるのか気になったことがあります。『フロー』という特殊な心理状態です。私も一度だけ経験したことがあります。
 「時が止まったように感じる」これは自分を忘れるくらい夢中になっていたり、自分自身ではなく取り組んでいる事に対して気持ちが高く集中している時に起こりやすいそうです。
 やっているつもり、見え方を気にしすぎる。このような表面上の事はステージに立つとよく現れてしまうと思います。極限まで時間や自分を忘れるくらい物事に取り組んだ時、仮面の自分ではなく本当の自分で表現できてくるのではないかなと感じました。

フローね。またはゾーンともいうやつね。違いが気になったんでググってみたら、”フローとゾーンはほぼ同義”とか”ゾーンはフローの上位互換”とか”ゾーンの一種がフロー”だとかあってよう分からんかった。まあここでは同義語ってことにします。で、これ読んでる人も気になったと思うんだけど、一度だけ経験したことあるってさ、その経験が何なのか気になるよね!!!! 書けし!って思ったけどまあそれを総評に書くのは違うので仕方ないですね。でも気になるな〜。ちなみに僕はゾーンを経験したことはないです。いや、どうだろ〜。経験してるけど認識出来ていないもしくは忘れている可能性はあるな。でもゾーンに入るってのは自分の認識の問題だから、僕が分かっていないってことは入ってないってことなんでしょうね。ま、みんな気持ちよく入ろうぜ。ゾーンに。

あと書き出しめっちゃ変じゃない? なんか不自然な文書な気がする。まあおそらくだけど最後の方だから書いてて力尽きてしまったんだろう。わかる。ぶっちゃけ僕もの人のこと言えないくらい雑になってるのでね。やめよう、揚げ足取り。難しいよね〜自分の言いたいことを整然と書くのってさ。


構成力のYamatoさん。

急に感動的な曲を使ったからといって観客が急に感動するわけではありません。あくまでそこに至るまで観客の気持ちを丁寧に作っているから、感動的な曲で観客が感動するのです。その辺りを意識してパフォーマンス作りをやっていただくと、さらにいいパフォーマンスができるかと思いました。

ラストでいきなり良い曲を持ってきても意味がないって話ね。全体通して美しいショーであるべきって話ですね。単品の中トロは美味しいけど、家系ラーメンの付け合わせで出てきたら最悪だよねって話です。だったら単品の威力は弱いけど白飯の方がシナジーするよねってこと。単品の強さよりも食べ合わせを大切にしようってことだ。


オリジナリティのKozy a.k.a JUNKNESSさん。

全体を通して、パフォーマンス、キャラクターに被りがないのが非常によかったです。またそれらが中途半端でなくとことん突き詰めてやろうとしているのが伝わり、クオリティの高さを感じました。
 予選のジャッジを担当させていただくようになった3年前のNORTHを振り返ってみると、レベルが上がってきたなという印象から、今はJAPANでも他の地区と優勝争いに入っていておかしくないチームがとても増えたなという印象に変わりました。

後者は偶然昨日の日記に同じようなことを書きました。いいね〜これからもっと盛り上がって欲しいな。前者に関しても完全同意で、サークル内で先輩のやっていることをただなぞるんじゃなくて、本質を伝えて自分流に噛み砕くってシステムが成り立っていて素晴らしいですね本当に。変な忖度が存在せず、お互い敬意と負けん気を持って切磋琢磨しているのでしょう。いいね!


完成度のGENK。

完成度の担当が決まってからの準備・当日の審査を通して、最高の結果を掴み取るチームは「クオリティが高いから」ではなく「個人として、チームとしての『想い』が強くあり、それが原動力となってクオリティが上がり、どんなステージでも最高の完成度でパフォーマンスしている」のだと感じました。
 「思い」は「かっこ良くなりたい」「目立ちたい」「チームの力になりたい」など、何であってもそれが強くあり続けることで「周りよりかっこ良くなるには」「周りより目立つには」「チームの力になるには」などとヒントをどんどん探し、極められていくのだと思います。
 そして、これがステージでハッキリと現れます。この日多かったのが、クオリティが高くても「今日だけ『想い』を強くしてるな」「『想い』が無いから魅せられないな」というチームです。今からでも「想い」は強くできます。
 クオリティは必ず後から付いてきます。必ず最高の結果になります。

いいですねこういうの。こういうのって明文化しづらいとは思うけど、でも確実に存在していますよね。結局審査員も人間なんで、強い想いに触れたらやられちゃうんですわな。想いの強さが武器になるってこと。

ちなみにGENKIは農協でしいたけを取り扱う仕事をしていて、NORTHのあとに行ったぴょんぴょん舎でしいたけの美味しい焼き方を熱弁するナイスガイでした。これからも盛岡を盛り上げて欲しいね。


最後に技術力の私。

大会全体を通して各チームの個性が光っているという印象を受けました。ただEastの総評にも書きましたが、技術の無さが由来の不安を解消するために無理矢理個性を付け足すのではなく、自分たちの表現したい最強の世界を見つけて、それを強く鮮やかに彩るために技術と向かい合ってください。

結局EASTと同じことを言っています。わ、文中のEASTをEastって書いちゃった、一ミス。クソ。萎えるぜ。まあ良いとして、EASTと同じようなことをニュアンスを変えて言いました。ポジティブめな感じでね。本当にいい大会だなと思えたので、アッパーな気持ちで書きました。あとこれね。

最強の世界ってワード、分かってる人は分かったと思うけど、これを言いたかった。あんまこういうネタバラシって粋じゃないのは分かっているけど、でも好きだから言いたい。この考え方、すっげえ好きだからさ。自分だけの最強の世界を表現するためには、技術も設定も大事なんだ!

でも自分にとって最強のものを人前に晒すのは怖いよね。そんな人のためにあともう一つ。

これね。水崎氏。熱いな。例え万人に伝わらなくても誰か一人にでも伝わるのだとしたらその行為には意味が生まれるってこと。つまるとこと、みんなに伝わらない細かいこだわりも、誰かを涙させるほどのパワーを秘めているかも知れないってこと。マイノリティでも自信を持って発信し続けることが誰かの生きる意味になるんだよね。だから頑張りましょ。最初の話に戻ってくるけど。僕も異分子の人たちの存在を肯定するために頑張っているのでね。まあ烏滸がましいっちゃそうなんですがね。でも水崎氏の言う通り、自分を見て感動する人に、私はここにいるって言わなくちゃいけないんだ。


ってなわけで総評の総評のつもりがキモ・オタク・トークになってしまった。でも本当に本当に映像研は超名作なのでぜひ! アニメしか見ていないのに原作のコマを引用するのはワックな気がするので原作買います。


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