あけましておめでとうございます。

みなさま、明けましておめでとうございます。

本来であれば年の瀬にお世話になったみなさまにご挨拶やお礼に直接行くべきところ、仕事が超繁忙期へ突入したことから、ご連絡が遅くなりすみません。

2022年、自分でも何が起きているのか理解するのに時間がかかるほど、必死に駆け抜けた一年でした。

そんななか、神様がくれたかのような、急にぽっかりできた「何にもしない」という日。

連日、早朝から深夜まで働き続けておりましたが、2023年に入り昨日本当に久しぶりにゆっくりと自分と対峙する時間ができたので、布団の上でゴロゴロしてみたり、紅白のハイライトを見てみたり、ヘッドロックされた愛犬を救いにカンガルーに右ストレートをかます映像を久しぶりに見て爆笑したりしながら、色々振り返っていました。

毎年多くの人が注目する去年一年を表す漢字は、なんと「戦」になったそう。理由は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻など戦争を意識した年であったことや、円安・物価高など生活の中での「戦い」を応募者の多くの人が感じたから、とのことです。

なるほどなあ、と思いながら、自分自身の昨年一年間の漢字を考えていたら、迷うことなく出てきた一文字がありました。

「捨」

2022年は、たくさんのものを手放しました。

今年は仕事でもプライベートでもいろんな試練があり、「これはどんな意味があるんだろう?」と、もがき続けた一年になりました。

それなりに落ち込んだり、自分の可能性について諦めそうになったり。

でも、落ち込むことはいつだって周りに対しての怒りや落胆ではなく、自分にとっては全力100パーセントで走り回っても尚まだ取るに足らないことに対応している、そんな自分そのものの小ささを知る瞬間、すなわち自分の現在地を知る作業そのもので、それこそが去年は良いスパイスをくれたような気がします。

人のせいにしたくないからこそ、自分の可能性をもっと信じていたいからこそ、今年はどの年よりも動きました。どこへでも勉強しに行って、どこへでも人に話を聞きに行き、仕事のフィールドも広げました。

手放した分だけ、そのたび、入ってきたものがたくさんあります。仕事も、地位も、ご縁も。

そんななか、入ってくるものが良いものであればあるほど、"手放したくなくなっている自分"がいることにも気付きました。

もともとバックパッカーで身軽なことに魅力を感じ、お金に対しての欲も物欲もない自分は執着なんてないと思っていたけれど、そんな感情が生まれていることにも驚きだったし、ある意味で新鮮でした。

「経営者だから」、「従業員がいるから」「仕事を止めたら他の取引先に迷惑がかかるから」というのもあったと思います。

でも、そんなのある意味で人のせいにしている言葉だし、自分の影響を過信しているような気もしてきて、そういう次元で物事を考えている自分も一旦まっさらにする必要があるな、とふと思った瞬間が明確にありました。「何をそんな小さな常識の中で物事考えてとんねん」「あんたの価値はそんなもんか」と、そう自分に喝を入れた瞬間でもありました。

良いことにも、悪いことにも執着しない。


いろんなことを乗り越えた2022年、最後に腑に落ちた言葉はこの一言に尽きます。

仕事にも、人にも、何にも執着しない。自由であることが何よりも財産であるということを胸に、2023年もいろいろな経験を通して、人生を楽しんでいきたいと思っています。

「誰かのために」なんてエゴ以外の何物でもない。自分が思いっきり人生を謳歌して生きることで、結果として、副産物として、それが誰かに喜んでもらえるものになればいいな、と。

目に見えるものより、見えないものを大切にできる2023年を過ごしたいと、そう心から思っています。

これは決してマイナスなことではなく、私自身、新しいステージに突入した、と思っています。そしていつも見守ってくださっているみなさまにも感謝です。

2023年は、中国語留学へ


そして2023年は、中国語留学をすることにしました。

ずっと「やりたい」と思っていたけど、「時間がないから」とやっていなかった中国語の勉強。日本にいると甘えてしまいそうなので、一度身寄りのない、誰も知らない場所に自分の身を投じ、4月から6月末までの間、「近いしいつでも行ける」と思い人生で一度も行ったことのなかった台湾へ行きます。

3ヶ月しっかり勉強して、3ヶ月で中国語をマスターして帰ってこようと思っています。

昨日決めて今朝学校の申し込みも終えたのですが、私の母には今朝告げると、「はーい、いってらっしゃい」の一言のみ。

眉ひとつ動いてなかったですね。
我ながら、母の肝っ玉の座り方に感動しました。

現在経営しているisalibiについては引き続き運営できる仕組みを昨年から構築しており、また近く私から直接みなさまにご報告ができると思っています。

とりあえずは、isalibiはこれまで通り営業します、ということのみお伝えさせてください。

青い扉は、あなたが忘れない限り、ずっとそこにあります。

それでは、みなさまにとっても素敵な一年になりますよう。

今年も一緒に楽しんでいきましょう。

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