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岩内町郷土館お宝・珍品展パート7  ~昭和46年(1971)~公開展示(第2回)

岩内町郷土館はただいま臨時休館中ですが、6月13日まで開催予定であった「郷土館お宝・珍品展パート7~昭和46年(1971)」の内容を、こちらで公開展示しております。

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上は、昭和41年(1966)11月5日付の北海タイムス。郷土館の名前が世に初めて出てきました。

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「岩内郷土館建設促進期成会」の発起人会ということで、集まった最初の方々のお名前です。議会議員さんや教育者のみならず、岩内経済を回す諸産業の方々、マスコミまで、さまざまな立場の方が集まりました。

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会の「設立趣意書」です。

「この郷土館の施設は決して、単なる町の観光的装飾ではなく先人開拓の跡をしのび、且つ町の内容と実力を現し、その発展性を示すものである」

会長は佐藤彌十郎氏。長浜町長および道議会議員の奈良氏を顧問として、会長以下理事、監事等をおく41名の役員名簿が残されています。

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ちなみに上は、当時道議会議員であった奈良敬蔵氏(後の岩内町長)よりの祝電です。「ソウシュヲアゲテ サンセイス」。

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そして、会の設立から約二か月後の12月30日。集まった「郷土館建設基金寄付金」200万円が岩内町役場へ引き渡されました(現在の約600万円)。こうして、岩内町郷土館建設の第一歩が踏み出されたのです。

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岩内町郷土館の開館記念式典は、昭和46年5月21日に行われました。実は昭和46年は、札幌の北海道開拓記念館(現在の北海道博物館)の開館の年と同じです。昭和40年代は道内各地でこういった文化施設が多く建てられていました。

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オープニングにはバスツアーも!

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s48堂垣内知事訪問

昭和48年8月には、当時の堂垣内北海道知事も見学に来られました。中央、ご案内しているのが佐藤彌十郎館長、左端は当時の長浜金太郎町長です。

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歴代の郷土館パンフレットです。50年の間に色々と変わってますねー

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張り切って第三回へ続きます!

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