フェー/日記

今日は構成作家の仕事の方で 映像が出来上がったので それにナレーションを入れる仕事をした

みんなが知ってるデカ企業の広告の仕事だ

現場にもその会社の社員の方 偉い人 いっぱいいた

僕はその広告の企画と脚本を担当した

元々自分たちのコントに何かできないかなと思ってメモってた題材を送ったら企画が通って 採用され 脚本を書かせてもらった

あとは制作会社の方や先方が色々とアレンジを加えて 先日映像を撮った

現場で僕はどんな立場でどんな顔でいたらいいかわからず

なんか下っ端でもないし、でも偉そうな雰囲気も感じないし、多分他の人も「この人 なんなんだろうか?」という気持ちだったと思う

そんなこんなで撮影を終え、今日ナレーション撮り 候補の方を何人かあげて先方に提出したところ彼が採用された

ルームシェアしてる素晴らしき人生のりょうちゃんだ

全く忖度ではない 彼の声質が特殊なので大抜擢された

ちゃんと何人かいた中で勝ち抜いていた

そしてちゃんとプロの第一線で活動してる女性の声優さんとの共演 僕もめちゃくちゃ観た事ある映画を何本もやっていた

その方の協力もあり、初めてとは思えないくらいしっかりとやってるりょうちゃん

ナレーション撮りでも彼の才能は遺憾無く発揮されていた 普通のセリフなのに何故かウケちゃう現場

クライアントの方も「いやぁ彼良いなぁ」と大絶賛されていた

僕もなんだか誇らしかった

終わってから僕は「いやぁりょうちゃん 本当にお世辞抜きで良かったよ」と褒めたらりょうちゃんが

「いやぁ危なかったです」

と言ってきた 「何が?」と尋ねると

「録音のブースを出た瞬間にS◯Xしました〜ってギリギリ言いかけて辞めたんですよかった〜」

と何故か「S◯Xしないと出られない部屋」から出てきたというボケをやろうとしていた

めちゃくちゃデカ企業のクライアントの方がいっぱいいる状況だ

本当に良くない

本当に、良くない

さっきの言葉を返してくれよ

まぁでも言ってないし と思ってギリギリ許した

サポッポ サッポポポ サッピンポパンポ(お金をください)