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姫路ひろめ市場 備忘録

姫路ひろめ市場の誕生秘話&備忘録
(1999.12.~2003.12)

高知のひろめ市場がオープンして2ヵ月ほどの過ぎた、1998年12月夜のことでした。私がひろめ市場のインフォメーションに座って案内サービスをしていた時に、2名の男性が訪ねてきて「姫路にひろめ市場を造りたい・・・」と、私に相談された時から「物語」が始まりました。

この男性2名は姫路から来ていて「ひろめ市場」に大変興味を持ち、「是非、ひろめ市場の開発話を聞かせて欲しい」との内容でした。私も初めて出会う人と話すことが大好きだったので「ひろめ市場誕生の経緯と効果」を話した事でした。

男性2名は灘菊酒蔵の山岸社長と岩崎顧問でした。

それから2ヵ月も経たない間に、再び姫路から5~6名の視察チームが高知ひろめ市場に来たのです。そして、再び「ひろめ市場の説明」をした後、姫路の現状を聞く事になったのです。
「姫路の中心商店街(みゆき通り)にあるダイエー姫路店が、数年先に撤退する事が決定している。そこで、跡地利用に何かいい考え・方法が無いか・・・」を調べる視察チームでした。

視察チームのメンバーにはダイエー姫路店の地権者(岡本氏)も加わっていた事から、現実味がある視察と私は思い、全面協力する事を約束したのです。

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