内郷まちづくり市民会議

いわき市内郷地区でまちづくり活動を行っている団体です。ほぼ毎週水曜日午後6時半から内郷…

内郷まちづくり市民会議

いわき市内郷地区でまちづくり活動を行っている団体です。ほぼ毎週水曜日午後6時半から内郷公民館にて活動中。さまざまなイベント、プロジェクト、催しを主催しています。

最近の記事

まちはだれが守るのか | 第2回内講(ゲスト:平31区みなさん)

6月26日、内郷下綴集会所におきまして、第2回「内講」が開催されました。今回のゲストは、いわき市下平窪地区「平31区」の皆さんです。下平窪は令和元年台風で甚大な洪水被害を受け、4名の尊い命が失われましたが、その後、防災のまちづくりを進めています。 その平31区の江尻光芳区長、末永和也副区長、さらに防災担当の高橋幸雄さん、ガイド役として、下平窪の住民でいわき市職員の猪狩僚さん、この4名の方をお呼びし、被災後にどのような取り組みを、どのような思いで行ってきたのかをお話しいただき

    • 内防通信vol.4 | ケアとしての被災聞き取り調査

      うちぼうプロジェクトの活動日は不定期の水曜日。今回は、6月12日に行われた「うちぼう定例会」の模様をレポートします。今回も地域活動家の小松理虔さんをゲストに迎え、活動全般についてアドバイスいただきました。アドバイス、といってもみんなで毎回取り留めもない話をしたり、今後の方向性について話し合う時間になっております。 さて、今回の定例会の主要テーマは、ぼちぼち活動が始まった「被災証言の聞き取り」についてです。 すでにこちらの記事で、聞き取りライターの染矢優香さんがレポートして

      • うちぼう証言収集レポート | 証言集めで見えた課題と希望

        私たち「うちぼうプロジェクト」は、2023年9月の台風13号水害に遭ったいわき市内郷地区で「防災のまちづくり」の活動を行っています。いま最も力を入れているのが、被害に遭われた方々の証言をハザードマップに落とした「水害証言マップ」の作成です。 今月からは、このマップの要となる証言集めをスタートしました。内郷地区内で開かれているつどい「ふくみちゃんカフェ」に、うちぼうの収集ライターがお邪魔し、被災された方々のお話を伺っています。今回は、内郷在住のライター、染矢優香さんのレポート

        • お知らせ | 第2回内講開催決定 | ゲスト:平31区の皆さん

          私たち「うちぼうプロジェクト」では、月に1度、地域の防災の基盤となるようなコミュニティ形成を目的とした飲み会&交流&学習のイベント「内講」を開催しております。お酒も楽しみながら車座になってゲストの話を聞き、感想戦をじっくりと展開し、内郷のまちづくりについて考える企画です。 第2回「内講」の中身が決定しましたのでお知らせします。6月26日水曜日、午後7時より下綴集会所にて行います。ゲストは、平31区の江尻光芳会長をはじめ、区の3名の方にお越しいただきます。おつまみやお酒は各自

        まちはだれが守るのか | 第2回内講(ゲスト:平31区みなさん)

          こんなに楽しくて「防災」と言えるのか | 第1回内講(ゲスト:江尻浩二郎さん)

          5月29日、うちぼうプロジェクトの最初のイベントとなる「第1回内講」が開催されました。ゲストの江尻浩二郎さんとともに、夜遅くまで腹を抱えて笑い合い、時空を飛び越えて内郷への愛着を感じる夜。愛と笑いに溢れた一夜を、こちらでレポートしたいと思います。 今回初開催されたイベント「内講」は、内郷の防災のまちづくりプロジェクト「うちぼうプロジェクト」の一環で行われるものです。いわき市内外のさまざまな方にお話を伺ったり、共におしゃべりし合うことで防災のヒントにしちゃおう、という企画にな

          こんなに楽しくて「防災」と言えるのか | 第1回内講(ゲスト:江尻浩二郎さん)

          内防通信vol.3 | うちぼうを支える、デザインの下地づくり

          皆さんこんにちは。私たちは、2023年9月に起きた台風13号水害をきっかけに、いわき市内郷地区で防災のまちづくり進めている「内防プロジェクト」です。現在、毎月2回ほどの活動日を設けていて、さまざまな勉強会&意見交換会を進めているところです。 5月15日水曜日、3回目の会議が行われました。この日は、いわき市で美術家としてさまざまな活動をしている藤城光さんをゲストに迎え、プロジェクトのロゴやデザインの方向性について議論。地域に暮らす多くの人たちと関係性を築き、伝えやすいかたちに

          内防通信vol.3 | うちぼうを支える、デザインの下地づくり

          内防通信vol.2 | 内郷ならではの「災害の伝承」とは?

          福島県いわき市内郷地区は、2023年9月8日に起きた台風13号水害によって甚大な被害を受けました。その「台風13号水害」の記憶を継承し、内郷の市民自ら被災した人たちの証言を集め、その教訓をこれからのまちづくりに役立てていくのが、私たち「内防プロジェクト」のミッション。 内郷まちづくり市民会議が中心となり2024年4月から活動がスタート。今後、台風13号水害の記憶の伝承、証言の収集、さらには防災をテーマにさまざまな催しを開催していく予定でして、日々の活動を記録するついでに情報

          内防通信vol.2 | 内郷ならではの「災害の伝承」とは?

          内防通信vol.1 | 台風13号水害の経験をまちづくりの原動力に

          福島県いわき市は、2023年9月8日に起きた台風13号水害によって甚大な被害を受けました。市全体で2000棟近くの住宅が被害を受け、内郷地区も数多くの住宅で床上・床下浸水の被害、各地で土砂崩れなどが発生するなど、大きな被害を受けました。この水害で、1名の方が命を失っています。 <参考>災害直後のNHK記事 その台風13号水害の記憶を継承し、内郷の市民自ら被災した人たちの証言を集め、その教訓をこれからのまちづくりに役立てよう。でも、できるだけ楽しく、ポジティブな気持ちで(こ

          内防通信vol.1 | 台風13号水害の経験をまちづくりの原動力に