インドで出会った台湾人の友達

台湾人の友達から久しぶりに連絡がきた。彼とは昨年の年末、インドを旅している時に出会った。バックパックのイロハを教えてくれ、旅行中に注意すべきことも彼から教えてもらった。おかげでインド旅は大きなトラブルなく出国することができた。その1ヶ月後、彼とタイのチェンマイで再会を果たした話はまた別の機会に。

私自身、非常に警戒心が強いタイプである。ドミトリーで仲良くなった外国人とも基本連絡先は交換しない。一期一会を大切にしているのと、そもそもSNSで人と繋がるのが苦手という性格が表れている。しかし、彼とはすんなりLINEを交換した。私のLINEの友達は現在でも家族を含めて7名しかいない。

彼とは定期的に連絡をとっており、お互いの近況報告をしている。連絡不精の自分がここまで関係を続けていることに驚くばかりだ。きっとそれも彼の人となりによるものなのだろう。お互いの文化を尊重しながら、共通の価値観を共有し、異なる部分は尊敬し合う。そんな国を越えた交流ができることに感謝しながら彼からの連絡を眺める。

どうやら明日からチェンマイに1週間旅をするみたいだ。彼は2~3年仕事をして1年単位で世界を旅している。前回の旅の終わりが2月だったので、まだ在職中だ。しかし、身体と心を休めるために今日旅にでることを決断したらしい。今日決断して明日のチケットを取得し行動に移せる彼の胆力は本当に凄まじい。

彼とは多くの点で縁を感じる。引き続き彼との交流は続き、そしてまた再会する日も案外近いかも知れない。今年に立てた自分のテーマが「人との関わり」だったので、改めてうまくやれていると実感する。（これも彼のおかげではあるが）このような縁を大切にし、これからも関係を続けていきたいと思った。

今回は彼の旅の中継を楽しみにしながら、私も次の旅に向けて少しづつ準備を始めようと決意した。