見出し画像

BTSのホワイトハウス訪問に学ぶ影響力

5/31 BTSがアメリカのホワイトハウスを訪れました。今回は米国バイデン大統領からの声かけでBTSが呼ばれる形となっています。

米国内で増加するアジア系住民への憎悪犯罪(ヘイトクライム)の撲滅を訴える狙いがあり、リーダーのRMさんは英語で「アジア系への憎悪に反対し、アジア系を含む多様性を支持するという重要な課題を話し合うために来た」と語った。
https://mainichi.jp/articles/20220601/k00/00m/030/012000c.amp

人種差別は以前からあったことですが、新型コロナウイルスの発生源が中国からということでアジア人への憎悪犯罪(ヘイトクライム)が多発している現状について、意見交換を行うためとの事です。

BTSはビルボード1位を獲得するなど、アジア人アーティストとしては異例の成績を収めており、彼らの影響力を考慮しての人選でしょう。

BTSはバイデン大統領と面会する前に記者会見場で1人ずつ短時間メッセージを発した。「アジア系住民を標的にしたものを含めて、最近の憎悪犯罪の増加に心を痛めている。今一度、声を上げたい」「私たちは、異なる国籍、文化、言語を持つ世界中のアーミー(ARMY、BTSのファンを指す)のおかげで今、ここにいる」「違うということは間違いではない。平等とは、心を開き、あらゆる違いを受け入れた時に生まれるのだ」などと訴えた。
https://mainichi.jp/articles/20220601/k00/00m/030/012000c.amp

また、バイデン大統領はこう語ります。

憎悪は事実を隠蔽するだけだが、善良な人々が問題を言及して深刻さを指摘すると差別は減る

【何を言うか】も大切ですが、【誰が言うか】が、周りに与える影響、声が届く広さや響く深さに大きな影響を及ぼします。

今回のホワイトハウスへの招待は、BTSが努力し培った影響力を、最も美しく活用している例だなと感じました。

それと共に、影響力を得ることとは、責任を伴うことですね。

BTSほどの影響力を持つ人はそうは居ないと思いますが、人は誰しも身近な誰かに影響を与えています。

自分が周りにどんな影響を与えているのか?それを自覚し、できる限りポジティブなものにしていきたいなと感じるニュースでした。

#BTS  #ホワイトハウス #影響力

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?